気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”
sub3-537
駒ケ岳・黒檜山
  
山行日
    2010年12月24日   曇り時々雪一時晴れ   単独

コース
    大洞駐車場→駒ケ岳登山口→駒ケ岳→大タルミ→黒檜大神→山頂分岐点→黒檜山→山頂分岐点→
    黒檜山登山口→大洞駐車場

                                               【霧氷のページ】へ

 霧氷見物をしようと赤城山に向かう。旧料金所跡を通過する、星がいくつか見えているので、地蔵岳か黒檜山とする。箕輪を過ぎると路面は凍結状態、路肩には除雪した雪が40,50cm、木に積もった雪はなかった。新坂平の温度表示は−4℃を示していた。シフトダウンして下りカーブを通過、黒檜山の山頂は雲があるのか見えなかったが、駒ケ岳は見えていた。大洞駐車場で支度をしながら明るくなるのを待つ、風が若干あるがそれほど冷え込んでいない、6:49出発。カチカチの道路を50mほど歩き、除雪された雪を乗り越え登山道へ入る。間もなく地蔵岳の一部が赤く染まる、日の出を迎えたようだ。上空は雲が多く、東の空は一部雲が切れていた。登山道には、昨日のトレースあり、時々踏み込むとバリバリと音がする、凍っているようだ。高度とともに積雪が増す、登山道は5-10cm、斜面は20cm位ありそうだ。下の鉄階段付近から霧氷が現れ、尾根に出る付近から一段と楽しみを増す、7:30尾根に出る。
  
  大洞駐車場から駒ケ岳                       駒ケ岳登山口

  
   下の階段                                   この辺から霧氷が見えた

  
    上の階段を上ると                         ベンチのある尾根筋に出る


    東方向、雲間から若干の日差しが・・・

 東方向に筑波山が見えるが、全体的に雲が多い、霧氷もコントラストがなく映えない。撮ってみたが、ものになりそうもない。小ピークを越え、早くも小雪庇のできた狭い尾根を渡り、駒ケ岳山頂着、7:51。眺望はきかず、通過する。
  
   小沼が微かに                        向かう駒ケ岳方面、山頂はガスってしまった


 駒ケ岳山頂付近


 駒ケ岳山頂付近


 駒ケ岳山頂付近

  
   駒ケ岳山頂                                    駒ケ岳山頂

 昨日のトレースはここまで、北側の木段も、杭が所々で頭を出している以外、雪をかぶり見えない。下って小ピークの東側を巻いて大タルミへ8:07。幾分雲が切れてきた、東方向に筑波山を遠望、辿ってきた駒ケ岳もほぼ見えてきた。登り返して、次の小チークにさしかかる。樹林帯の中の積雪は吹き溜まって、50-60cmありそう、次の一歩が大へんだった。
  
  駒ケ岳山頂北側の木段、雪の下              登山道のアチコチに吹き溜まり


   雲が切れて黒檜山東斜面に日がさす

  
    大タルミを下に                        大タルミから次の小ピーク


        筑波山遠望


    辿ってきた駒ケ岳方向

 大きなモミの木の脇を通って、花見ケ原との合流点に向かう。この付近は勾配もあり、木段に出来た吹き溜まりを踏み外さないように慎重に進む。雪質は湿っぽく、適度にしまっていて、極端に踏み外す危険性はないので比較的歩きやすい。霧氷のトンネルを幾つも背をまるめて通過、やっと青空が見えてきた花見ケ原との合流点9:06、黒檜大神9:12、山頂分岐点9:14、黒檜山山頂9:20-9:49。
  
                      登山道脇の大きなモミの木

  
     吹き溜まり                              霧氷のトンネル

  
                            振り返れば蛇行した己の靴跡

  
     花見ケ原との合流点                    花見ケ原方向

  
                          やっと青空の下、黒檜大神

  
   この辺の積雪30cmほど                    黒檜山登山口コースと合流

  
                                黒檜山山頂

 時々日の射す山頂付近から北の祠のあるビューポイントを往復する。残念ながら眺望はなし、続く山並が時々見えるだけ。誰も来る様子はない、自然の芸術を十二分に堪能する。今日の霧氷は、降り始めの湿った雪で霧氷ができ、乾雪に変わってからは風で飛ばされてしまい、こうなったのだろうか。枝を激しく揺らしても霧氷は落ちない、表面の粉雪を散るだけである。枝の細かいコメツツジの風下側下部には、饅頭状に雪が積もっているのである。

 【山頂付近の霧氷】







     祠


      祠





 青空のあるうちに、下山路の霧氷を楽しもう。霧氷の枝間から鈴ケ岳、鍬柄山、地蔵岳が時々見え、一味、二味趣を添えるてくれる。雪をダンパーに大股で下る、爽快な気分だ。猫岩付近で本日最初のハイカーに会う、登るのはきつそうだ、申し訳ない。猫岩10:39、この付近で霧氷も痩せて、冬枯れの森に変り、黒檜山登山口着、10:49。

    駒ケ岳方面分岐点

   【下山路の霧氷】





  大沼と鍬柄山を枝間に


   霧氷の間に大沼を見る


      枝間から小沼






     地蔵岳


     大沼


     赤城神社




       小地蔵岳、地蔵岳


    駒ケ岳の西斜面




   地蔵岳


    駒ケ岳


     猫岩から大沼&地蔵岳

  
    黒檜山登山口                             除雪作業

  
     道路、赤城神社方向                        道路、大洞駐車場方向

  道路を歩き始める上空が黒い雲に覆われ、雪に変る、大洞駐車場着11:10。到着するや本降りに変り、たちまちフロントガラスが真っ白に。総所要時間は、4時間21分、霧氷は良かったが、天気は仕方ないかな、でも満足。

          もっと見る 【霧氷のページ】へ


  気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”