★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-548 武甲山・小持山・大持山 |
山行日 2011年2月25日 晴れ 単独 コース 概略図はこちら 生川登山口(一の鳥居駐車場)→尾根合流点(五十一丁目)→武甲山→尾根合流点→橋立分岐→ シラジクボ(鞍部)→小持山→大持山→鳥首峠分岐→妻坂峠→生川登山口 南方向は天気が良さそうだ、あれこれ思案の結果武甲山一周となった、2007、2008と歩き、3年ぶりとなる。登山口から山頂まで、今の時期興味深いものはないが、山頂の眺望は格別なものがある。また山頂から小持山、大持山を通り、妻坂峠に至る尾根道は陽だまりハイクには絶好な場所だ。駐車場入口にあった、“工事中登山道通行止め”の板を気にしつつ、足元が見えるのを待って出発する、6:04。駐車場から少し進むと橋を渡って登山道に入る。かってはみやげもの屋、宿泊施設だろうか点々とあるが、営業は止めているようだ。沢に沿って10分ほど進むと林道に合流する、6:14。ここにも工事中の看板あり、“3/18まで工事(8:00-17:00)”とある、先ほど見た関連だろう、だとすれば、時間的にOKだろう。スッキリ、コンクリートのきつい勾配の道を沢に沿って真っ直ぐ上って行く。谷側に傷んだ数ヶ所にカッターが入れてあった、ここの工事かな。6:20シラジクボへの分岐点への道を分ける、しっかりした橋もあり、踏み跡もあった。この先で道は左へカーブして進むが、ここで登山道は真っ直ぐ木段を上って行く、6:29分岐点。 駐車場の先で橋を渡り登山道へ 林道と合流 3/18まで工事(8:00-17:00)となっているが・・・ 林道を進むとシラジクボ分岐点(橋あり、踏み跡もあり) 合流点の先で林道と登山道が分かれる 木段を上ると 間もなく橋を渡り 分岐点から5分ほど進む不動滝を正面に、右に石仏をみて左にカーブする、不動滝6:35着。ここに十八丁目の丁目石あり。武甲山は一の鳥居を一丁目、山頂の御嶽神社を五十二丁目として、丁目ごとに石柱が設置されている。近年直したと思われる新しいものから、苔むした古い時代のものまで、あるから面白い。この辺から杉森に入り、急斜面をジグザグしてしばらく進む。登山道の雪も高度とともに増し、大杉付近で凍結混じりとなる、7:02大杉の広場着。道標には標高1000m、山頂まで50分とある。 不動滝に出る 脇に石仏あり、十八丁目 杉森をジグザグ進み大杉に出る 道標に大杉の広場、標高1000mとあり ここを出て15分もすると、凍結混じりの雪がほぼ連続し、慎重に足を進めるが、その先を考え階段コースと一般コース分岐点付近で軽アイゼンを装着する、分岐点7:31。爪をつけるのは面倒だが、それはほんの一時、安心して歩ける、北側のガレバを横にジグザグして進み、7:47尾根道に合流、五十一丁目石あり。7:52御嶽神社、武甲山7:56-8:15。 爪なしで歩けないことはないが、階段&一般コース分岐点付近で装着 気温が上り解けつつあるが、やっぱりアイゼンを付けた方が歩きやすい 2本目の大きな杉通過すると 間もなく尾根合流点(五十一丁目) 尾根合流点(五十一丁目) 御嶽神社(五十二丁目) 両脇に一対のキツネ(?)、ガッチリした造り 鳥居脇に大きなヤマザクラ1本 キツネ(?)の後を回って 武甲山山頂へ 方位盤 この辺が一番高いかな?⇒標高1304m、詳しくはご覧あれ 秩父の街を眼下に 赤城山遠望 両神山 両神山〜比企丘陵 画像クリック拡大 上越国境遠望 画像クリック拡大 眼下の石灰岩採掘場 画像クリック拡大 早くも春霞だろうか、雲も若干あるし、遠望はイマイチくっきりしない。荒川沿いに霧の立ちこめる街は良いとして、上越の山は見えるには見えるのだが、残念な光景。柵に囲まれたスペースを行ったり来たり、腰を降ろす場所も見当たらず、重機の音を下に聞き、山頂を折り返す。ついでに、ログハウス調に造られた休憩所に立ち寄る、秩父の山々を眺めるにはよさそうだ、8:17橋立方面の分岐点着。ここから眺める大持山と小持山、なかなか迫力のある山容である。武甲山と鞍部、シラジクボとの標高差220mとこちらから眺める空間が生み出しているのだろう。アイゼンを付けたまま雪のない斜面を真っ直ぐ南方向に急降下し、小ピークを越えて鞍部のシラジクボ着、8:33。 ログハウス調の休憩場 南に下ると直ぐに橋立方面の分岐点 分岐点から大持山、小持山 分岐点から大持山、小持山 ここから向かう小持山の北面に入り、雪道となる間に小ピークが2,3ヶ所あるが、鞍部との標高差180mほど上る。時々立ち止まって、振り返り均整のとれた武甲山を眺め一息入れる。ブナやアセビの自生する細い尾根、汗を拭きながら奮闘する、途中10分休憩し、9:24小持山着。 小持山を正面に急坂を下ると 鞍部でシラジクボに出る ブナの尾根道をしばらく進む、前方に小持山 後方に武甲山 南方向から眺める均整のとれた武甲山 桧林と雑木林の間にアセビの小木を見ながら進み 桧林を抜け 細い尾根道となり露岩を越えながら進む 振り向けば武甲山、アセビの蕾が春を待つ尾根道 再びブナ林に変り、立ち止まっては武甲山を眺める 若干増した積雪は陽光にベタつき状態 小持山山頂が見えた 小持山山頂 小持山山頂から武甲山 小持山から大持山まで、1/25000地形図だと中間に1ケ所ピークがあるだけだが、実際には4,5ヶ所あったようだ、時々凍っていて危なっかしい場所を抜け、細い尾根道を進む。9:53中間の岩場で南から西方向を眺めて、大持山10:08-10:17。尾根筋から見えるブナと武甲山、何とも言えないホットな感じ。 時々危なっかしい場所を抜け、細い尾根道を進む 小ピークの岩場を巻く 急坂を上り、振り向いて武甲山に一息 大持山との中間の岩峰に出る、秩父、八ヶ岳遠望 画像クリック拡大 向かう大持山 西北になるのかな、両神山 岩峰で小休止 枯株の脇から登山道へ 小さい起伏のアップダウン 振り向けば岩峰 狭い岩の間を抜け、越えた方が早かったかな 細い尾根道を急登する 大持山山頂 北方向に武甲山、山頂部&尾根筋はブナ多し 秩父の山々、南西方向 尾根道を南方向に少し下り、10:22鳥首峠方面の道を右に分け、東方向に尾根を辿ると、再び雪道となる。意外や意外、この尾根の方が雪が深い。勾配が緩んだ所でカラマツ林から歩いてきた3座を眺め、10:44方向が少し変って、また雪の残る急坂を一直線に下る、10:58妻坂峠着。 雪の消えた尾根を南方向に進み 鳥首峠方面の道を分け 東方向の尾根を辿る 再び雪道となる カラマツ林から歩いてきた3座を眺める 小ピークで若干右寄りに変る 雑木林と武甲山 急坂を下る、下る、下って・・・ 妻坂峠へ 峠から武甲山、右端に砕石場 妻坂峠から一の鳥居まであと320mほどの下りだ。アイゼンもこの辺までかな、と思っていたが、雪道はまだまだ続き、二子林道の出合まで続いた、11:14出合着。林道を横切って人工林を抜けると再び林道に出る、11:22。もうここと一の鳥居は目と鼻の先、11:25一丁目基点の一の鳥居着。 またまた雪道が・・・、グシャグシャ 勾配が緩やかになると 林道二子線を横切る 人工林を抜けると 再び林道へ 一の鳥居は目と鼻の先 壱丁目の起点、鳥居脇 登山道通行止め、3月中旬まで、とある 総所要時間は、5時間21分、今時としては満足できる山行だったと思う。花が咲き、芽吹く頃、山は全く変った容(すがた)で迎えてくれるだろう、その時が待ち遠しい。 ご参考2007年、2008年、の同じような山行です。 |
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