★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-438 仙人ケ岳 |
山行日 2009年3月28日 晴れ 5名 コース 岩切→猪子峠→熊の分岐→仙人ケ岳→熊の分岐→生不動→岩切 2月22日、相互リンクしているドンピシャ登山の葱さん達と地蔵岳周辺を歩いた。その時、同リンクしているK2Coupleのご夫妻と地蔵岳で「ニアミス?」、「会った?」という話から今回、両HPご夫妻と仙人ケ岳山行となった。7:55岩切出発、イノシシの食した荒れたあとを見ながら道路沿いに歩き、猪子トンネル手前から右へ、山道に入る。緩やかにうっそうとした桧の人工林を進むと、間もなく猪子峠着、8:15。ここから勾配を増す、桧から雑木に変り、起伏も小さく尾根筋をアップダウンする。点々と咲くシュンランをカメラに、なかなか気に入った花が見つからない。鞍部に出て岩まじりの道となる、右手下方に松田の集落、振り向けば深高〜石尊、行道の峰、前方で 「アカヤシオがあった、咲いてる」の声、内心ここ数日の冷え込みにほっとした瞬間だった。 ドンピシャ登山&K2Coupleご一行、猪子峠付近 尾根筋に点々と咲くシュンラン 振り向けば深高〜石尊の峰 シハイスミレ?、尾根筋に点々と咲く小さなスミレ、色鮮やか 東のコーナー付近で鮮やかな小さなスミレを発見、色花丈2cmほど(図鑑からシハイスミレが近いようだ)、ここから西進、岩場が増えてくる、2つ目のピークP511を越える付近からアカヤシオの自生数は増え、所々で咲き出した花に見入る。周辺の山並みと松田川ダムを入れカメラを覗く。春霞か岩場の頂点に立っても見えるは直下の街並みだけ。刻々と「○○見つけた」の声、1人の目よりも5人の目、アカヤシオ、ヤシャブシ、ダンコウバイ、ヤマザクラ、結構探すのが面白い、標高(500m)を下り、当コース唯一のクサリ場を上がり、小ピークを2,3越える。猪子峠方面に向かうハイカーが1人、二人と賑わいを増してくる。 稜線の岩場 下界の眺望に、しばし立ち止まる 今の季節、目立つヤシャブシの花 林中にひっそり、高木のヤマザクラ 岩場の醍醐味 唯一稜線のクサリ場 誰かさんを除いて無事通過 P530を越え、山火事跡を右手に見て、登り返し越えてきた峰々を眺め東側の開けたP561で小休止。行き交うハイカーに「アカヤシオ・・・・」、と聞かれたとか、「どうも上りと下りで目線の位置が違うのではないか、あるいは逆光か」、と言っていたが、同感である。小さく登って岩切沢コースとの合流点、熊の分岐着、11:20。 P561(山火事跡のピーク)付近から、キブシと辿ってきた小ピーク P561(山火事跡のピーク)付近から男体山 アカヤシオ、撮る、とる、トル 少々緑色に変わったダンコウバイ 【アカヤシオ】 「あった、咲いてる」、猪子峠北、登山道の左カーブ手前 開花したばかりの花 ここも咲き出したところ、後ろは仙人ケ岳 色鮮やか、松田川ダムを見下ろす岩場より 蕾もきれい、「いつ咲くかな? 明日、明後日、明々後日・・・」 日当たりの良い岩場に 山並みを背景に ブッシュの中に点々と咲いているが・・・ 「咲いたら見事だろうね」、先方にはハイカー2名 早起きした6分ほど咲いた小株もありました ここから60,70m登ると南の尾根と合流し、小さいアップダウンをくりかえし赤雪山への分岐点に出る。左に曲がり緩やかに進むと3分ほどで仙人ケ岳山頂に着く、11:55。茨城から来たという20人ほどの団体さんと入れ替わって休憩、昼食ながらの山談義、開花遅れのアカヤシオにどう伝わったか、12:35山頂を後にする。 日光白根山遠望 仙人ケ岳山頂、20名ほどの茨城から来た一行が離れ、誰もいなくなった、でも次々と 【岩切沢で逢った花】 ネコノメソウ エイザンスミレ ニリンソウ、まだ点々と 紫がかったニリンソウの花 早くもカエデの芽吹き ヤマルリソウ 道沿いに咲くカタクリ 12:56、熊の分岐、右に下って岩切沢に沿い、高度を下げて行く。沢沿いに咲くネコノメソウ、ニリンソウ、ユリワサビ、まだこれからという感じ、道沿いのカタクリに出迎えられ岩切着、14:40、同コース6時間45分、と最長記録を更新し、愉快な多人数の山行を無事終えた。期待した花々はことごとく早い感じがした。見頃までには、アカヤシオは熊の分岐までが1週間、赤雪山分岐までが更に4,5日を要するでしょう。この1週間の冷え込みで、蕾がじっと寒さを耐え忍んでいるのだろうか。 |
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