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赤岳(八ヶ岳)
  
山行日
    2011年8月17日  曇り一時晴れ   単独

コース   概略図はこちら
    美ノ森駐車場→県道615号線終点→登山道合流点(パノラマリフト山頂)→賽ノ河原→牛首山→扇山→
    主稜線合流点→中岳ルートとの合流点→赤岳山頂→県界尾根分岐点→大天狗→小天狗→登山道入口→
    大門沢林道入口→美ノ森駐車

                 この山行で逢った花へ

 茅野市、北杜市予報が晴れ時々曇り、降水確率30%、晴れることを期待して夜中の高速を走り、R141から美し森駐車場へ、少々仮眠して5:04出発する。県道615号線(美し森清里線)を真っ直ぐ赤岳の方向に進む、まあまあ山頂は見えている、5:34県道終点(標高1,745m)着。ここから右の大門沢林道を進むのが県界尾根コースであるが、左に入りスキー場を突っ切って真教寺尾根に出られそうだ、と変な考えを浮かべた。駄目もと、早速斜面を登りつめユリ園に出た。そこから高圧柵に沿って笹を漕いで進み、最上部のリフトの所で登山道に出た6:03、賽ノ河原6:13、時間的には正規ルートを辿っても同じようなものだろう。
  
                               美ノ森駐車場

  
   県道615号線を赤岳の方向に進む                道路の終点、右が県界尾根コース入口

  
  スキー場内を進む、正面が赤岳                   南方向には金ケ岳と富士山がうっすら見えた


    ユリ園の柵に沿って進み

  
    スキー場最上部(標高1,900m)で                真教寺コースの登山道に出た

  
  賽ノ河原、単なる裸地で後が牛首山、右奥が赤岳             牛首山まで1.5時間

 カラマツとコメツガの混生林から岩混じりの急坂を登る、たっぷり汗をかいて緩やかさを感じると牛首山山頂着、6:59。一部南方向の眺望あり、三ツ頭、権現岳、旭岳が見えた。 緩やかに下り登り返すと扇山山頂、7:11。ここから時々赤岳、権現岳を眺めながら、小ピークを2つ、3つ越え赤岳直下に出る、7:31。
  
                カラマツとコメツガの混生林から岩混じりの急坂を登る

  
                    たっぷり汗をかいた頃、2280mの牛首山に出る

  
                    緩やかに下り登り返すと扇山2357m山頂


    権現岳、旭岳


     権現岳、旭岳


    赤岳、山頂部に雲がかかる


    赤岳直下付近、セリバシオガマが登山道に沿って自生している


    赤岳がかろうじて現れる、左が竜頭峰、中央が山頂、その右に頂上小屋


    赤岳山頂部

 徐々に勾配を増し、 見通しの利きそうな岩場に出るが権現岳方向のみ、ダケカンバの森を抜け、ハイマツ帯に入ると間もなく、クサリ場が連続する、最初のクサリ場8:36。足場の取れない70度位の急斜面もあり、体重をもろに両腕で支えて上る感じとなりきつい。下って来るハイカーに4,5名会ったが、マイペースで歩けて良かった、9:08主稜線へ合流。竜頭峰の西側を巻き、9:18中岳からのコースを合せ、9:23赤岳山頂着。
  
    見通しの利きそうな岩場に出るが・・・               そこから下方、扇山と牛首山


    シラビソの立ち枯れ帯を抜け


   ダケカンバ

  
    ハイマツ帯に入る                             三ツ岩と権現岳、手前は赤岳天狗尾根

   
       最初のクサリ場(斜度70度ほど)、ここから主稜線に出るまでほとんど連続する


     三ツ岩、権現岳、旭岳、手前は赤岳天狗尾根


     三ツ岩、権現岳、旭岳、手前は赤岳天狗尾根

  
   クサリ場の上方                         下方、右が真教寺尾根、左が県界尾根

  
                            主稜線の合流点が見えた
 
  
    主稜線の合流点                         南峰、竜頭峰を西側を巻き

  
    中岳からのコースを合せ                     赤岳山頂へ、ガスって眺望無し

 多少視界の良い場所を探しつつ頂上小屋へ、県界尾根分岐点9:27、そのまま県界尾根コースに入る。時々立ち止まっては、小休止しながら連続するクサリ場を下る、10:07最後のクサリ。潅木からダケカンバ帯に入る、10:12。ここから眺望の乏しい針葉樹林帯の中を緩やかに下る、10:31大天狗、11:11小天狗、ここで野辺山方面と清里方面に分かれる。
  
                      赤岳頂上小屋から東方向に伸びる県界尾根

  
                    主稜線を歩くハイカーを霧の中に見る

  
     最初のクサリ場(下方)                     赤岳頂上小屋WC(上方)

  
    ハシゴを下ると                 キリがとれて赤岳展望層が見えた、展望荘分岐点から

  
                             ハシゴ、クサリの連続

  
                             ハシゴ、クサリの連続、ここで終わり

  
   ハイマツ帯からダケカンバの森へ            下方右手に上ってきた扇山、牛首山

  
                          ダケカンバからシラビソの森に

  
    ゆったりした尾根歩き、残念ながら眺望に乏しい         樹林帯の中に大天狗

  
   ちらっと見えたが山頂部はガスっていた            下方は晴れているようだ

  
     小高い小天狗                         野辺山、清里の分岐点

  
                             枝尾根を急降下する

  
  カラマツ林、笹道にでると                    間もなく県界尾根登山口

  
    小道から                            大門沢林道へ

  
    林道入口の道標“県界尾根 赤岳ニ至ル”                   終着、美し森駐車場

 枝尾根を急降下し、緩やかに笹道を進むと県界尾根登山道入口へ、11:37。凸凹した大門沢林道を大門沢に沿って下る、堰堤を4つ、5つ過ぎると大門沢を渡り間もなく県道615号線終点に出る、12:00。ここで一周、スピードを上げて走る車を避けながら、歩いていたら長い棒と網をもった人に会う、尋ねたら樹上のキノコ採りをしているとか、知る人ぞ知る珍味のようだ、12:38美し森駐車場着。総所要時間は、7時間34分、眺望のない赤岳往復でCTより1時間ほど早かった。最近では西側の美濃戸から入り赤岳、横岳、硫黄岳を周回する日帰りが多かったが、天候が良ければこのコースも楽しめそう。富士山、南アルプスを展望しながらまた歩くとしようか。

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