気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”
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馬不入山・晃石山・大平山
  
山行日
    2010年11月24日   晴れ  1人+ワンコ

コース
    清水寺駐車場→(西山田林道)→馬不入山登山口→馬不入山→桜峠→晃石山→大平山→大平山神社→
    (関東ふれあいの道)→清水寺駐車場
    (走れ!“忠治”の写真集101124と重複してます。)

 夕方のローカル番組を見ていたら、大平山が見頃とか、早起きして早速ワンコを連れ大平山に向かう。もしかして大勢の観光客で、入れないかな? 南から入って、様子を見ながら大平山に向かうコースを最長コースとし、途中桜峠からの下山、ぐみの木峠からの下山も考える。7:33清水寺(セイスイジ)を出発、工事で閉鎖中の西山田林道のゲートの脇を通り、落葉を踏みしめながら進む。直ぐに桜峠への道を分け、しばらく進むと工事箇所があった。道幅の半分は通行可能だった、最悪の場合そこから山中に入り、馬不入山を目指してもいいな、と思っていたが大したことなかった。抜け道になっているのだろうか、結構交通量の多い道をワンコを誘導しながら歩く。道端の草は茂り、歩行出来るスペースがない(この道を歩く人はいないだろう)、運転者も気をつかうだろう、8:11馬不入山登山口着。。
  
    駐車場を出ると直ぐに桜峠への道を分ける        東側が開けると筑波山と霧の立ち込める小山方面
                                      画像クリック拡大

  
 林道工事中箇所                              馬不入山登山口、1.2km

 登山口から馬不入山山頂まで1.2kmとある、正面の電力用の鉄塔に向かって、木段を上って尾根に出て右折、徐々に急坂となり馬不入山の望めるピーク越え、小さく下り再び急坂を上れば馬不入山345.3mに着く。良く晴れてはいれば、東京(さいたま市)方面のビル群、赤城山、日光方面の山が見えるが、向かう晃石山、大平山方面が見えるだけ。このコースはここまで登ってしまえばあとは楽だ、小さいアップダウンを繰り返し、登山道の交差する桜峠着9:20。
  
                   馬不入山山頂、登山道は尾根筋に沿って右に曲る


     馬不入山山頂から向かう晃石山、大平山方面

  
 尾根筋の落葉広葉樹は楢ノ木が多い、登山道は落葉を敷き詰めたよう、見上げれば黄、黄緑に色づいた葉

 ワンコを休ませて、ここから手すりの付いた急な階段を真っ直ぐ進んで小ピークに出る。期待したモミジの紅葉は僅かに見られただけで、ほとんど楢の紅葉だ。おかしいな、もっと沢山あったと思ったが、尾根筋には少ないのだ。緩い起伏を辿り斜めに入り込んで晃石神社へ、9:54-10:05。気温が意外に高く、犬は良く飲んで良く食べる、水もオヤツも全部たいらげてしまった。神社の裏手に周り、晃石山山頂へ、10:08-10:13。次から次へとハイカーが通り抜けていく、平日なのに多いなあ。結構アクセスが良いので東京方面から大勢来るようだ。北東方向に下り、ぐみの木峠着10:36。
  
               桜峠、東山道がここを通っていたとか、峠には東屋あり

  
     手すりのついた階段を急登し、緩やかにアップダウンする。              


     山間に真っ赤なモミジが残る


      これもモミジかな

  
                           周辺の紅葉いろいろ

 ここから下らなければ、あとは大平山神社を通過しなくてはならない。まあ、何とかなるだろう、桧の根っ子の道をひと登りして、大平山、10:53-10:59。ここまで飲まず食わずで歩いてきたが、腹の虫が泣き出した。ベンチで食べ始めると、ワンコが座りこんで動かない、明らかな要求だ、じっと見つめられると弱いものだ。一緒に食べ出すと限がなくなる、少々与えて歩くことにした。ここから東南方向に下って東側が開けると栃木市街地が眼下に広がる。山の紅葉と対照的に、林立する建物が蜂の巣のようだ、11:12大平山神社着。
  
  右に入って晃石神社へ                      裏手を登れば晃石山山頂

  
    晃石山西斜面の紅葉                      日光連山は見えず、高原山が霞む


   南方向は三毳山と手前が馬不入山

  
  北東方向に下ってアップダウンを繰り返し東側が開けると大平山の東南尾根が一望できる


  ぐみの木峠に下り、登り返して大平山、東南方向に下って東側が開けると栃木市街地が眼下に広がる


   黄葉は楢ノ木が主だろう

 チエーンソーの音は聞こえていたが、こんな大掛かりな伐採作業が行われているなんて。チエーンソーの重量と総付帯装置の重量比はどうなんだろう、1:10000?、こんなことを考えるのはばかばかしいことだ。作業エリアを通り抜け、ほっとひと息。遊歩道を下って謙信平へ11:21、ぱっと広がるモミジの錦、人、ひと、ヒト、ワンコを牽いて人込みを抜けて、またほっとひと息、東の端でモミジを撮って関東ふれあいの道を歩いて大中寺へ、11:56。

             大平山神社に下れば杉の大木を伐採中

  
厚い鉄板を敷きつめ、大型クレーンで吊り上げた状態で作業しているようだ、参拝客が周りで頭上を見上げてウロウロ


   謙信平の桜の紅葉              


   謙信平のモミジの紅葉


   関東ふれあいの道を歩き、辿った山並を眺めながら大中寺へ向かう


   紅葉は最終ラウンド、麓を彩っている

  
   大中寺本堂を見上げ                       山門をくぐって清水寺へ向かう

 大中寺から道標に沿って、東山道の跡を辿り、チョコチョコ曲り、竹林、杉林、畑の間進む、うっそうとした道も抜ける。歴史を勉強した人には、春先にかけて楽しめるコースである。舗装道路に飛び出れば、モミジの紅葉も鮮やかにね出発点の清水寺である、12:37。

         里山の紅葉を背景に熟れたユズ


     東山道の跡をしばらく辿る

  
      竹林、杉林、畑の間を曲りながら進む、うっそうとした道も抜ける


  舗装道路に飛び出れば、出発点の清水寺、モミジの紅葉も鮮やかに


    大きなイチョウも黄金の葉を揺らしていた

 これで予定の長いコースを歩いたが、距離は12-15kmだろう。総所要時間は、5時間04分、単独行より1時間ほど長かったようだ。ワンコの顔面にダニが2、3匹、ミヤゲが増えた、大平山のダニはまだ活動期なのだ。ワンコを乗せて、R50を西進する。


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