★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-493 足尾から社山 |
山行日 2010年4月4日 晴れ→曇り→晴れ 単独 コース 概略図はこちら 日光市足尾町大畑沢緑の砂防ゾーン駐車場→(一般道、林道)→Dで尾根取り付き→久蔵雨量局(P1012)→ 三角点P1182.3→P1568→社山→Hから尾根を下る→P1633→P1557→I下降点→阿世潟→狸窪→歌ケ浜→ 中禅寺温泉バス停 社山に登る度に、いつか歩いてみたいなあ、と思う尾根が二つある。一つは南に足尾へのびる尾根、もう一つは北東、中禅寺湖の小島、上野島方向にのびる尾根である。両者とも地形図で見る限り難しい場所はないようだ。しかし、等高線の混み具合が気になるところ。調べてみたら“日光連山ひとり歩き”のサイトに下った記録があったので参考にさせてもらった。山も花には早いし、天気も期待できそうなので、二つの尾根を足尾から社山を越えて中禅寺温泉バス停まで歩き、バスを乗り継いで戻ることにした。細尾リンク入口発足尾行きバス13:15、16:05、17:45のいずれかに乗ろう、と足尾の大畑沢緑の砂防ゾーン駐車場を5:00出発とした。 日光市足尾町大畑沢緑の砂防ゾーン駐車場(帰路写す) 青空に月というのに親水公園入口に注意報? 松木川方面は左へ分岐橋を渡る 久蔵川方面を左に分岐 公園風にできた間伐材利用モデル地区を右手に、左アセビ、右ミツマタ 足尾親水公園5:08、シャダンキをくぐり砂利道の林道を歩く、松木川、久蔵側への道を分け、一段高い所を沢に沿って進む。最初の橋を渡りそこから斜面に取り付く、5:35。小尾根を直登して1020m付近に出る予定だったが、久蔵雨量局順路に沿って歩けば尾根に出そうだ、ジグザグに道がついているようで歩きやすい。と、この道に沿って歩くと簡単に尾根に出られた、5:56。もう山頂までルートで悩むことはないだろう、6:03久蔵雨量局。 橋を渡って久蔵雨量局順路に沿ってジグザグに歩くと尾根に出る 尾根に出た地点、南方向に備前楯山 間もなくP1012と思うが松木立の中に久蔵雨量局 尾根は赤松の人工林のようであるが、ここのは元気のようで青々としている。急登と緩やかな登りを繰り返し、6:23平坦ポイ場所に出る。間もなく三角点のある東端へ6:33。 尾根から大平山方面 同、中倉山方面 安蘇沢に沿った林道が見える ツララが25cmほど、冷えこんだんですね 足尾親水公園付近と備前楯山を眼下に、平坦な場所を進む 大平山と草原のような地形 東の端に三角点 三角点付近から大平山方面 同、皇海山 同、黒い雲の覆われつつある半月山 皇海山と大平山方面 そのまま進むと左が深く切り込んだ上部を通過する、コンクリートの砂防壁が作られ、尾根にはホースが放置されていた。この辺も銅山盛んなころは、草木が枯れてしまった場所なんだろうか。また少し急登してなだらかになると、松からシラカバに植生が変わった、これも人工林なのか自然林なのかわからない、6:55。そしてP1568付近からカラマツへと変化する、地形図は久蔵雨量局付近を除き広葉樹となっている、小屋跡7:00、P1568着7:28。 斜面に砂防壁が点々と 工事に使用したのだろうか、ホースが尾根に放置されている 手前中倉山、沢入山、奥は庚申山、オロ山(?)、皇海山 大平山方面 鹿は折れた松の樹皮まで食べているんだ 松からシラカバに 人造物の跡が点々と オロ山1821、鋸山、皇海山 P1568付近、正面が社山かな? シラカバからカラマツに変わる P1568付近から庚申山、オロ山、鋸山、皇海山 同、山頂にガスのかかった社山 同、大平山、黒桧岳方面 P1568から少々下って最後の登りにかかる。鞍部は左側が大きく崩れ落ち、遥か下方には堰堤が見える。そしてここにもホースが。気になるのは天気、一部陽がさしているが、社山山頂方向は黒い雲に覆われてしまった。急斜面を避け、ジグザグしながら進む、アチコチで鹿の警戒する鳴き声、一帯は阿世潟峠方向から良く見える斜面のようだ、今は霧で何も見えない。尾根筋に岩がゴロゴロしてきた、もう山頂が近いようだ。風が出てきた、雪もちらついている、寒い、着込んで手袋も冬物に替える。岩場を左に巻いて再び尾根に立つとコメツガに薄い霧氷、登山道もハッキリと山頂に向いている、8:08社山山頂着。 下の方に堰堤 このホースも工事と関係? 鹿の群れが現われ一匹こちらを向いて警戒している 山頂近し、霧で視界が悪い 浅い霧氷のようだ この木々を抜けて 社山山頂に立つ 薄化粧をしたコメツガ、体感マイナス5度ってところかな 森の中で腰を降ろしたものの、寒さに耐えきれず、8:20山頂を後にする。視界が悪くなってしまったが、予定通り北東に下る尾根を目指す。黒桧岳へのルート、分岐点付近、地形図を頭に叩き込んでシュミレーションンしてきたからまず問題はないだろう。いざという時は戻って阿世潟峠から下れば良いだけのこと。山頂から少し北西方向にコメツガの樹林帯の中を急降下する。雪はやんだ、大したことなかった。点々と赤テープがあるので安心して下る。斜面は凍っていて歩きにくい、悴んだ手でアイゼンをつける。スイスイと歩き鞍部にさしかかろうとした時、向かう尾根筋が霧の中に、そして中禅寺湖が目に入った。小ピークを巻いて尾根の分岐するピークへ、立派な道標があった、8:50。 凍りついた北西斜面 残雪も多いがしまっている 鞍部に近づくと視界は良くなってきた 向かう尾根筋の残雪が目に入った 中禅寺湖と最後の重なる尾根もはっきり見えた 目指す尾根の分岐点に、社山-黒桧岳の道標 これが目指す尾根、薄い踏み跡、獣道かな 若干緊張して一歩踏み出す、するとどうだろう、日光白根山が見えているではないか。この尾根から見る日光白根山、くっきりはしてないが新鮮だ、素晴らしい光景だ。下るにつれて視界は徐々に良くなる傾向、急降下して鞍部で9:15、登り返して9:23、ブナの自生する尾根へ。この尾根から眺める日光白根山、春夏秋冬イメージしてみる、やっぱりまた来なくっちゃ、9:32、P1557着。ここから右に派生する尾根に入り、直ぐに次の小ピークへ9:38、大きなアズマシャクナゲがある、この次来る時の目印になろう。 北東尾根から日光白根山と中禅寺湖 北東尾根から日光白根山と中禅寺湖 北東尾根から日光白根山と中禅寺湖 社山も徐々に山頂部が見えてきた 広葉樹の疎林が美しい尾根筋 こんな感じの日光白根山、いいなあ 中禅寺湖と八丁出島 社山、この形も新鮮 この辺の尾根筋にはブナが自生している、こんな感じも・・・・ ブナの先端のこまかい枝、これもこの尾根の一コマ 社山もついに山頂部まで姿を現す ブナの尾根からP1633を振り返る 太郎山方面も現われる こちらは日光白根山 そろそろこの尾根から眺める日光白根山はお終い 残雪の尾根、雪庇だったのかな P1557 右手に社山、P1633?を見ながら次の小ピークへ ここから阿世潟から2番目(1番目は距離は短いが勾配は急)の小尾根を目指して降下することにして、ヤセオネを通過してあとは尾根まかせ、右に左に体を振りながら急降下、10:00中禅寺湖周回遊歩道に出る、小休止。 大きなシャクナゲのあるピーク ピークからこの方向に進む(阿世潟から2番目の小尾根を目指す) ヤセオネを通過 あとは尾根なりにジグザグしながら急降下 小尾根から社山 もう直ぐ中禅寺湖だ ここが降下点、阿世潟方向を撮る 同、半月山方向を撮る 阿世潟 遊歩道 下ってきた尾根を横から 釣り人、場所定め? 狸窪、ここから舗装されてます 狸窪から日光白根山 同、社山と下ってきたピークと尾根 中禅寺湖と日光白根山、社山&下ってきたピークと尾根 中禅寺湖と日光白根山、社山&下ってきたピークと尾根 歌ケ浜から男体山 釣り人、4人目の人胸までつかって・・・・ 遊歩道を歩き阿世潟10:12、ここから雪の残る斜面を右に、道幅の増した遊歩道を歩いて狸窪10:35、歌ケ浜11:05、本日のゴール中禅寺温泉バス停着11:20。総所要時間は6時間20分、両者の尾根の素晴らしさをちょっと味わったような気がする、季節を変えて、天気の良い日を狙ってまた歩きたい。(ちょっと早すぎて足尾行きのバスを約1時間半待って13:15に乗った) |
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