sub3-503-1 日本橋→越ケ谷 日程表へ戻る |
ウォーキング日(1日目) 2010年5月23日 雨 単独 コース 概略地図はこちら 日本橋→千住宿→草加宿→越ケ谷宿 妻に送ってもらい熊谷駅から電車を乗り継ぎ、3年半ぶりに日本橋に立った、泣き出しそうな空の下、些か興奮と緊張気味である。日本橋は1603年に造られ、江戸幕府によって五街道の起点として定められた。青銅板に刻まれたプレートから読み取れた、日本の道路の起点と私の山歩きの原点は全く無関係であるが、馬鹿な山歩きの口述をつくっている。トレーニングを積み重ねてきたとは言え、100%自信があるわけではない、6:45スタートする。 高速道路の下になっている日本橋 欄干 高速道路を跨いでいるポール、以前は道路の真ん中に建っていたとか 現在は“日本国 道路元標”と刻まれたプレートが橋の中央に埋め込まれている その複製が橋の脇の小公園に各地への里程標、説明板と並んでいる R4を北方向に、三越、日本橋三井タワー左手に、そこから右折して大伝馬本町通りを進む。早朝の日曜日、車も人も通らない小ビルの谷間だ。高速道路の下を横切って(地下道あり)すぐ、右手のホテルギンモンドの植え込みの中に日光街道碑がある、赤ミカゲの新しさにガッカリ、横山町大通りを抜け、浅草橋交差点から浅草橋に出る。橋を渡ってR6柏方面の表示、天文台跡、旧浅草蔵前の案内板が続く。雨がついにやってきた、蔵前一丁目交差点を7:21過ぎて雨具着用、傘併用、R6を道なりに進む。 北に向かって右側の建物 左に三越、三井タワー 右折して大伝馬本町通りを進むと 右手に“旧日光街道本通り”の碑(昭和58年建) 浅草橋交差点に出て浅草橋へと進む 浅草橋から神田川(隅田川方向) 浅草橋 橋の袂に浅草見附跡の碑 R6を浅草方向に道なりに 有名な駒形の“どぜう”屋さん、創業210年とか 駒形橋西詰交差点から東京スカイツリーが目に入る、もう350mに近いとか。ここでR6と分かれ左に入り雷門へ、7:40着。仲見世には観光客がチラホラ、右折して再びR6に出ると東武の浅草駅だった。ガード下を抜け言問橋西交差点へ、交番の脇で地図を見ていると警察官が出てきて「・・・千住方面はこっち、道なり真っ直ぐ」、と丁寧に教えてくれた。前回筑波山の時はR6に沿って右折して橋を渡ったが、五差路と傘で視界が狭いので確認をした。 駒形橋西詰交差点から東京スカイツリー ここを左に入り雷門へ 雷門交差点から東京スカイツリー 雷門で記念撮影する外国人、雨降ってます 東武線ガードを抜けR6と分かれ 山谷堀公園を左右に 山谷堀公園を左右に、道なりにしばらく進み、泪橋交差点に出る、8:22。荒川区に入り、常磐線を越えると回向(エコウ)院、ここが小塚原刑場跡のようで、右奥に処刑者の墓地がある。通りに戻り少し進みR4と合流、左手に素盞雄(スサノオ)神社がある。ここまで来ると千住大橋は目と鼻の先、橋を渡ると左手に大橋公園がある、8:52着。「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也」で始まる松尾芭蕉の奥の細道の矢立初めの地である。ここを出て次の足立市場前交差点で右の狭い通りに入る。ここにも旧日光道中の小公園があり、旧やっちゃ場と芭蕉の石像、少し進んで旧千住宿、高札場跡、旧商家など楽しめるスポットが沢山ある、商店街を抜けて旧水戸街道の分起点に出る、9:25。 しばらく進むと泪橋交差点 常磐線を越えると回向(エコウ)院、小塚原刑場跡 R4と合流すると左手に素盞雄(スサノオ)神社 前方に千住大橋が目に入る 橋を渡って左手に大橋公園があり、奥の細道の矢立初めの地 小公園、旧やっちゃ場と芭蕉の石像などなど、案内を読みながら楽しめるスポットが連続する 北千住駅前に通じる現在の通り ここにも旧千住宿の小公園 吉田、横山旧商家 旧水戸街道の分起点から間もなく、左に入り斜めに千住新橋に向かう。R4の下を通りスパイラル階段を上って千住新橋に出る。千住新橋を渡り高速道路の下を抜け千住新橋北詰を左折、直ぐに斜めに入り梅島駅のガードを10:05抜け、竹ノ塚駅を過ぎて、R4を横切り、けなが川を渡ると埼玉県草加市に入る、11:07。 住宅地に入り旧水戸街道の分起点 旧日光街道は左に入り斜めに千住新橋に向かう R4の下を通りスパイラル階段を上って千住新橋に出る 梅島駅付近 竹ノ塚を過ぎ、けなが川を渡って埼玉県草加市に入る。 県道49号線を道なりに北進、吉町五丁目交差点北東角に火あぶり地蔵がある。その昔、奉公に出ていた娘が母親の病気を知っても家に帰れず、思い悩み雇い人の家に火をつけ火あぶりになり、これを哀れみ地蔵尊を建立したとか。ほどなく旧草加宿入口着、11:36。昔の佇まいの残る街並みに、草加せんべいをかけたかのように、あれこれと楽しめる施設等が旧街道沿いに連続する。それが違和感なく現代の街にヒットしているのが不思議だ。おせん茶屋、札場河岸公園、松原遊歩道などなど、雨の中でも大勢散策しているのを見ると観光に、コッミュニケーションの場として生かされているようだ。札場河岸公園ふきんから県道49号線と綾瀬川の間の遊歩道をしばらく歩く。 火あぶり地蔵 旧草加宿入口 草加市役所とお堂 アングルで補強されている明治の道標 おせん茶屋 東福寺 札場河岸公園 百代橋と松並木、松原遊歩道 綾瀬川にかかる蒲生橋を渡り越谷市に入る、13:12。北詰に蒲生一里塚がある、盛り土と大きな木と石仏など残っていて塚らしい感じがする一里塚である。道なりにしばらく進むと蒲生本町交差点で県道49号線に合流する。蒲生駅、南越谷駅付近を通過すると間もなく越谷駅に向かって斜めに入り込む、ここが旧越ケ谷宿の入口である、少し進んで本日の目的地、駅入口14:00着。 蒲生橋を渡り越谷市に入る 北詰に蒲生一里塚 旧越ケ谷宿入口と里程表 日本橋から越谷まで、25.23kmほとんど傘をさしっぱなし、所要時間は7時間15分、安全に歩くのに神経を使った道中だった。明日も雨の予報だが、・・・・。 日程表へ戻る |