★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-515 男体山 |
山行日 2010年8月30日 コース 志津乗越→男体山→志津乗越 (走れ!“忠治”の写真集100830と重複してます。) 我が家のもうすぐ5歳になるワンコを連れての2500m級の山歩き、3座目、男体山を目指した。山歩きで、ワンコは最高出力を発揮する歳、私は体力を維持するのがやっとの歳、逆転されるのも飼い主として楽しみだ。勿論、ワンコの歩ける限られた山の範囲のことだ、4:50志津乗越(標高1785m)を出発。この周辺、只今工事がアチコチで行われているようだ。この奥も工事中らしい、30mほど先の登山道入口から、二荒山神社志津宮へ、志津小屋の脇を通って、神々の石像の前に出る。東方向に日の出前の大真名子山のシルエット、5:02、ここから山間に入る。夕べも降ったのだろうか、登山道が大分泥濘んでいる。緩やかに進んで一合目5:05、間もなく砂防堤の見える涸れた沢の右岸に出て一時的に視界が開ける、若干陽の射した太郎山、大真名子山を眺める、2合目5:14。コメツガの深い樹林帯に入り勾配を増す、根っ子、泥濘、U字型の凹んだ道に悩まされながら進む、三合目5:25、五合目5:54、小休止。 登山道、二荒山神社志津宮入口(帰路撮影) 二荒山神社志津宮の奥に神々の石像(帰路撮影) 東側に日の出前の大真名子山のシルエット ここから山間に入る(帰路撮影) 2合目沢の右岸から太郎山、大真名子山 樹間から朝日が差し込む 3、4、5合目、密生するシラビソの森、根っ子、泥濘、U字型の凹んだ道が続く 六合目を6:11過ぎ、西側を回り込むようにして崩落ヶ所の上に出る、6:18。地形図で見ると弁天河原の上部の一つに位置するようだ。 鞍部から女峰山の雄姿をシルエットで眺め、明るいコメツガの樹林帯に入る。間もなく二合目で出合った水無し沢の最上部と思われるザレ場を通過する。足元が不安なのか、供はサッと足早にその場を抜ける。明白な尾根に出たようで、北側に五色山、金精山、温泉ケ岳、山王帽子山、太郎山、と日光北側の山並が広がる。尾瀬の燧ケ岳も根名草山右奥にクッキリと見えた。 6合目を過ぎると間もなく崩落跡(鼻毛ノ薙の突き上げ)に出る 崩落跡から大真名子山、帝釈山、女峰山、右に高原山遠望 明るいコメツガの森に変わる 先ほど通過した崩落跡を樹間に 右手、ザレ場を通過すると好展望が処々に、太郎山 五色山、金精山、温泉ケ岳、山王帽子山 五色山、金精山、燕巣山、温泉ケ岳、根名草山 燧ケ岳遠望 五色山〜太郎山 6:41、八合目付近にかかると山並、樹形、花はないが高山植物などなどから高度感が伝わってくる。登山道は赤い砂礫の道となり、ズルズルっと滑りながら急登し、やがて九合目で大展望が開ける、7:04。山頂部の社と鉄剣、北側に大きく落ち込んだ爆裂火口の跡、男体山の荒々しい地形を一望できる。山並に目を転じれば、錫ケ岳、日光白根山〜太郎山、大真名子山、帝釈山、女峰山、そして遠望する尾瀬の燧ケ岳と女峰山裾に微かに高原山を遠望する。緩やかに砂礫と低い笹道を進むと天を突く鉄剣のある信仰の山、男体山の山頂である、7:18-8:04。 八合目付近から太郎山、通過した崩落部を振り返る 同、錫ケ岳、日光白根山〜太郎山 画像クリック拡大 同、日光白根山 同、燧ケ岳 同、太郎山 同、大真名子山、女峰山 山頂部が見えた 赤い砂礫の道 9合目付近から燧ケ岳、太郎山、大真名子山、帝釈山、女峰山 男体山山頂、西側から 一等三角点 西側に二荒山神社太郎山神社と日光白根山 二荒山神社奥宮 二荒山大神御神像 山頂から東南〜西の山並 画像クリック拡大 同、半月山〜日光白根山、中禅寺湖 同、錫ケ岳、日光白根山 同、太郎山 同、大真名子山、小真名子山、帝釈山、女峰山 同、西〜北〜東側の山並 画像クリック拡大 供は高い所が好きだ、視力、解像力は人間と比したらどうなんだろう。アッチコッチ、納得したように首を下げ、絶景を眺めていた。西の太郎山神社の岩場では身を乗り出し断崖から覗き込んでいた、何か彼に興味深いものが写っているのだろう。「良くやった」、と両手で抱いてやれば、身を摺り寄せて尻尾を振り、誇らしげな眼差しで私を見つめる。これに私は弱い、次は・・・・・、と毎度なってしまう。雲が上ってきたので下山開始、九合目8:17、八合目8:29、崩落跡8:40、五合目8:53、三合目9:12、二合目9:18、志津乗越9:38、下山路で会った人、20人ほど、夏の終わりの静かな男体山であった。総所要時間は、4時間48分であった。 |
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