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荒山
  
山行日
    2011年11月14日    晴れ時々曇り    単独

コース
    三夜沢赤城神社→荒山→牛石峠→銚子伽藍→伽藍分岐→(つつじケ峰)→不動大滝分岐→不動大滝→
    忠治温泉→三夜沢赤城神社

 冬枯れのゆったりした尾根歩きをしようと三夜沢赤城神社から荒山を目指す、赤城神社駐車場6:55発。神社を参拝し小道を進み、壊れた林道に出る。赤松の倒木を避けしばらく進むと、急坂を一直線に上る。粘土質の道が濡れ落葉で滑りやすい、7:28櫃石分岐に出る。ここから右に入りピークを巻く、篠竹の生い茂る道、踏み跡は明瞭だが、いささか歩きにくい。突然広々した道に出るが一時、7:45櫃石方向からの踏み跡を合せ、間もなく赤城温泉からの道に合流する、7:55。道標があり赤城温泉1.6kmとある。
  
   三夜沢赤城神社                          壊れた林道を進む

  
    粘土質の濡れ落葉の道を進むと               分岐点、左が櫃石、右が巻き道

  
   篠竹の生い茂る道                        突然開けるが一時

  
                        所々、赤松林にカエデの紅葉

  
  櫃石方向からの踏み跡を合せ                  間もなく赤城温泉からの道に合流する

 ここから登山道は刈払いされ、眺望はないがゆったりした尾根歩きを満喫できる。5分ほど歩くと赤城温泉1.9kmの道標があり左から尾根道が合流する。明るい赤松の林中を残る紅葉を眺めながら真っ直ぐ北方向に進むと道標があり、正面の小ピークを巻くように登山道は左に曲がって進む。8:24、ここから登山道を外し、真っ直ぐ急斜面を直進する。右手には沢を介して長七郎山だろうか、枝間に見える、8:41小ピーク。左寄りに軽く下ると登山道に出るが笹とツツジが生い茂り歩きにくい、間もなく丸太の階段を上り荒山南尾根の休憩所に出る、9:02-9:13。
  
                    真ん中の凹んでいるが刈払いされている

  
  赤城温泉1.9kmの道標、左から尾根道が合流する。      V字になっているが両サイドを歩ける

  
                          紅葉を松林の中に時々見かける

  
    1150m付近で左に巻くが                    真っ直ぐ急斜面を直進する

  
  東に長七郎山?                           境界の杭が点々と


     東斜面のカエデ


     メギノキ

  
   平坦な小ピーク                          ここから荒山山頂を眺める

  
   左寄りに軽く下って登山道に出る               丸太の階段を上れば

  
     荒山南尾根の休憩所                      荒山山頂まで0.6km


   小屋脇のナナカマド

 ここから北方向に丸太の階段を上ると9:20ヒサシ岩、地蔵岳、長七郎山と南に伸びる沢山の尾根が雄大である。残念ながら薄い雲が多く遠望は利かない。この上は点々とした岩の間を上る、ツツジもすっかり葉を落とし、新しい芽が長い冬に備えているようだ、荒山山頂9:32-9:42。北の岩場からは鈴ケ岳と鍬柄山、遠くは微かに子持山が見える程度。東側からは地蔵岳、長七郎山、黒檜山と駒ケ岳が恥ずかしそうにチラッと山頂部を見せる、袈裟丸山もうっすら。

   ヒサシ岩から地蔵岳と長七郎山

  
                              ツツジと露岩の間を抜け

  
    荒山山頂へ                            山頂の三角点


   地蔵岳、長七郎山、黒檜山と駒ケ岳がチラッと

 ここから東側のヤセオネを下って、10:04軽井沢峠の分岐点に出る、10:09軽井沢峠、ここから県道を少々歩き、10:16牛石峠着。笹道を緩やかに上り牛石山1020、細い尾根から急斜面を下って、粕川右岸に出る。ここは銚子の伽藍上部である、10:32-10:40。ここから細い尾根道を辿り笹の道に出る、しばらく進むと横引峰とつつじケ峰、銚子の伽藍の分岐点に出る、10:57-10:09。つつじケ峰は上ってきた荒山の南尾根の2本東の尾根(県道の尾根を入れて)である。
  
                            東側のヤセオネを下る

  
                      樹間から長七郎山と鈴ケ岳と鍬柄山

  
    軽井沢峠分岐点                          まん丸なヤドリギ

  
    軽井沢峠

  
   県道を歩き牛石峠                          緩やかに笹道を進み牛石山

  
  樹間に長七郎山                          ヤセオネから斜面を下れば

  
                          銚子の伽藍上部に出る

  
                            左岸に回って覗き込む

  
   細い尾根を急登し                        笹尾根に出る

  
      地蔵岳、長七郎山                      牛石山、荒山

  
   横引峰とつつじケ峰、銚子の伽藍の分岐点           ここにもナナカマドの実が残っていた

 ここから南方向にヤセオネを急降下する、右手に粕川、左手に大猿川の谷を見ながらスリリングな下りである。11:14さねすり岩、11:28大きなブナの木、この辺から勾配が緩くなる。登山道の一部崩落ヶ所を過ぎると、紅葉がチラホラ残っていた。赤、黄と降下するにつれて華やかさを増していく、12:02不動大滝分岐、この付近の西斜面は素晴しい。
  
   ヤセオネを急降下                            さねすり岩

  
   ヤセオネが点々と                         牛石山と荒山

  
    笹尾根の急斜面を下ると                      大きなブナの木

  
   崩落地点を過ぎると                         チラホラ紅葉が残る












  
   桧林の西側を通り                          色濃く残るカエデの紅葉


















  
                              不動大滝分岐

 ここから笹の斜面を薄い登山道を辿り進むと下方に林道の工事場が目に入る。真っ直ぐ下り工事関係者に通行をお願いする、12:09。昼時でもあり、「気をつけて・・・」、となり最短で粕川沿いの登山道に出る、12:13、不動大滝12:18-12:30。誰もいなかった滝に観光客がチラホラ、滝沢不動の駐車場、忠治温泉からやってきたとか。





    不動大滝分岐付近の紅葉

  
                     笹の斜面を工事場目指し一直線に下る

  
   工事場から登山道に降り立つ                  貸す川沿いに進み

  
                             足場で作った橋を渡り


   赤城不動大滝、小沼から粕川を下りここで一気に50m落ちる

 

    

    








  
  滝の白糸、とか書いてある                     黄葉の残る道






  
        頭上注意、右岸の工事場                これを渡って三宝堂分岐へ








    登山道から見下ろす紅葉もなかなか

  
    深い落葉を踏んで                         忠治温泉に出る

  
   忠治温泉付近の紅葉が残る山並                  出発点の赤城神社

 粕川沿いに下り、12:45三宝堂分岐点通過、紅葉を見下ろしながら山腹の道を下り13:12忠治温泉着、道路を歩き13:45出発点の赤城神社に戻る。総所要時間は、一回り6時間50分、冬枯れの道と残る紅葉、大滝まで眺めて、満足なハイクであった。残り物の紅葉、まだ1週間は楽しめそうだ。


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