★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-609 鍋割山・荒山・地蔵岳(赤城山) |
山行日 2012年月日3月12日 晴れ、風強し 単独 コース 概略図はこちら 大河原(旧料金所跡)→鍋割山登山口→鍋破山前不動→鍋割山→荒山高原→荒山→(山中ショートカット) →軽井沢峠分岐→荒山→(山中ショートカット)→県道大胡赤城線→八丁峠→地蔵岳→新坂平→(県道前橋赤城線) →大河原 赤城山の天気、やっと晴れたけれど風が強くなるとか。鍋割山の先と地蔵岳は吹かれるだろう、あとは何とかなるだろう。7:44、大河原の旧有料道路料金所跡を出発する。林道に入り最初のカーブを過ぎると結構な勾配で山腹を上る、眺望が開け振り向けば、前橋の街、榛名山が良く見える。間もなく三叉路に出て左折、林道東大河原線に入る、8:00。左に榛名山を見ながら進む、凍りついた雪が路上に出てくる、峠を過ぎると量も増すが避けながら進む。鍋割山を松の枝間に見えてくると林道鍋割相吉線に突き当たり左折間もなく鍋割山登山口に出る、8:33。 大河原、旧有料道路料金所跡 林道を歩き山腹から前橋市街地を眺める 同、榛名山 林道東大河原線に入る(左) 峠を越して緩やかに下る、目指す鍋割山を眺める 林道鍋割相吉線に突き当たり左折 間もなく鍋割山登山口に出る 鍋割山を正面に、公園風な場所を抜け、左右にハイキングコースを分ける。篠竹の道からクマザサの道を通りミズナラの多い落葉樹林帯に入り急登する。振り向けば真っ白い浅間山と榛名山が美しい。このコースを歩く人は少ないが、昨日かな・ 数人歩いた跡があり、所々で凍り付いている。うまく、引っかかる場合は良いが、滑り台になることもある。樹間に岩場が見えてくると、一段と勾配を増し、凍りついた踏み跡に慎重を要す、間もなく鍋破山前不動に突き当たる。大きな岩の陰に、奇妙な顔をした不動尊が建っている、9:20。 緩やかに進むと正面に鍋割山 篠竹の間を抜け クマザサの道となり 落葉樹林帯に入り急登する 西に浅間山、榛名山を眺める 岩峰を前方に見ると一段と勾配を増す、踏み跡が凍りつき慎重を要す 鍋破山前不動のある大きな岩に突き当たる ここから平坦地にでるまで、慎重を要した。急斜面でトラロープはあるが、切れ掛かったところもあり、掴むと折れるような感じがする(ロープの氷が動いているだけかも知れない)。アイゼンをつけてしまえば良いのだが。ここを通過すれば、南側のルートに突き当たる、9:32。ここから山頂まで、斜面は低木が少し生えているだけで西〜南の眺望が良い。急な木段を上って鍋割山山頂に立つ、9:41-9:46。山頂には、南から上って同時に着いた男性一人、微かに見える東京スカイツリーを納得いくまで説明してやった。風の音は聞こえるが、丁度樹林が防いでくれている、こんな状態で歩ければ良いが。 大きな岩を左に巻き急登する、ここも凍っていた 緩やかになると 南側のルートに合わさる 低木の間から西〜南の眺望良好 浅間山、榛名山がきれいだ 木段を上れば 鍋割山山頂 鍋割山山頂から出ると、凍りついた踏み跡が連続する、思い切ってアイゼンを装着する。緩いアップダウンを2,3ヶ所通過する。鈴ケ岳の眺められた尾根筋、まともに風を受けカメラを持つ手が揺らいでいた。大きな吹き溜まりの出来る場所、今年は少なかったようだ。荒山高原への下りに入り、男性1名すれ違う、もう誰にも会わないかと思っていた、10:21荒山高原着。 凍りついた道はアイゼンをつけた方が歩きやすい 緩やかにアップダウン、荒山が正面に現れる 左手に鈴ケ岳 子持山、小野子山、霞む上越の山 小ピークから地蔵岳と荒山 小ピークから地蔵岳と荒山 小ピークから鈴ケ岳、地蔵岳と荒山 画像クリック拡大 振り返れば浅間山、榛名山 少々下って荒山高原へ 荒山高原から荒山 ここから今日の入山者1,2名の踏み跡あり、アイゼンが効いて歩きやすい。大きな赤松を過ぎた風のないところで小休止8分、付近の5,6mある木が大きく揺れていた、瞬間的には20m/secほどありそう、平均で7,8m/secぐらいかな。吹き溜まり帯を抜け、岩場を急登し、荒山山頂に出る、11:18。 しっかり踏まれた跡を行く 大きな赤松、鍋割山を西方向に 大きな吹き溜まりがアチラコチラに 低木の緩やかな斜面、雪の溜まり場 岩場がでてくるとしばらく急登 緩やかになって荒山山頂を踏む 東側から地蔵岳を眺める ここから南へ下って荒山東面をトラバースするか、東に尾根伝いに下るか、と考えたがどちらもトレースはないだろう。この時期東側から荒山山頂を目指す人はいないと思う。どうせないなら、急斜面をショートカットしてトラバースコースに出て、軽井沢峠の分岐点を目指す、距離的には分岐点まで500mはないだろう。枝尾根っぽい場所を選んで降下開始、小木に掴まりながら進む。すると先が崖で行止まってしまった。右に下って崖の下を巻き左に戻りながら降下した。するとそこは道らしい感じ、前後見通すと土留めを発見、道に出た、11:40。道は、時々30-40cm入りながらも、緩やかに進み目標のポイントに出た、軽井沢峠分岐11:57。(後で地形図を見たら、道に出るまでの斜度37°だった) 東側の急斜面をショートカットして下の道に出ようと進む 枝尾根を下ると先端は崖 右側の斜面を小木に掴まりながら下る 土留めを見て一安心 分りにくい正規のルートを進む 荒山山頂、緩やかな斜面(荒山東の尾根)が見えてくると間もなく軽井沢峠の分岐点 立ち入り禁止の尾根入口 軽井沢峠の分岐点 ここから三途の川を目指して北方向に入ったが、また、斜めに下降し県道大胡赤城線に出た、12:01。偶然かな、ここまで道路上にトレースがあった。トレースを辿り、12:06三途川、ここからは複数の人が踏んだ形跡あった、八丁峠12:34-12:43、道路に腰を降ろし小休止。 三途の川方面に入り道路目指してショートカット 出た場所から軽井沢峠方向を見る 地蔵岳と道路 三途の川付近、ここから踏み跡バッチリ もくもくと八丁峠へ進む、長かった 八丁峠、小沼に向かって撮る 八丁峠には車が4台、人影はなかった。黒檜山を見上げる、霧氷かな? 沢山のトレースが並ぶ地蔵岳斜面、皆さんの楽しんだ跡、比較的安定したトレースを辿る。下ってくる人5,6に会い、ヘアピンを5回繰り返して緩やかに東斜面を巻くように山頂へと進み地蔵岳、13:11-13:20。上越国境の山並は見えないが、武尊山は微かに、上信はほぼ見えていた。山頂にはもう人影はない、吹かれることを覚悟した山頂だったが、時々10m/sec程度の風、カメラ操作には支障があるが、顔で受ける風には冷たさはない。大沼には点々とワカサギ釣りのテント、条件付のようであるが、欠かせない赤城の風物詩、西側へ回り込んで新坂平目指し、トレースを辿り進む。 八丁峠から黒檜山 登山道、どの踏み跡を辿ろうか 振り向いて長七郎山、小沼を眺める 小地蔵岳の左遠方に前日光の山 駒ケ岳との間に袈裟丸山 ヘアピンを5回繰り返して 緩やかに山頂へと進む 駒ケ岳、袈裟丸山 小地蔵岳長七郎山、小沼 山頂付近から駒ケ岳、袈裟丸山 山頂付近から駒ケ岳、袈裟丸山、男体山の頭 山頂付近から駒ケ岳、黒檜山、小黒檜山 地蔵岳山頂 山頂のアンテナ群 山頂から武尊山 同、駒ケ岳、黒檜山、小黒檜山と大沼 同、黒檜山 同、大沼、釣りテントが点々と 霧氷 霧氷 山頂西側から浅間山 同、草津白根山付近 トレースがしっかりしていて、あっという間に見晴駐車場分岐点へ、11:30。間もなく牧場の柵が現れ、沿ってしばらく進む。勾配が徐々に緩やかになり雪原に出る、新坂平の駐車場である、回り込んで鈴ケ岳の近い所でアイゼンを外す、13:44-13:52、紐が凍りつき外しにくかった。道路の雪は全くなく、重い登山靴だけど、快適に下れるだろう。白樺越しに眺める地蔵岳をカメラに収め、ゴール目指して出発。 新坂平目指して下る 正面に鈴ケ岳、上信越の山遠望 スノーシューで固められていた 尾根伝いにスイスイと 見晴山展望台P分岐 この辺から緩んでツボ足 荒山山頂部を樹間に 牧場の柵に沿って進むと 間もなく新坂平駐車場に出る 県道前橋赤城線を下る、白樺と地蔵岳 同、地蔵岳 地蔵岳が見えなくなると、荒山の尖った姿、これがなかなか素晴しい。運転していては見られないだろう。14:13一杯清水バス停、14:30標高1200m地点、14:55姫百合駐車場、14:59標高1000m地点、15:24標高800m地点、15:37標高700m地点通過、大分出発点に近づいた。 荒山もカッコイイ 道路の雪は解けていた 一杯清水バス停 標高1200m地点通過 姫百合駐車場通過 標高1000m地点通過 標高800m地点通過 標高600m地点通過 大河原橋を渡る 出発点の大河原から鍋割山山頂部 定期バスに抜かれて、15:50標高600m地点通過、大河原橋を渡って、16:02出発点に戻る。総所要時間は、8時間12分、このうち県道前橋赤城線が約12kmで2時間10分を要した。路上歩きを除いたら、概ね5時間の山行、ハードには感じない、しかし、路上を入れたそれは些かきつかった。 |
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