気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”
sub3-586
後袈裟丸山
  
山行日
    2011年10月26日   晴れ   1名+ワンコ

コース
    郡界尾根登山口→八重樺原→P1415.1→石祠→後袈裟丸山→石祠→P1415.1→八重樺原→郡界尾根登山口
         (走れ!“忠治”の写真集111026と重複してます。)

 北関東の山の紅葉も1000m付近まで降りてきた。山全体を覆う紅葉の錦はきれいだ、しかし冬枯れの中に残った紅葉もまた風情があって好むところ。風が少々気になる予報であるが、ワンコを連れて後袈裟丸山を目指す、6:34後袈裟丸山郡界尾根登山口を出発。登山口の標高はおよそ1140m、日当たりが良いせいか所々島状に葉をつけた広葉樹が残っている。登山道に入ると、カエデを除いてほとんど落葉していた。郡界尾根に出る手前に、大きな岩があり丸太のハシゴがかけてある。連れのワンコは、板なら問題ないが、丸太を登るのは不得手だ、ここが猫とは大違い、横を歩かせ最後の3段を引張りあげた。ついでにもう一つ嫌がるもの、グレーチング(側溝の金属製の蓋)がある、これは犬のみならず鹿も避けるようだ。奥日光の志津林道を歩いた時、実験中の場所があった、郡界尾根道標、6:55通過。
  
    郡界尾根登山口                        若干紅葉の残る道


   袈裟丸山を背景に朝日を浴びて輝くカエデ








  
  どうやって登ろうかな?                       郡界尾根の出る

 ここからしばらく起伏の緩やかな笹原を歩く。この一帯を八重樺原というようだが、明示はない。残りものの目立つ紅葉樹林帯で笹原を分け入り散策する。登山道から眺める袈裟丸山は谷を挟んでなかなかの存在感がある。八重樺原の北端1440mの道標付近から僅かに下ってアズマシャクナゲ群生地に入る。尾根筋はコメツガ混じりの樹林帯とアズマシャクナゲ、東側は紅葉の残る急斜面でスイッチバックで木々を撮る、7:15三角点、7:32八重樺原道標、7:56石祠通過。

       八重樺原の紅葉         画像クリック拡大















    八重樺原から目指す袈裟丸山、左が後袈裟丸山、右が前袈裟丸山

  
 八重樺原の中心ほどにある三角点1415.1m             笹原から袈裟丸山


  同、袈裟丸山、沢をはさんで前袈裟丸南尾根


  同、袈裟丸山、左が後袈裟丸山、右が前袈裟丸山


   笹原から袈裟丸山

  
   目立つ白樺の大木                        八重樺原の北端1440m付近の道標


 



  
    尾根筋の登山道                          一部1m超の笹道あり




















  
                   石祠1482m、この辺からコメツガが多くなる

 ここから右斜面の紅葉、左尾根東側斜面のカラマツの紅葉を眺めながらしばらく歩くとコメツガの樹林帯を急登となる。今の季節何もなく、上へ上への足運びとなる。やがてうっそうとした樹林帯から抜け、目指す山頂部が眼前に現れる。緩やかに辿れば後袈裟丸山山頂1908mに出る、8:59-9:16。

   右斜面の紅葉


   左尾根東側斜面のカラマツの紅葉

  
                 前袈裟丸山、針葉樹の森に入りしばらく急登する

  
         前袈裟丸山                        岩場から赤城山

  
    急登が終わり緩やかに山頂へ                後袈裟丸山山頂部

  
  後袈裟丸山山頂                            後袈裟丸山山頂から前袈裟丸山

  
   同、前日光方面?                          同、赤城山

 山頂部はほぼ雲に覆われ、眺望は一部のみ、風強く時々ちらつく風花に寒さを感じ、早々に引き返す。10:10石祠、10:36八重樺原道標、ここまで下ると袈裟丸山の山頂部がクッキリ見えてきた、しかし風は相変わらず強い、瞬間的には15-20m/secあるだろう、ゴーゴーと音を立て、大枝が揺れる。登山道を外し、東斜面を歩き難を避ける、10:53三角点。笹原を分け入ってモミジを再び楽しみ、郡界尾根を11:11離れる。

 八重樺原から袈裟丸山







  再び八重樺原の紅葉













         

 

  郡界尾根を離れ木段続く登山道からの紅葉




   登山口付近の紅葉

 往路ワンコを引張りあげた丸太のハシゴ、抱きかかえて降りる。青空に映える紅葉を満喫しながら木段を下り、11:24登山口へ戻る。総所要時間は、4時間50分、チョッピリ残念だった山頂の天気、次回はいい顔を見せてくれるでしょう、そう期待しつつ家路へ。


  気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”