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小金井宿→徳次郎宿  日程表へ戻る
  
ウォーキング日(4日目)
    2010年5月26日   雨   単独

コース  概略地図はこちら
    小金井宿→石橋宿→雀宮宿→宇都宮宿→徳次郎宿

 4日目の朝をむかえ、垂れ込めた雲の下、小金井駅入口5:02出発する。降り出すまでにどこまで行けるだろうか、真っ黒い雲が天空のあっちこっちに。しばらく街道沿いに建物が並ぶが、徐々にその間隔が延びていく、ついに左手が開け、黄金色の麦畑と植え込んだばかりの稲田が広がる。自治医大駅まで来ると雨がポツポツ降ってきた。傾向は時間の問題だろう、祇園原交差点を過ぎてた所で休眠会社の下屋を借りて雨具を着用する。6:00、R352と交差、雨足は徐々に強くなる。石橋駅付近を通過、下野市から上三川町に入る。しかし、直ぐにまた下野市に入る、境界が複雑なようです。
  
     麦畑                                   稲田

  
  自治医大駅まで来ると雨がポツポツと           祇園原交差点を過ぎて雨具を着用

  
   R352と交差                            石橋駅入口付近

  
   変な蕎麦屋、つぶれてしまったようです。          また下野市に変わる、境界だ入り乱れているようですね

 下野市に再び入ると、北関東自動車道の下を通り、宇都宮市に入る。もう隣は最終目的地の日光市だ。こう考えると気が楽だ、しかし、まだ3日間を要する距離にある。7:41、自衛隊宇都宮駐屯地前を通りかかった時、黒色の乗用車が入っていった。スゴイなー、多分エライ階級の自衛官なんだろう、雨の中で直立していた6人が、大きな声でアイサツをしていた。何もかも平等を主張する昨今のご時世だが、徹底したTop-Downnもスッキリ、見ていて気もちいいものだ(気にさわったらゴメンナサイ)。間もなく雀宮駅周辺に入り、本陣跡の碑発見、向かいの大きな家が脇本陣だったようだ。そして脇本陣の少し北に雀宮神社がある。また、ここにR4丁度日本橋から100kmポストがある。間もなく宮の内2丁目交差点でR121と交差する。
  
  宇都宮市に入る                          自衛隊宇都宮駐屯地

  
左手に本陣跡の碑、向かいの大きな家が脇本陣だったようだ   脇本陣の少し北に雀宮神社

  
  R4で日本橋100km地点                      宮の内2丁目交差点でR119と交差

 西原交差点で新R4とR119が分岐、左に入りJR日光線の上を通る。不動前でR119から左に入る、ここに不動尊と道標があるが、道標は明治以降のものだろう。この先右手に、宇都宮藩最後の藩主蒲生君平の旧居跡、そして国指定重要文化財の銅造阿弥陀如来坐像が安置されているという一向寺がある。そして間もなく道は裁判所に突き当たり右折、そして直ぐに左折するようになる。この角に比較的新しい案内板がある、つまりここが奥州街道と日光街道の追分なのである。左折して狭い旧日光街道(清住町通り)へ入る。車がビッシリ、工事中の建物やら電気工事でごったがえしていたが、古そうな構えの建物が多いこと、やっぱり歴史かな。
  
 新R4とR119の分岐                      R日光線の上を通る

  
   不動前でR119から左に入る                 不動尊

  
   ここの道標に左裁判所前に至る          右奥州街道、日光街道とあるから明治以降のものだろう

  
   宇都宮藩最後の藩主蒲生君平の旧居跡     一向寺、国指定重要文化財の銅造阿弥陀如来坐像があるとか

  
   裁判所に突き当たり右折                 直ぐに左折、ここが奥州街道と日光街道の追分

  
                 この道沿いにはしっかりした古そうな構えの建物が多い

 しばらく進み、松原3丁目でR119へ、11時をまわったばっかりだがお腹がすいた。ラーメン屋を探しながらしばらく歩くと、デッカイ赤い字の“ら”が見えた、あったぞ。店構えは立派だったが、ラーメンもギョウザもイマイチ(ここはイマイチのかなり手前)だった。R119を上戸祭付近まで進むと車線が狭まり雑木の並木が現われる、日光まで23kmとある。R119交差点通過、左は高速道へ出る道だ、ここから少し進むと右側並木の向こうに王冠をつけた巨人の頭が突如現われる、実は接合井と言って今市浄水場で浄水した水を距離26km、標高差240mある戸祭配水場まで送る際、送水管にかかる圧力を下げる必要があるそうだ、この施設でそれをやっているとのこと。間もなく、下徳次郎バス停、ついに徳次郎の文字が出てきた。その先で薬師堂を探すが見当たらない、左手奥にお堂があったが、これが薬師堂? そして、R293交差点通過、徳次郎だ、この辺が旧徳次郎宿の中心だったようだ。いよいよ本日のゴールだ、ついでにその先の智賀都神社まで足を延ばす、栃木県指定の天然記念物、樹齢700年の大きな2本のケヤキ、見事である、14:14着。
  
 R119を上戸祭付近まで進むと車線が狭まり        雑木の並木が現われる、日光まで23kmとある

  
  R119交差点通過、左は高速道へ        右側並木の向こうに王冠をつけた巨人の頭が出現?、実は接合井

  
  下徳次郎バス停、ついに徳次郎の文字が・・        その先左手奥にお堂、これが薬師堂?

  
   R293交差点通過                      徳次郎だ、この辺が旧徳次郎宿の中心だったようだ

  
  少し進んで智賀都神社                 樹齢700年の大きな2本のケヤキは栃木県指定の天然記念物

 本日の所要時間は、9時間12分、予約した宿を探すが見当たらない、看板はないし、それらしき建物もない、電話をかけても出ないし、雨が強くなってきた。らしき家を見当つけて覗いて見ると、私あてのメモ書がテーブルの上に見える、鍵もあいている。入って待つことにする、暇にまかせて大マメ小マメの出来た足の手入、痛みは昨日より少ないのでこの先心配ないだろう。2時間ほど待たされたかな、こんな旅館もあるんですね、日光街道は今日も雨だった。
  
    留守、私あてのメモ書                      大マメ小マメ


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