気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”
sub3-643
大源太山(新潟)
  
山行日
    2012年10月21日   晴れ一時曇り   2名(七ツ小屋まで)

コース
    旭原駐車場→謙信ゆかりの道分岐点→大源太山→七ツ小屋山→分岐点1544m→シシゴヤノ頭→合流点→旭原駐車場

 【前編:旭原駐車場-七ツ小屋山】      【後編:七ツ小屋山-シシゴヤノ頭-旭原駐車場】へ
 先週に続き、tomoさんと一緒の山歩きとなった。昨日、大源太山の誘いのメールを書いてから、送信しないで? 夕方になってtomoさんからTEL、「明日、毛渡乗越どうか」、「実は、時間的に制約があって、迷っていた・・・」、話は、大源太山に決まった。4:30に待合せ、旭原林道から終点の駐車場へ、薄暗い中5:43出発。「今は晴れているが、前線の通過で一時崩れる・・・」、とtomoさんは言っていた。2ヶ所渡渉し、急登がはじまる。
  
  旭原林道終点駐車場                       大源太山登山道入口

  
  杉林を通り北沢を渡渉、左岸へ                       間もなく謙信ゆかりの道を右手に分ける

  
  崩落場所をハシゴを登り大きなトチノキに出る          間もなく2つ目の渡渉、右岸へ、急登のはじまり

 雑木が薄っすら黄ばんで、所々にカエデから、真っ赤なポイントが林中に点々と模様をつくる。ロープの本数を重ねるごとに、徐々に黄葉が濃くなっていく、真横から見られたら面白そうだが。そして真っ黄色の木々に、といっても自然のなす業、色合いが複雑に変化しているのだ、美しき天然・・・・・、というところかな。
  
                                浅い紅葉の道

  
                       要所にはロープあり、徐々に黄葉が濃く









 汗ばんでくると、ブナの森に入る、道筋に大木も点々と、紅葉は少し早いかな。大きく広げた傘のような緑に、点々と赤系の枝先は見える、何時もつかわからない色、ブナからすれば瞬間的なのかも知れない。写真に、劣化著しい脳裏に焼付けゆっくりと高度を上げて行く。
  
                           ブナの紅葉も進んでいた

  
                          美しいブナの大木が点々と

               
                                ブナの黄葉

  
                           雑木の黄葉に混じってカエデも

 枝間から、樹間から、紅葉の進んだ南側の山並がチョコチョコ顔を出し、「どうだ」とばかりに目を奪う。山はどこら辺なのかな、少しずつ見え隠れする中で、帰りのコース、シシゴヤノ頭付近と気づく。下の方に滝も見えた、しかし、お見せできる写真はなかった。

               北沢を介して南側の斜面の紅葉




       シシゴヤノ頭の北面







 遠くの紅葉に目が走ると、足元を見逃してしまう。これも自然の業、私は言葉で表現できるだけのボキャブラリーを持合せていない。“綺麗”とか“美しい”で全てを代表させてしまう、学ぶには時既に遅しだ。でもデジカメが、その不足を代行してくれる、紅葉の錦にレンズを向けただ“押す”だけ、あとはご覧になった方にお任せである。

    紅葉も徐々に色濃く






     タカノツメの黄葉

 低木の尾根山頂がもう一息、見渡す山並も同様、紅葉が進んでいることだろう。曇天となった今、降らなければ良いが。岩場が点在する山頂付近の尾根、赤色が目立つようになった、カエデ、ツツジの類が多い。葉を落としてしまった木は見当たらない、ナナカマドもキチンと真っ赤な葉をつけている。山頂に数人の人影、七ツ小屋山方面から辿り着いたようだ。

   辿って来た尾根筋を振り返る


   七ツ小屋山と北面の紅葉


   登山道左側の谷


    大源太山山頂部が見えた


   数人の人影が・・・・


   更に上って、尾根を振り返る

 岩場の尾根、小さいアップダウンを繰り返し、情景に更に変化をつけてくれる。目の保養をしつつ、短いクサリ場を通って山頂に立つ、8:33-8:53。残念ながら眺望はイマイチ、谷川連峰がやっと見える程度、遠くの“燃える山”などまるで見えない、残念。早々に発っていく、山頂に見えたGr、紅葉の尾根に動的なアクセントをつけていた。

   山頂部の紅葉、


   曇ってしまい鮮やかさがイマイチ


   大源太山から七ツ小屋山に延びる尾根


  七ツ小屋山付近から西に延びる謙信ゆかりの道    画像クリック拡大



  
   大源太山山頂                             早くも旭原方面に下って行った


   大源太山山頂から南側の眺望、谷川岳方面


   大源太山山頂から南側の眺望、朝日岳方面

        
            大源太山山頂から七ツ小屋山方面

 山頂をあとに、連続するクサリ場を下る、紅葉は山頂部の岩とマッチ、感動も最高に。日曜日、行楽シーズンなのに会う人は意外に少ない。谷川連峰馬蹄形からちょっと引っ込んでいるせいだろうか、その分静かな山歩きができるのは良いが、天神尾根からちょっと引っ張ってきては如何だろう、この光景が、もったいない。振り返っては大源太山を眺めながら進む、小さなアップダウンのあと七ツ小屋山へ登り返すと日が戻ってきた、バンザーイ。輝きが全然違う、くすんだ茶色が真っ赤に輝く、素晴しい大源太様。笹道に出ると間もなく、清水峠からの道に合流、ほどなく七ツ小屋山着、9:56-10:03。

 七ツ小屋山方面へ下り、  紅葉は赤色が強くきれいなのだが、・・・


 直ぐ下のコブ


   辿って来た尾根方向

  
                             クサリ場、ロープが続く


     大源太山山頂部を振り返る


   鮮やかな紅葉、遠望きかず


   ベニサラサドウダンの紅葉

        
        そろそろ七ツ小屋山への上りにかかる


   大源太山を振り返る、


     弱い日差しが戻った感じ


   進行左手の谷側の紅葉、


   大源太山に日差しが戻る


   大源太山に日差しが戻る

  
    清水峠からの道に合流                      七ツ小屋山山頂着

  
   七ツ小屋山山頂から谷川岳方面に延びる尾根        同、付近から西側に延びる向かう尾根

  
   同、北側に延びる尾根、清水峠、朝日岳、白毛門      白毛門を目指してtomoさんは去っていった

 山頂の眺望はいまいち、ここからtomoさんは、CT7時間、清水峠、朝日岳、笠ケ岳、白毛門と歩き土合に下山する。私は、2時間半か3時間ほど、シシゴヤノ頭を踏んで、長いジグザグ道を下って旭原の駐車場へ戻る予定。足早に発ったtomoさんの後姿を見て、腰を上げる。

    【後編:七ツ小屋山-シシゴヤノ頭-旭原駐車場】へ

  気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”