気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”
sub3-636
燧ケ岳
  
山行日
    2012年9月14日   晴れ   単独

コース 概略図はこちら
    大清水休憩所→一ノ瀬休憩所→三平峠→三平下(尾瀬沼山荘)→長蔵小屋→長英新道登山口→俎(マナイタ)ー
    →柴安ー→俎ー→熊沢田代→広沢田代→御池⇒(シャトルバス)⇒沼山休憩所→沼山峠→長蔵小屋→尾瀬沼山荘
    →三平峠→一ノ瀬休憩所→大清水休憩所

【前編:大清水-燧ケ岳】            【後編:燧ケ岳〜御池、沼山休憩所〜大清水】へ
 浅い草紅葉を期待して、1年ぶりに燧ケ岳を目指す、上空を見上げながら、3:02大清水の駐車場を出発する。一ノ瀬までの3km余り、悪路を照らしながらと思ったら、地ならししてローラーをかけたようで、舗装道路より歩きやすい。そうか、この道を電動バスが走るとか書いてあった、そのお陰かな。3:47一ノ瀬休憩所通過、三平橋を渡って左折、尾瀬沼への登山道に入る、3:50。登山道に点々と破損箇所の注意を呼びかける赤い看板、なるほど、暗いこともあり破損箇所は慎重に足を運んだ。応急処置の跡も見えたが、ここを走ったら危ないですよ、特に下りは危険、静かにゆっくり歩きましょう、4:12岩清水、4:38三平峠通過。下って4:51三平下で尾瀬沼に出る。小屋の明かりは灯ってない、広場に人気はない。
  
  大清水のゲートを入ると                       直ぐに大清水登山口方向へ直進する

  
  ローラーをかけたて道を40,50分で一ノ瀬休憩所       その先三平橋を渡り左折、山間に入る

  
                    “この先、木道、階段、破損箇所あり”、の注意看板

  
  50分ほどで三平峠着                      10分ちょっと100mほど下って三平下(尾瀬沼)に出る

 白々明けてくる天空を眺めながら、ギッタンバッコンの木道を進む。雲はあるが、概ね晴れているようだ。長蔵小屋に近づくと、霧が漂い始め、みるみる湖畔を覆ってしまった、5:19長蔵小屋着。合宿のメンバーかな、湖畔を歩き回り散策していた、挨拶攻めにあう、間を抜け5:25北岸道分岐(道標:大江湿原)へ。そろそろ日の出を迎える時刻だ、大江川の一ノ橋に三脚を構え、じっと狙っている姿、顔の方向には大江湿原があり、何を狙っているのかな。湿原からオオシラビソの樹林帯をしばらく進む、樹間から浅湖(アサミ)湿原が見えてくるとそろそろ長英新道の分岐点である、小休止5:37-5:53。
  
               上空は明るくなり、燧ケ岳のシルエットを尾瀬沼対岸に見る

  
    霧が漂い始める                         沼山峠3.5km道標付近


  尾瀬沼に漂う霧と燧ケ岳


  尾瀬沼に漂う霧と燧ケ岳


  尾瀬沼に漂う霧と燧ケ岳

  
  長蔵小屋到着                            ビジターセンター前から燧ケ岳


  燧ケ岳を眺めながら北岸道分岐へ


  燧ケ岳を眺めながら北岸道分岐へ


  燧ケ岳を眺めながら北岸道分岐へ


  燧ケ岳を眺めながら北岸道分岐へ

  
  北岸道分岐点へ                         大江川の一ノ橋に三脚カを構えたカメラマン、狙いは?


 リンドウ、朝霧の中で


  三本カラマツと紅葉を始めたミネザクラ

  
  オオシラビゾの樹林帯から浅湖湿原が見えると        長英新道分岐点へ


  浅湖湿原で小休止 画像クリック拡大


   浅湖湿原と燧ケ岳、燧ケ岳に日が差したようだ


   浅湖湿原と燧ケ岳


   浅湖湿原と燧ケ岳


   浅湖湿原と燧ケ岳、白い花はイワショウブ

 分岐点に戻って、オオシラビソの樹林帯を緩やかに上がっていく。じめっとした道であるが、明るく、さわやかな感じ、森の中にも日が差し込み、徐々に勾配を増していく。やがて段差が大きくなり、V字&U字の道が繰り返され、大きな岩石が現れると急登する。しばらく急登が続き、オオシラビソにダケカンバが混じってくると隙間から、周辺の山並が顔を出す、そして眼下には真っ青な尾瀬沼が展開する。木段、ハシゴを上ると、裸地化したミノブチ岳山頂に出る、7:25-7:32。
  
               分岐点から樹林帯へ、しばらく緩やかに進むが徐々に急坂になる

  
  オオシラビソからダケカンバ混じりの森となり、会津駒ケ岳、日光白根山は隙間から見られる


   日光連山と尾瀬沼


   日光白根山と尾瀬沼

  
  大きな岩、V字にいぐられた道を上ると               木段、木ハシゴに出る

  
                        ダケカンバの大木が目を楽しませてくれる


   南面の樹高が低くなり眺望が楽しめる、日光連山と尾瀬沼


  日光白根山と尾瀬沼


 会津駒ケ岳〜男体山  画像クリック拡大


  道沿いには秋の気配、オオカメノキの実も熟れて、右上には色づいたナナカマド枝ひとつ


 足元には元気なリンドウ一株

  
 燧ケ岳俎ーを右手に                           木ハシゴを上れば

  
   裸地のミノブチ岳山頂に出る                  西方向にピラミット型の笠ケ岳


   ミノブチ岳山頂から北方向に赤ナグレ岳、俎ー、会津駒ケ岳


  南西に武尊山


   南に赤城山、富士山(直線距離で183km)


  南東方向に日光連山と尾瀬沼


   北東方向に吾妻連峰、磐梯山、安達太良山(直線距離で115km)   画像クリック拡大


    帝釈山〜赤ナグレ岳 画像クリック拡大


 会津駒ケ岳〜赤城山、富士山  画像クリック拡大

  俎ーから会津駒ケ岳、吾妻連峰、安達太良山、那須連峰、日光連山、皇海山、袈裟丸山、赤城山、そして富士山を遠望し、武尊山、笠ケ岳、赤ナグレ岳と大きく展望が開ける。ここからはナデッ窪コースを左から合せ、間もなく俎ーに辿り着く、7:53-8:53。眼下に広がる日光連山と尾瀬沼を見つめ、時の流れるのを忘れる。柴安ーへ移動し、至仏山と尾瀬ヶ原にまた感動、居合わせた人たちと山座同定、雲があって分りにくいのが面白い、自分なりに納得して別れていった。

  緩やかにハイマツの間を行く、燧ケ岳はすぐそこ


   枯死したダケカンバと俎ー

  
   岩を乗り越え                          ナデッ窪コースを合せ

  
                          ちょと急登して俎ー山頂へ


 日光連山と尾瀬沼の眺望、俎ー山頂から  画像クリック拡大


 同、武尊山、笠ケ岳、至仏山、尾瀬ヶ原


 同、会津駒ケ岳


  吾妻連峰、安達太良山、乳房山、那須連山   画像クリック拡大


 柴安ー〜会津駒ケ岳  画像クリック拡大


   越後三山


  燧ケ岳の右遠望、小沢岳、下津川山、ネコブ山、本谷山、越後沢山

  
  西側に下って登り返すすと                     燧ケ岳の最高峰、柴安ー


 柴安ーの眺望、男体山〜荒沢岳  画像クリック拡大


   同、笠ケ岳、至仏山と尾瀬ヶ原


  同、日光連山と尾瀬沼

 後続の方、御池から辿って来た人達、20人ほどに会ったかな、次は御池目指して山頂を後にする。


     【後編:燧ケ岳〜御池、沼山休憩所〜大清水】



  気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”