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仙人ケ岳(足利の山)
  
山行日
    2009年3月15日   晴れ   単独

コース
   岩切→岩切沢堰堤付近→P511→犬帰り→熊ノ分岐→仙人ケ岳→熊ノ分岐→生満不動→岩切

 仙人ケ岳の今年のアカヤシオの開花は何時頃だろうか、この目で確かめるべく出かけた、8:02岩切を出発。岩切沢に沿って林道の終点まで進み、沢を渡って右手の小尾根に取り付く、8:10。登り始めて間もなく、ヒロハノヘビノボラズ(トゲだらけの木)の群生する藪を通過する。おまけに急登だ、10分ほどで抜けられるが難儀する。雑木の森に赤松が点々と残る尾根となる、8:22。ヤマツツジの芽が少々動き出した程度だ。高度を上げ、岩場の直下に出る、正面にP511、左手にP510、右手に深高山〜石尊山の尾根が見える。岩場にはアカヤシオの小木が多数見られるが、まだ蕾は硬い、岩場をよじ登って猪子峠からの登山道に出る、9:00。
  
    満開のダンコウバイ                    深高山〜石尊山の尾根

  
        正面にP511                       左手にP510

  
   P511と書かれた板片が                     アカヤシオの蕾は硬い

 西方向へ進むと岩場に出る、正面に仙人ケ岳、北西方向に袈裟丸山が顔を出す。北側にが赤雪山、南東方向には深高山〜石尊山の尾根が全望できる。石尊山寄りはるか遠方に富士山が見える。南、ちょっと西寄りかな、真っ白い八ヶ岳を遠望する。しばらく岩場をアップダウンしながら眺望を楽しむ。日当たりの良さそうな岩場で開花間近いアカヤシオの蕾発見、片方はキレイなピンクの筆先状、もう片方は開きかけていた。
  
      仙人ケ岳                             袈裟丸山

  
        ダムを介して赤雪山                     深高山〜石尊山の尾根

  
     富士山遠望                      八ヶ岳遠望

  
      南南西方向市街地遠方に八ヶ岳              袈裟丸山

  
   陽だまりのアカヤシオ1株、蕾がキレイなピンクの筆先状           こちらは開きかけていた

  
    岩の向こうに次のピーク                 この辺の蕾もかなり進んでいる

               
      犬帰りの岩場                            中央にクサリ1本

  
     犬帰りを越えて振り向く、左がP511          下方に松田川ダム

  
    宗の岳と書かれた木片                 仙人ケ岳に大分近づいた感じ

 9:28クサリ場下、犬帰りの岩場を過ぎ、2つほど小ピークを通過、走り去るハイカーを見送って、鞍部に出ると2004年3月9日の山火事跡を一望する。黒焦げた切り株も見えなくなり、植えられた桧も1mほどに生長した。夏場は草が茂り、岩場も隠れ気づかず通り過ぎてしまうだろう。知の岳561mからダムを見下ろしながら小休止、10:00−10:15。ここから小さなピークを2つ、3つ越え岩切沢のコースと合流する、熊ノ分岐着10:23。仙人ケ岳10:40−10:55。
  
         ダムを眼下に休憩、歩いてきた尾根筋左からP511、P500、P530

  
    ダムの東方向に筑波山遠望                こんな道をアップダウン

  
      男体山が頭を出す                   熊ノ分岐、この辺から行き交うハイカー多数

  
    赤雪分岐と山頂の間、ここにも10名ほど         仙人ケ岳山頂、一帯にいるいる、ハイカー

  
      仙人ケ岳山頂                   枝間に日光白根山

  
    同、男体山、女峰山                    同、赤城山

  
   マンサクの花もあせて                    点々と人の輪

 山頂で腰を降ろしていると次から次やってくる、陽だまりハイクにしては多すぎる、山岳トレイルらしき人たち老若男女、おかしいな? そうだ、イベントのトレーニングだ。毎日JP(毎日新聞 2009年2月24日)によると、『足利市の山道を米(男子5キロ、女子3キロ)を背負って、同市内の最高峰・仙人ケ岳(標高663メートル)などを駆け巡るユニークな登山競争「仙人ケ岳トレイルランレース」(市坂西観光協会主催)が、3月29日に開催される。コースには沢沿いの道や、鎖を持って登る岩場(迂回(うかい)路あり)、平たんな道路もある。昨年初めて実施し、参加者からは「変化があっておもしろい」と好評だったという。・・・・・・略』
  
   MTBで仙人ケ岳詣で                    ワンコを連れて仙人ケ岳詣で

  
                                 沢筋の道

  
     ユリワサビが点々と咲いていた             ニリンソウもあちこちで芽を出した、花はまだ

  
    小さい滝                             生満不動

  
                               岩切沢の流れ

  
                         カタクリの小群落、咲き出したばかり

 それにしても沢山の人達に会った、40,50人かな。熊ノ分岐11:10、生満不動11:32、岩切12:00着。総所要時間は、3時間58分、アカヤシオの開花せまった陽だまりハイクだった。花は全てこれから、期待できそうだ。

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