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仙人ケ岳
  
山行日
    2009年7月5日   曇り   単独

コース
    岩切→猪子峠→P511→犬帰り→熊ノ分岐→仙人岳→熊ノ分岐→生満不動→岩切

 どうも天気が・・・・。遠方はやめて、近場のフィールド仙人ケ岳で静かな山歩きを、と出かける。9:36岩切出発、夕べの雫もそろそろ落ち着く時間だろう。うっそうとした人工林に入り9:55猪子峠着、ツルツル滑る道を草を掻き分け高度を稼ぐ。人工林を抜けると緩やかになる、でも暑い、蒸し風呂のよう、花を探しながら、汗を拭き拭き歩く。やっと見つけたオカトラノオと蕾のトンボソウだけだった。東のコーナーで登山道は直角に曲がり西方向へ進む。
  
    猪子トンネル西側、手前を右に入る               桧、杉の人工林に入る

  
     仙人ケ岳、深高山登山口のプレート           ここから右へ曲がる

  
    猪子峠、仙人ケ岳は左へ                  深高山は右へ

  
   うっそうとした茂みの中に祠                抜けると赤松と雑木の林

  
     オカトラノオ                            トンボソウ?、蕾

 岩場が連続する、終わりかけたコメツツジと蕾のリョウブ、乾いていれば適当に遊べる岩場であるが、本日は水分過剰、コケのみ生き生きして美しい、11:03、P511。犬帰りのクサリ場付近から周辺を眺望する、曇り空の下、緑の濃淡もいいもんだ、11:33巻道と合流。覆いかぶさった小枝と草を掻き分け進むのだが、ウルシが多い。この梅雨時が一番かぶれ易い、危険だ、そっと避けながら進む、、11:52宗の岳530m通過、40,50m下って登り返すと山火事跡のP561、12:07-12:17休憩。
  
         コメツツジ                            リョウブ、蕾 

  
    深高山、石尊山の稜線                      赤雪山

  
                                 犬帰りのクサリ場

  
    松田川ダム、クサリ場の上から               同、赤雪山

  
   越えてきた小ピーク、左がP511                 すっかり緑となった山火事跡

  
    山火事跡手前のピーク、530m              鞍部からノリウツギと赤雪山

  
    ヤマウルシを避けながら前進                ミズナラのトンネルをくぐって山火事跡のP561へ

  
  P561から松田川ダム                   同、越えてきた小ピーク

 ここから緩やかにアップダウンを繰り返し間もなく熊の分岐で岩切沢コースと合流する、12:26。一帯、夕べの雨だろうか、登山道がすっかり表土が洗われている。間もなく南の尾根と合流し、小ピークを2つばかり巻いて県境に出たところで赤雪山方面の道を分ける。ここからは緑の中を緩やかに進み3分ほどで仙人ケ岳山頂に出る、12:43。
  
     熊の分岐、岩切沢のコースと合流            赤雪山方面分岐

  
      緩やかに緑の中を進むと                仙人ケ岳山頂

 山頂で折り返し13:00熊の分岐、急坂を下って沢筋に出る、水かさが多い、いつも見られない斜面からの流れ、登山道も所々で水をかぶっていた。沢筋のヤマアジサイは丁度見頃だった、13:27生不動。ここから丸太の橋と渡渉を繰り返すが、たっぷり水を含んだ岩場や丸太、良く滑ること、また増水(大げさかな)による川幅が1.5倍ほど、少々気をつかう。増水は思わぬ光景を見せてくれた、岩切沢の流れと不動沢の滝、これは見事だった、はじめてだ。
  
    ヤマアジサイ                             ヤマアジサイ

  
    これもヤマアジサイ? ガクのみ               水をかぶっている登山道、夕べの出水?

  
   登山道も洗われて小石を敷いたよう            ぬれた岩場、良く滑ります

  
    丸太の橋、前後要注意                   生不動

  
   サワグルミ                              石を伝って対岸へ


   岩切沢の流れ


      岩切沢の流れ


      不動沢の滝を上から

       
                   不動沢の滝

  
   実をつけたマタタビ                          実アップ

 水は、もうすっかり澄んでいたが、至る所に出水の跡があり、落ち葉や枝がひっかかっていた。おそらく濁流と化し人を寄せ付けなかったのではないだろうか。14:00、岩切の駐車ポイントに戻る。総所要時間は、4時間24分、誰にも会わない一人だけの山歩きだった。

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