sub3-503-2
越ケ谷宿→栗橋宿   日程表へ戻る
  
ウォーキング日(2日目)
    2010年5月24日   雨   単独

コース  概略地図はこちら
    越ケ谷宿→粕壁宿→杉戸宿→幸手宿→栗橋宿

 当たった、予報が、雨だ、一日黙々と歩くしかない、決めてかかれば何のその。サービスの朝食をキャンセルして、駅入口を6:00スタート、人通りの少ない街並みを進む。元荒川にかかる大沢橋を渡り本陣跡を通って北越谷付近を過ぎると高架の下に大勢集まり、ラジオ体操を始めるところだった、6:28。その先で下を抜けると元荒川の土手、桜堤通り下に出た。道は大きく右にカーブし、宮内庁埼玉鴨場に出る。奥まった所に大きな門があり、中は高木が生い茂っているようだった。越谷市環境保全区域の標柱あり。しばらく進むと東武線の踏切を渡り、R4バイパスをくぐり、陸橋入口交差点でR4に出る、7:11。
  
    今日も一日雨かな?                   人通りの少ない街並みを進む

  
  元荒川にかかる大沢橋を渡る                  東武線高架下ではラジオ体操の準備

  
   高架下を抜けると                           元荒川の土手、桜堤通りの下に出る

  
    宮内庁埼玉鴨場                        と大きな門

  
  東武線踏切                                 R4バイパス

 せんげん台駅入口、7:14着、日本橋から30kmの道路ポストあり、旧街道よりは4,5km短いようだ。丁度通勤時間帯のようで人と車が交差点でごった返していた。春日部市に入り武里駅手前で左手に大枝香取神社、下総国一之宮香取神社の末社のようだ。備後に入り右手に備後一里塚跡、近年建てられた石柱のみだった。
  
     せんげん台駅入口、その向こうから春日部市      雨の中、人と車がごった返す時間帯

  
武里駅付近に、総国一之宮香取神社の末社大枝香取神社    備後一里塚跡、近年建てられた石柱のみ

 R4をそのまま歩くと東武野田線の下を通り、歩道橋付近から左に折れて旧粕壁宿に入る。現在の整然とした街並みに昔の日光街道を重ねるのは難しいが、往時の道標(移設)が街中にあった。新町橋西を右折して大落古利根川にかかる新町橋を渡る、橋から眺める大落古利根川の流れは、ゆったりと大河を思わせるようであった。間もなく小渕追分の道標(正面に青面金剛(庚申搭)、左面に左日光と刻んである)を過ぎるとR4に入り、直ぐにR16を横断する。R4を北上すると間もなく杉戸町に入ると、駐車スペース“スギーと36”が左手にある。ここが北緯36度で、地球モニュメントを据えたようだ。提根の道しるべを過ぎると、間もなく提根でR4から左に入って杉戸宿跡へ入るが、家並みに昔の面影は乏しい感じがした。
  
   東武野田線の下を                       歩道橋付近から左に折れて旧粕壁宿に入る

  
  道標あり、もともとは追分にあったものだそうだ、北日光、西南いワつき、東江戸の彫り込み

  
                新町橋西を右折して大落古利根川にかかる新町橋を渡る

  
                       大落古利根川の流れ、左川上、右川下

  
     小渕追分の道標、正面に青面金剛(庚申搭)、左面に左日光と刻んである

  
  R4に入り、R16を横断する           杉戸町に入ると“スギーと36”駐車スペースに36度線地球モニュメント

  
提根の道しるべ、正面に右江戸、裏面に青色金剛の刻み           提根でR4から左に入って杉戸宿跡へ

  
  本陣跡地前交差点、この辺に本陣が              近くに明治天皇御小休所跡の碑

  
                               愛宕神社付近現在の家並み

  
                         宝性院と構えのいい造りの家

  R4に戻ると直ぐに幸手市に入り、左に折れる東武日光線を渡り、そのまま西進すると旧御成道に突き当たる。右折して倉松川にかかる志手橋を渡ると幸手宿跡にはいる。ここも残る歴史的な建造物は少ないようだが、歴史街道として面白さは何となく伝わってきた、まだ雨は止まない。
  
    家並みを抜けると田園が開ける             R4に出て幸手市に入りすぐまた左に入る

  
   東武日光線を渡り                      再び田圃がひらけ

  
  道は旧御成道に突き当たる                  右折して倉松川にかかる志手橋を渡ると幸手宿跡に出る

  
     幸手の街並み                           幸手宿問屋場跡

 街を抜けて内国府間(うちごうま)交差点でR4に戻る。雨降る酷道死号線、うなりを上げぶっ飛んで行く大型トラックの風圧に傘はチョコに、跳ね上げるしぶきに悩まされながら歩くと、ほどなく行幸堤之碑が右手にある。立ち寄って少々避難、ここと権現堂川堤は繋がっているのだろうか、あとで調べよう。戻って行幸橋を渡り、外国府間(そとごうま)に入り、R4の下、南側をほぼ平行して進む、やっと危険性が去った。視界はあまり良くないが、のどかな風景を南に見ながら進むと、外国府間の道標、一里塚がある。
  
  外国府間の道標                            一里塚

 一里塚を過ぎて、工業団地入口の先でR4に戻る、東北新幹線を過ぎるまでの辛抱だ。R125を横切ると本日の終着は近い。駅入口の少し先まで歩き、栗橋関所址(碑のみ)と土手下の八坂神社まで進み本日の終着とした、14:51。
  
     栗橋関所址                          土手下の八坂神社、2日目はここまで

 本日の所要時間は、8時間51分、今日の雨は一時的にも止むことはなかった。チョコになった傘であるが、昔のコウモリならば壊れて使えなくなってしまいましたが、最近の折りたたみ傘(中国製)は簡単に戻せるんですね。明日の天気はどうなのかな。

  日程表へ戻る