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sub3-437
姥穴山

  
山行日
    2009年3月24日   晴れ   単独

コース 概略図はこちら
    足利市小俣町叶花集会所→カタクリ群落→西側の尾根鞍部→A点→白葉峠分岐→姥穴山→白葉峠分岐→A点
    →B点→叶花集会所

 昨年12月石尊山の西の尾根を歩いた時に、標高320m付近にヤシオ山と書いた道標があった。見渡すとアカヤシオが点々と生えていた。本日はカタクリとアカヤシオを見ながら、前回踏まなかった姥穴山372mを目指す。帰路は同じ道をそっくり引き返すのは面白くないので、稜線から南東にのびる岩尾根を下って一周する。

 11:10、叶花集会所の駐車場から小俣川を渡り、田んぼの畦道を辿り、登山道に入る。直ぐにカタクリの群生地に出る。左手の斜面に張られたロープに沿って一周する。密生はしてないが、ほどほどの間隔で元気な花がほぼ満開だった。群生地には、ベニヤ板にご奉仕の写真が沢山貼られていた。

【カタクリ】








 11:30、ここから尾根の鞍部をめざして進む、尾根に近づくと意外な急坂、落ち葉が足を引っ張る、尾根11:40着。石尊山を東側に見ながら、雑木林を進む。あちこちで朽ちた赤松の倒木が登山道をふさぐ、ヤシオ山通過12:00。ここから左に曲がり小ピーク付近で県境に出る。この辺から見る石尊山はずっしりと単独峰に見える。下って白葉峠への道を右に分け、県境から桐生地内へ入る。上りにかかると右手の人工林に沿ってカタクリの小群落があるようだ。直ぐに落ち葉の急登となり、間もなく姥穴山372m着、12:30。
  
  尾根の出合付近                       石尊山を東方向に

  
     ウグイスカズラ                       ヤマツツジ

  
   姥穴山を西方向に見る                  湯殿山を東南方向に

  
                         朽ちた赤松の散乱した道

  
    姥穴山                        石尊山

  
    P327付近                        同所から石尊山

  
      鞍部の平坦部                     姥穴山斜面、大きなシャラ

  
   キブシの大木                          姥穴山山頂

 山頂は雑木林に囲まれ、桐生の街は木々の枝間にチラホラ、西に少々移動してみたが変化なし。国土地理院1/25000地形図では山頂の標高が372mとなっているが、ここの山名板は380.2mとなっている。P372は別な場所だろうか、12:45山頂をあとにする。

【アカヤシオ】
昨日の強風で、茶色く変色した花多数、残念。
  

  


    背景は仙人ケ岳?


















    傷だらけのアカヤシオ、アップにすると目立つなあ








【ミツバツツジ】












【ヤマツツジ】







 13:05、A点に戻る、点在するアカヤシオを眺め、ここから南東方向にのびる尾根を下る。この尾根は、下から見上げると、石尊山の西斜面の岩場とそっくりだ。崖に出ても巻けるだろう、駄目だったら戻ればいい。時々開け、石尊山が素晴らしく大きく見える。ヤマツツジ、ミツバツツジが点々と咲いている、比較的日当たりが良く暖かいのだろう。足場の良さそうな所を拾いながら急斜面を下る。石尊山が見えているので方向を間違えることはない。最後は大きな岩の間から作業道のような場所に出た。
  
                           石尊山を正面に見ながら下る

  
     鋭いトゲの木                         イノシシの檻

 一瞬掴んでしまったトゲの木、小枝がザックとハチマキにかかり往生する、アチコチ7,8ケ所ささり、血だらけ。獣道を辿り出たところはイノシシの檻、カタクリの群生地の下だった、駐車場に戻って13:50。総所要時間は2時間40分、カタクリ、アカヤシオを見て姥穴山を踏んだ低山藪漕ぎであった、オススメは出来ませんが実に面白かった。
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