★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-565 後袈裟丸山 |
山行日 2011年5月24日 曇り 2名 コース 郡界尾根登山口→八重樺原→P1415.1→つつじ岩→石祠→後袈裟丸山→石祠→つつじ岩→P1415.1→ 八重樺原→郡界尾根登山口 前編:郡界尾根登山口〜後袈裟丸山 [後編:後袈裟丸山〜郡界尾根登山口+小中大滝]へ 当サイトと相互リンクをしているサクラスミレさんと袈裟丸山の郡界尾根を歩くことになった。花の進み具合と天気を気にしつつ、予定日が迫ってくる。曇り→曇り時々晴れ→雲り→曇り時々雨→雨のち曇り→雨のち晴れと猫の目のように変った。午後の晴れを期待して、赤城山経由で登山口に向かう。根利牧場からダート、しばらく快調に走り分岐点で右折する。ここから2kmほどだろうか、悪路に入る。しかし、腹を突くほどの凸凹はなかった。赤城山から時々ワイパーを動かしていたが、雨はあがったようだ。深い笹尾根の露払いの支度をして、10:31登山口を発つ。 八重樺原(郡界尾根)に出るまで、時々緩やかにはなるが、標高差で150mちょっと、急登の木段が続く。霧で視界は50-100mほど、新緑の中で紫色のミツバツツジが映える。散った花びらが高度とともに減り、ヤマツツジの蕾も形を変化させた、暑さに耐えきれず、帽子をハチマキに、雨具の上着はザックに収めた、10:57八重樺原着。 郡界尾根登山口 木段の急坂 登山口付近ではミツバツツジが落花 しばらく進むと満開 若葉に紫色のミツバツツジが映える 大きな岩の横をハシゴで上ればほどなく八重樺原 笹原に水を含んだメギノキの花 ここからしばらく、八重樺原の笹尾根を辿る。思ったより笹丈が低く歩きやすい。11:17、三角点1415.1m通過、若干下がって直ぐに登り返す。ダケカンバの大きな木が目立つ、左手の緩やかな斜面にシロヤシオの花を発見、帰路ゆっくり見ていこう、と前進する。霧のたちこめる幻想的な光景を目にしながら、緩やかなアップダウンを繰り返す。真っ白なオオカメノキの花が満開、森の中で一際美しい。ミツバツツジが出てくると、つつじ岩と刻まれた石柱を11:49通過。ミツバツツジはこの付近で開花始めたところ、間もなくアズマシャクナゲの群生地に入る。 霧にけぶる八重樺原の美しい森 霧にけぶる八重樺原の美しい森 カラマツの芽吹き P1415.1三角点 起伏の緩い笹原を行く ダケカンバの森が幻想的 ダケカンバの森が幻想的 きれいなダケカンバ 画像クリック拡大 オオカメノキの花 森の中に点々と咲くオオカメノキの花が美しい 画像クリック拡大 つつじ岩と刻まれた石柱に出る この岩のことかな この付近はミツバツツジが多い、これから開花 高木の樹形、低木ののびのびと枝を広げた姿から、冬場の積雪もあまり多くはないのだろう。しばらく緩い斜面で、シャクナゲの花を堪能、シャクナゲのトンネルを抜けると、石祠に出た、12:23。 つつじ岩付近からアズマショクナゲが現れる、石祠のちょっと上まで見頃、霧の森を照らす シャクナゲが次第に蕾を増してくると、アカヤシオの散り花も増して来る、そして両者の競演が始まる。両者一口に言えば“赤”、しかし濃淡あり、シボリ模様あり、そこに様々な開花状態の花がミックスされ、森の中は賑わいを増す。相変わらずオオカメノキの白いアクセントが利いている。しばらくして、高度が増すとアカヤシオの独壇場と化す。散り花も減り、自生地最高点付近では僅かに蕾が残っていた。 アカヤシオの散り花が目立ってくるとアズマシャクナゲとアカヤシオの競演がアチラコチラで シャクナゲのトンネルを抜けると 石祠に出る 蕾の多くなったシャクナゲがしばらく続く 競演するアカヤシオの散り花が少なくなっていく そして、アカヤシオの独壇場へと変る アカヤシオのトンネル アカヤシオの森 画像クリック拡大 自生地最高地点で若干の蕾が見えた アカヤシオがピタッとなくなり、コメツガの森の中を150mほど急登する。同行者はミツバオーレンが好きなようで、しきりに探している。私は空腹に耐え切れず、パンを出して食しながら急登に絶える。ついに、ミツバオーレンを見つけたようだ、しかし開花はまだまだ、先の様子、13:40後袈裟丸山頂着。 コメツガの森をしばし急登する 後袈裟丸山頂着 霧で遠望利かず、最高峰の方向 山頂にアズマシャクナゲ一輪 休憩タイムも食に徹する、八方眺めても霧未だ晴れず。でも、薄日が差し、微かに下方の家並みが目に入った。「青空はないが、晴れるかな?」、14:23山頂を後にする。 [後編:後袈裟丸山〜郡界尾根登山口+小中大滝]へ ★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ |