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山行日 2010年6月11日 晴れ時々曇り 単独 コース 元橋P→松手山→平標山→仙ノ倉山→平標山→平標山乃家→大源太山→三角山→毛無山→浅貝バス停 “平標山・仙ノ倉山・大源太山で出逢った花々”はこちら もう、そろそろ入梅の季節、tomoさんの投稿写真に刺激され、本年度初めての谷川連峰入りとなった。高気圧の間で不安定ながら晴れの予報、3:19元橋駐車場を出発。数台停まっていたが、夜が明けるのを待つ人か、上で泊まっている方だろう。ヘッドランプを付けて真っ暗な山間に入る、3:22。急斜面のブナ林に造られた丸太の階段をジグザグに進む。例年だとヤマツツジ、タニウツギが咲き乱れる山道だ。5分ほど歩くと汗で背中がビッショリ、顔に流れる汗を拭いながら踏みしめていく。静かな森に澄み切った鳴き声、“トッキョ、キョカキョク”、ホトトギスが鳴きながら飛び交っているようだ。上空に明るさを感じると、“ホホホホホ”、とフクロウの低い声が森に伝わる。“ホーホケキョ”、“カッコー”が聞えて来る頃には消灯、4:06高圧線鉄塔着。 松手山経由平標山登山口 高圧線鉄塔 鉄塔付近から赤倉山方面 同、稲包山,、眼下に浅貝地区 同、三国山方面 同、苗場山 ここの標高が1411m、登山口から400m強上っている。丸太の階段はまだ、まだ続き、200mほど標高を稼ぐと、緩やかな道となり、疎林越しに山並が現われる、ほどなく標柱の新しくなった松手山の山頂である、4:39-4:50、朝食。苗場山には薄日がさしてきたようである、どうも遠方は霞んでいる。ここから少々下って緩やかに1677m付近まで登り返す、P1677、5:11。登山道沿いに高山植物が咲きだしている、イワナシ、アカモノの花、ミツバオーレン、イワカガミ、シラネアオイ、オオカメノキなどなど。展望も良いし、中休みといったところかな。そして、ここから木段が始まる、また急坂、200m弱登りつめる。この辺で一息入れようかと感じる頃、ハクサンイチゲの群落が広がる、アズマシャクナゲも彩を添える。 丸太の階段はまだ、まだ続く 苗場山、緩やかな道になると疎林となって山並が現われる 平標山のシルエット、右の傘状が山頂 大源太山、三国山 平標山山頂へ通ずる尾根筋 松手山の上に飛行雲 こんな早く何処へ行くのか 松手山山頂1613.6m 松手山山頂から苗場山 P1677m付近から苗場山、下が松手山 オオカメノキと苗場山 ハクサンイチゲと苗場山 アズマシャクナゲと苗場山 ハクサンイチゲの群落とアズマシャクナゲ ハクサンイチゲで一息入れた後は、山頂まで緩やかな登りで、手前のピークは南側を巻く。大山祇碑の付近にハクサンイチゲの第2の群落、ミネザクラも現われ、早くも山頂気分、5:44。谷川連峰を左手に眺めて、ほどなく平標山山頂着、6:07。 大山祇碑付近から平標山(奥) 大山祇碑 ミネザクラがこの辺から現われる ハクサンイチゲの群落、二つ目、大山祇碑付近 苗場山、大山祇碑の少し上方 奥から、茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳、万太郎山、仙ノ倉山 奥から、燧ケ岳、至仏山、茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳 平標山山頂部の西斜面 平標山山頂 平標山山頂から大源太山、三国山 同、仙の倉山と平標山東斜面のお花畑 周辺の眺望を楽しんで、木段を下りお花畑へ、ミネズオウ、コケモモ、ミヤマキンバイ(もう少しで開く時間)はあちらこちらに、ミネザクラは満開に近い、アズマシャクナゲはこれから、ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、チングルマは咲き出したばかり。取巻く山並と花々がバランスよく眺められるにはもう少し時間がかかりそう、仙ノ倉南のコーナー(P2021m)6:50。北方向に少し下って登り返せば、本日の谷川連峰最高峰2026.2m、仙ノ倉山山頂である、7:00-7:20。 ミネザクラ、お花畑 茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳、万太郎山とミネザクラ、お花畑にて 平標山とミネザクラ ミネズオウ、見頃 アズマシャクナゲ、お花畑はちょっと早い 平標山を振り向く 向かう仙ノ倉山 咲き始めたハクサンコザクラ、お花畑にて 同、ミヤマキンバイ 平標山 苗場山、平標山とミネザクラ 下って登り返せばすぐ山頂 仙ノ倉山山頂 南方向は薄い雲があり眺望ならず、東方向は時々霧が流れ山肌はベールを纏う。合間をみて、展望板から谷川連峰を山座同定、今日はどうもスッキリしない。中ノ岳が見えたかと思うと上州武尊山が見えない。でも谷川連峰は粗方見えているようだ。ここから往路を折り返す、この時間ミヤマキンバイは朝日を浴びて開き、ハクサンコザクラも進んだような気がする。ボチボチ、皆さんの到着時刻、3人、5人平標山から木段を下ってくる、平標山山頂8:13。 仙ノ倉山山頂から平標山と苗場山 茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳、万太郎山 燧ケ岳、至仏山、茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳、万太郎山 割引岳、巻機山、中ノ岳 大源太山、七ツ小屋山、武能岳、茂倉岳、一ノ倉岳 エビス大黒ノ頭 平標山山頂に戻る 浅貝方面 山頂を南に下り平標山乃家8:46、下る途中に1ヶ所雪が残っていた。南に面していても、今年は沢筋に大量の雪が残っている。この辺のショウジョウバカマの成長に大差が出来ているのが面白かった。これから咲くもの、花茎を40cmほど伸ばしたものが数mの所に混生している。小屋で喉を潤し、大源太山に向かう。この辺からムラサキヤシオ、オオカメノキが沢山自生している。その中にタムシバとアズマシャクナゲ、コヨウラクツツジが点在するが、タムシバの花は残りものである。道沿いにはイワカガミ、キスミレ、シラネアオイ、イワナシ、樹床にはツバメオモト、ヒメイチゲ、エンレイソウ、チゴユリ、マイズルソウ、ユキザサなどなどの花が咲きほころんでいた、大源太山分岐着10:01、大源太山1764.1m、10:13-10:25。天候は若干良くなってきたが、遠望は相変わらずで期待はずれ。 平標山南斜面から仙ノ倉山 同、吾妻耶山 同、大源太山、三国山 アズマシャクナゲと大源太山、三国山 平標山を振り返る 登っていくハイカー 平標小屋前、山神の間から山頂へ 小屋西方向に苗場山 ムラサキヤシオと平標山 アズマシャクナゲと仙ノ倉山 タムシバとエビス大黒ノ頭 仙ノ倉山 エビス大黒ノ頭 急峻な姿に変わっていくエビス大黒ノ頭 アズマシャクナゲと平標山 大源太山分岐点 大源太山山頂 大源太山山頂から平標山、仙ノ倉山 同、エビス大黒ノ頭、万太郎山 大源太山山頂を後に分岐点10:36、一つ南の小ピーク、三角山1685m着10:44。ここから浅貝のスキー場1050mまで、636mを一気に下る急降下のルートである。普通のルートの場合ジグザグ切って勾配を緩和しているが、ここはそれがほとんどない。しかし、ブナの森は素晴らしい、昨秋もワンコを連れて往復している。無理しないで体力に合わせて休憩しながら下ればよい。高圧線鉄塔11:21、毛無山11:24、三角山登山道11:44。ここでスキー場に出て、作業道を登山口なで下る、11:55。その先バス停まで3分、11:58着。 鞍部から三角山 大源太山 三角山山頂 同所から浅貝 ブナの森を急降下 高圧線鉄塔 毛無山 雑木の森を急降下 眼下に浅貝、ここまで来ればもう一息 下山口、ここからスキー場の作業道を歩く 三角山登山口へ到着、バス停まで3分 ここで、本日の予定コースを終了する。総所要時間は、8時間39分、意外に地形図で見るよりはかかった一日だった。平標山のお花畑は、まだ目覚めたばかり、競い合って可憐な花を見せてくれるのももう直ぐでしょう。 “平標山・仙ノ倉山・大源太山で出逢った花々”はこちら |
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