★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-622 袈裟丸山 |
山行日 2012年5月16日 曇りのち晴れ 2名 コース 概略図はこちら 郡界尾根登山口→渡渉点(A)→(前袈裟丸山南尾根)→前袈裟丸山→後袈裟丸山→(郡界尾根)→郡界尾根登山口 前袈裟丸山南尾根のアカヤシオ 郡界尾根のアカヤシオ 相互リンクしているtomoさんの南西尾根-前袈裟丸山-後袈裟丸山-郡界尾根登山口と周回(2011/5/20)を参考に、袈裟丸山のアカヤシオの下見を計画した。のってきたのが同リンクしているサクラスミレさん、もともと最盛期に計画したのだが、どうも状況を掴むことが先決、と下見の山行となった、予定コースの累積標高差は850mである。。郡界尾根登山口7:30出発、1台県外車あり、少し大滝方向に下り、沢沿いの作業道に入る、沢の水量を気にしていたが、どこでも石の上を渡って行けそうだ。次は、渡ったあと取り付く小尾根である、左岸は歩けそうなので、まず渡って歩きながら見極めることとした、7:41渡渉開始。渡った場所は小さい水無しの沢を挟んでどちらとも大丈夫そうだ。足元に近い左に取り付き、尾根を目指す。新緑の間を小木をつかまりながら急登すると、ヤセオネがあり岩場に突き当たった。左は崖なので右へトラバースぎみに進み左上前方に目印を発見、尾根に出た、8:11。 郡界尾根登山口駐車場 概略図A点(写真ピンボケゴメンナサイ) 取り付いた小尾根から郡界尾根の八重樺原を見る 岩場を巻いて急斜面を進む 赤いリボンがあった 間もなく目指す前袈裟丸山南尾根に出る フタバアオイ、取り付いた小尾根で ヒメイチゲ アカヤシオが点々と咲いているが、散り始めている、強風にオチョコになって風下を向いている。一帯は雑木、アカヤシオの木は多いが、花が少ない、ハズレ年のようだ。尾根に沿って進むと、前方に小高いピークが見えた、すると開け郡界尾根が見渡せた。そしてアカヤシオの小群落に出た、見頃であるが風が強い、平均で5-8m/sec、瞬間最大風速15m/secはあるだろう。一段上ると小ピークではなく、肩のような地形だった。笹尾根となり、快適に進む、見頃から、蕾混じりとなりコメツガの樹林帯に近づくと、蕾となってしまった。 1300m付近のアカヤシオ、散り始めている、追い討ちをかけるように突風が襲う ミズナラベースの雑木の尾根 前方に小ピークか? ここにも目印が、 ピーク手前で見頃のアカヤシオ、 株は多いが花が少ない アカヤシオ、強風に風下を向く、背景は八重樺原 アカヤシオの小群落を撮るサクラスミレさん 小ピークは肩のような場所だった、後袈裟丸山、前袈裟丸山を正面に笹の林床を進む 若干蕾が増えてきた、風の凪いだ一瞬を狙う この一帯も満開になれば楽しめそうだ 前袈裟丸山東南尾根をバックに ガレた岩場を左手に狭い尾根筋を進む コメツガが現れると、アカヤシオは一部開花となる 笹原とコメツガの樹林帯を出たり入ったり、歩き易そうな場所を拾いながら進む。地形図では山頂直下の等高線が混み合っているが、樹林帯の中が歩きやすかった、平坦な場所に出るのかな、と思ったらもうそこは前袈裟丸山の山頂だった、10:17-10:31。 笹原、樹林帯、歩き易そうな場所をかきわけて前進 東南尾根の向こう、つつじ平方面のピークが赤く コメツガの森を急登、下方を振り返る 前袈裟丸山山頂に飛び出る 一等三角点 風を避けて休憩する人たちが7,8人、ザックを置いて後袈裟へ行ったと思われる人が4人、後続の到着者を入れると15人ほど居そうだ。軽食をとって西方向に進む、やっと日差しが戻ってくる気配、日光白根山が薄っすら、男体山、半月山もぼんやりながら見えてきた。八反張りを10:47通過、サクラスミレさんは珍しい花が好きだ、八反張りのユキワリソウが気になるようだ。探すとアチラコチラで芽を出していた、そして蕾みも出来ていた。空荷の4人と交差し、100mほど登り返して後袈裟丸山着、11:04-11:15。山頂には隣に車を停め郡界尾根から上ってきた男性1名、若い夫婦が奥袈裟丸山目指して進んで行った。いつの間にか上空は青空となっていた。 前袈裟丸山から後袈裟丸山 同、小丸山、まだ赤くなってない 八反張を通過、ユキワリソウ蕾が見えた 小丸山と雪の残る前袈裟丸山北面 前袈裟丸山を振り返る 辿って来た南尾根 後袈裟丸山から前袈裟丸山 後袈裟丸山の直下 後袈裟丸山山頂と案内図 小休止して樹林帯を緩やかに進み、尾根の分岐点から急降下する。左手に八反張り、前袈裟丸山、辿ってきな南尾根がコメツガの間に見え隠れする。樹林が薄くなって岩上に出ると、郡界尾根アカヤシオの最上部に出た。まだ蕾、赤くはなっているがまだ4,5日かかりそう。下るにつれ、開花した花が増えるが、上部では10%-20%だろう。中間はそろそろ見頃ってところかな、でも今年の蕾が少ない。混生するアズマシャクナゲは蕾を見つけるのが大変だ。開けばそれなりに楽しめると思うが、現時点ではものたりない、石祠12:20通過。 はじめは、コメツガの樹林帯を緩やかに進む 二俣に尾根が分れ急降下する 混生林に入るとアカヤシオが現れるが赤くなった蕾 シャクナゲの蕾はまだまだ、のようだ 笹原にコメツガとアカヤシオ、郡界尾根で一番ここがきれいかな、まだ3分咲き程度 石祠付近でアカヤシオはほぼ終わる 前後にシャクナゲが群生するはまだ開花してない 祠を過ぎると、アカヤシオはポツンポツンとなってしまう、ミツバ、シロヤシオは先の先、緩やかにアップダウンし八重樺原の笹原に出る。上ったコースと下ってきたコース真ん中に前・後袈裟丸山、その姿が青空の下、きれいだ、12:51八重樺原の三角点、13:03郡界と分かれて木段を降下。咲き始めたミツバツツジを探しながら登山口へ下る、13:18着。 後袈裟丸山と前袈裟丸山、辿った南尾根 芽吹きの始まった雑木林にオオカメノキが似合う 八重樺原付近の笹原 右尾根を上り、左尾根を下った 八重樺原の三角点 芽吹いたカラマツ林を抜ける これも期間限定、カエデの新緑が美しい 登山道脇にフデリンドウがチラホラ オオカメノキ、青空に映えて ミツバツツジ、登山口付近で開き始めていた 前袈裟丸山南尾根のアカヤシオ 郡界尾根のアカヤシオ 総所要時間は、5時間48分、今年のアカヤシオの蕾の少ないこと、全体が開花するまでに時間がかかることもあり、花見としてはイマイチだったが、花がもっと進めば全山で楽しめるのではないだろうか、追っかけシャクナゲ、ミツバツツジ、シロヤシオも咲くだろう。次は八重樺原付近でシロヤシオが開花してからが良いな。 |
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