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黒檜山・駒ケ岳・長七郎山・地蔵岳(赤城山)
  

   (後編)鳥居峠〜長七郎山〜地蔵岳〜黒檜山登山口    (前編)黒檜山登山口〜駒ケ岳〜鳥居峠へ

 小沼方面の登山道に取り付く、ヨッコラショイ。藪でなかなか取り付く位置が決まらない、先ほどの男性が支度しながらこちらを見ている。やっと薄い場所から進入開始、雪質は新雪と古い雪の二層になり、下の層は若干しまっているようだ。雑木の間を縫って上がって行く、勾配は徐々に増していく。樹間から黒檜山が見えてくると一番きつい所だ。深い雪に左内腿が痙攣、しばらく立ち止まって回復を待つ。左をかばってしばらくすると、今度は右内腿にきた。また同様な対処、ジグザグ切って負担を減らし歩くと、間もなく山頂付近の平坦な場所に出てやれやれ、12:00小地蔵岳着。
  
   雑木の間を縫って上がって行く、前方              後方


    振り向けば駒ケ岳

  
     勾配は徐々にきつく、前方                   後方


      樹間から日光白根山、皇海山


    袈裟丸山が視界に入り


   黒檜山が顔を出すと小地蔵山の山頂は近い

  
                 山頂部にさしかかると勾配は緩くなる

  
  振り向けば雪庇の際を歩いていた               駒ケ岳は黒檜山と一体になった感じ

  
             ほどなく小地蔵岳山頂着、昨日スノーシューで歩き回ったのかな

 東方向に下って、12:05小沼からの道を合わせ、長七郎山山頂まで雪庇を眺めながら、緩やかに上る、山頂着12:28。山頂には7,8人、スノーシューを楽しみにやってきた方が多かった。ここから西北方向に樹林帯を下り、小沼の沼畔に出る。雪は40-60cmほどありそうだ、長七郎山の西斜面も岩石のゴロゴロした場所が多いが、雪の下、快調に下る。しかし、平坦になった所でブレーキ、深い雪に汗をかいた、12:40小沼畔着。
  
   小地蔵岳から長七郎山                     小沼方面からの道を合わせる

  
  正面に長七郎山を見ながら進む                 左の崩落斜面から日光白根山〜袈裟丸山

  
                            振り向けば小地蔵岳と地蔵岳


     緩やかに潅木の間を進むと再び黒檜山を北方向に


     雪庇の向こうに長七郎山


   この暖かさに垂れ下がった感じ



        











  
   この雪庇に足をかけたら                    ズボン!!

  
  長七郎山山頂                           後ろは黒檜山

  
   長七郎山山頂から日光白根山、皇海山、袈裟丸山      同、地蔵岳

  
    同、大沼と上越の山々                    同、荒山、浅間山、本白根山


  樹間に地蔵岳、小沼を見ながら一直線に下る

  
      下る斜面                           後方

  
    出た、小沼へ                            小沼Pに向って真っ直ぐスノーシューの跡

 丁度小沼駐車場方向にスノーシューの跡あり、若干歩きやすいので、1/3ほど歩き、道標が見えたので角度修正して八丁峠に向う、スキー、アイゼン、スノーシュー、スパイク付の靴跡と色々楽しんでいるようだ。道標付近で登山道に這い上がり、八丁峠12:55-13:08。小休止して地蔵岳に向おうとしたら、先ほど長七郎山山頂で会った方がやってきた。この方は鳥居峠で会い、長七郎山の山頂で、また地蔵岳の山頂で会いそうだ。踏み跡の沢山残る地蔵だけ斜面を進む、小沼が徐々に姿を現す、光景に本日の残りの登り距離を推定する。ジグザグの道を4、5回繰り返すと、あとは緩やかに進み地蔵岳山頂、13:31-13:44。
  
   八丁峠目指して進む                     八丁峠で小休止

  
   八丁峠から黒檜山と駒ケ岳                  地蔵岳に向う道

  
     真っ直ぐ進み、振り向けば長七郎山           と小沼

  
              ジグザグを4,5回繰り返し緩やかに山頂へ向う

  
     山頂部東端のケルン                     地蔵岳山頂


   地蔵岳山頂から上越の山と大沼


    同、黒檜山と大沼

  
   ワカサギ釣り、西                         東


    ワカサギ集落を地蔵岳山頂から

 山頂の天気は雲が多くなったが遠望は利く、上越の山々、尾瀬の山、浅間山などなど。眼下に見える大沼のワカサギ釣りのテントが大分少なくなった。居合わせた方と山座同定、納得していた。そんなことをしていたら、例の方がやってきた、そろそろ最後の下りに入る。眼下に見える小ピークまでは登山道に沿った道である、トレースもバッチリだし、1時間もみておけば黒檜山登山口まで戻れるだろう。

   一段下がって大沼を一望、樹林帯に入る

  
     手前の小ピークを目指して                 樹林帯を下る


   小ピークから黒檜山と駒ケ岳

  
 小ピークから赤城少年自然の家を目指して下る         急斜面を一直線に

  
           時々方向修正、黒檜山と赤城少年自然の家の位置関係で

  
    徐々に勾配が緩やかになる                 足の負担は増加するが、もう少しだ

  
    あっという間の下り道                     目標のバス停に出る

  
      赤城少年自然の家の間から               沼畔へ


  氷上を赤城神社西側の駐車場目指して真っ直ぐ進む、時々氷の下で、ボコン、ボコンと音がする


  小地蔵岳とワカサギ釣り

  
赤城神社に近づいた所でビシッ、と氷が割れる音がした、大丈夫?      ここで道路に出て、本日の山行を終える

 13:51小ピーク、ここから登山道を外して赤城少年自然の家を目指し、森の中を一直線に下る。目標物が見えなくなると、近くに第二、第三の目標物を見つけ小まめに修正を繰り返す。あっという間に斜度の大きい所は通過し、道路に近づいた所で深い雪に往生、14:17目標のバス停に出る。赤城少年の家の西側を回りこんで大沼の氷上に立つ、14:24。残りは目と鼻の先、赤城神社の西の駐車場を目指し進む、時々氷の下からボコンボコンと音が聞こえる。どこから伝わってくるのだろうか、つり場所からか、それとも歩く振動からか、気持ちが悪い。赤城神社に近づいた時、ビシッ、と氷が割れる音がした。ビックリしたが、逃げても仕方ないだろう。温度の変化で、自然界では常に生じているのではないか、と思ったが、どうなんだろう。大沼から上がり、アイゼンを外し道路を進み登山口に戻る、14:45。総所要時間は、7時間25分、夏山だと結構歩きまわれる時間だが、冬山のこと4ピークを最短距離で結んだだけだった。予定したコースとは逆コースで黒檜山が加わり、それだけ楽しみも多かった。

(前編)黒檜山登山口〜駒ケ岳〜鳥居峠へ


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