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駒ケ岳・黒檜山(赤城山) 熊情報追加(文末へ)
  
山行日
    2010年11月11日   晴れ   単独

コース  概略図はこちら
    利平茶屋森林公園→鳥居峠→(篭山)→登山道出合→駒ケ岳→黒檜山→黒檜山登山口→覚満淵→鳥居峠
    →利平茶屋森林公園

 山頂部の霧氷と利平茶屋付近の紅葉を見ようと出かける。赤城山の霧氷は11月上旬から12月中旬にかけて比較的発生回数が多い。この5日間ほどの気象状況から発生確率は高いとみた。紅葉は800〜1000m位で見頃かな、と当てずっぽう。駄目なら片道30kmを引き返せば良い、ダメモト。大間々の出外れ、上桐原で左折すると、雲のかかった山頂部に白く霧氷らしきものが見えた、これはいけるかな。一方、渡良瀬川に沿った道端の紅葉がきれいだ、もしかして利平茶屋の紅葉は終わっているのでは、と感じた。下田沢を曲り、一の鳥居を曲ると紅葉は期待薄となった。利平茶屋森林公園駐車場付近には少々残っているが諦め状態、6:43着込んで出発する。6:49、森林公園を抜け登山道に入ると冬枯れまでは進んでなかった、落葉を踏みしめ、散り残った紅葉を眺めながら歩く。すると意外や意外、点々と丸ごと残っている木があちらこちらに。イヌブナ、カエデ等で、低木、高木いろいろ、陽だまりなのだろうか。朝日を浴びて、それは美しい、霧氷のことを忘れてしばらく撮り進む。
  
  利平茶屋森林公園                        鳥居峠方面登山口

  
   紅葉の一部残る道を                        落葉を踏みしめながら歩く

【登山口〜管理棟分岐付近までの紅葉】 イヌブナ、カエデ等ポツンポツンと残っていた。












      

      

      



      





      

 残った紅葉は管理棟への分岐点付近で終わり、冬枯れの道となった。1枚+を脱いで、足早に歩き、850段のコンクリートの階段を上る、ここはスローダウン、7:34強風吹き抜ける鳥居峠着。駒ケ岳を見上げると上の方が白くなっていた、ここから黒檜山は見えないが、雲が払われることを期待して、篭山に取り付く。低木の間を抜け、鞍部で一息、東の彼方に筑波山、地蔵岳の北斜面も白かった。笹尾根からツツジ漕ぎってところだが、ちゃんと道が出来ている、100人超の人が歩くようになったのだろう。薄っすらと霧氷が現われると、間もなく登山道と合流する、8:06。前方は霧氷で真っ白、登山道から上ってきた男性に挨拶もそこそこに、前進する。
  
   管理棟分岐点                                橋、2つあり

  
   土砂崩れの跡を過ぎると                     緩やかにケーブルカー跡に向かう

  
   ケーブルカー跡のコンクリートの階段、850段        半分ほど歩くと建物が正面に見える


   鳥居峠から駒ケ岳、霧氷が見えていた


   鳥居峠から覚満淵、大沼、五輪尾根

  
  小地蔵岳をバックに、篭山西斜面の小木を漕ぎながら         駒ケ岳との鞍部に出る

  
   東方向に筑波山遠望                     南西に荒山、地蔵岳

  
   1600m付近で薄っすらと霧氷                南に荒山、地蔵岳

  
登山道と出合う、鉄階段2つ目を抜けたベンチのあるポイント   登山道、この辺から霧氷が一段と・・・


【霧氷、登山道出合〜駒ケ岳山頂まで】
  


   駒ケ岳の一つ手前のピークと右に袈裟丸山




















 青空の下、みぎひだり、見上げて振り向いてまた進む、霧氷を堪能しながらの蛇行、つい足元を見ず切り株に膝をぶつけ、イテッ!、あまりの痛さにしばらく立ち止まる。霧氷のトンネルを抜け山頂手前の小ピークが目の前に、何と半分真っ白で半分茶色、どうしてこうなるのかな、8:16駒ケ岳山頂着。

 今日の霧氷は地蔵岳ではほんのちょっと、荒山、長七郎山、小地蔵岳はなし、駒ケ岳と黒檜山限定のようだ。富士山、八ヶ岳を遠望し、西側の木段を下る。と、間もなく、黒檜山が姿を現す、若干山頂部に雲を残しているが、木々が真っ白できれいだ、桜山みたい。茶系の斜面とのコントラストもいいな。足早に小ピークを越え大タルミへ、8:24。登り返して次の小ピークから駒ケ岳、地蔵岳を振り返る。道脇でいつも迎えてくれる大きなモミの木、今日は真っ白に着物を纏って誇らしげだった、8:45花見ケ原のコースと合流。8:46黒檜山大神、南は見通せるが北方向は雲がかかっている。8:48黒檜山登山口から直登コースと合流、黒檜山8:50-9:30。
  
                               駒ケ岳山頂


  駒ケ岳山頂から地蔵岳


  霧氷のトンネル、ここから黒檜山へ


   木段を下ると


   山頂部に若干雲のかかった黒檜山が姿を現す


  チョッピリ ズームアップ


  駒ケ岳と大タルミの間のピーク付近から


 大タルミから黒檜山


 大タルミから駒ケ岳


 大タルミから駒ケ岳

  
   登山道脇の大きなモミの木、後は黒檜山            モミの木

  
    モミの木と地蔵岳                         モミの木と駒ケ岳


  黒檜山の南東斜面から駒ケ岳


    黒檜山の南東斜面から地蔵岳


    黒檜山の南東斜面から駒ケ岳、長七郎山、小沼

  
   この先で尾根に出る                       花見が原コースと合流

  
   黒檜山大神                             黒檜山登山口からのコースと合流

  
    黒檜山山頂                             山頂と三角点


 【山頂〜祠付近の霧氷】  皇海山、男体山を遠望、以下5枚










                   浅間山遠望、手前は大沼&鈴ケ岳、以下4枚








                                 筑波山遠望


                              八ヶ岳遠望


                           草津白根山遠望、手前は子持山&小野子山


                           小木の霧氷、以下8枚
















                                 低木の霧氷、以下9枚



















 山頂に居合わせた3名、赤城神社方面に下る、同時スタートするも、間隔は自然に出来る、今日の場合は“足”でなく“目”だろう。時々拭く強い風に、霰のように壊れた霧氷が舞う、そして登山道に積もる。次々と山頂へ向かう人、本日は15人ほど会ったかな、10:01猫岩、ここまで下ると霧氷は消え、冬枯れの道に変った。10:08登山口着、ここで道路へ出る。山頂部を見上げながら感動を胸に湖畔を歩く。

【下山路の霧氷】                大沼、地蔵岳、駒ケ岳を枝間に、以下8枚
















                                    見上げる空と霧氷、以下3枚







  
  風で吹き飛ばされる霧氷、ちょっと不鮮明かな         登山道に壊れた霧氷が・・・

  
 この辺まで来ると霧氷もわずか                    尾根向かいの駒ケ岳方面

  
    猫岩付近は冬枯れの道                    猫岩から地蔵岳

  
   黒檜山登山口、ここで道路へ                 小鳥島と地蔵岳


    ツルウメモドキ、道路沿いで


    マユミ、道路沿いで


    ノバラの実、道路沿いで

  
     大洞の広場から黒檜山                    同、駒ケ岳

 覚満淵の入口でニホンジカ避け用のネットの工事中、ほぼ完了しているようで通り抜け方法を丁寧に説明してくれた。誰もいない覚満淵、カモの一家がスイスイ泳ぐ姿、唯一の動的で面白い、10:46鳥居峠着。東の方向を眺めていた観光客数人、階段の方向に歩くと怪訝そうな顔、そして「これを降りていくのか」、と。
  
     駒ケ岳・黒檜山登山口                      覚満淵の木道

  
      カモの一家?                            覚満淵

  
               覚満淵を囲うニホンジカ避けネット、重ね合せたところから抜けられる


    鳥居峠から東方向の眺望


     ズムアップして鳴神山、筑波山

 帰路も紅葉に足を止め、見上げる。青空にハラハラと散る黄色い葉に、冬本番の近いことを感じた。今度は雪遊びの季節だ。11:25利平茶屋森林公園駐車場着。総所要時間は、4時間42分、まあまあ紅葉、霧氷両者を楽しめた山行だった。

  ご参考:2010年1月15日の同コース山行です。



  ★★ 熊情報 追加 ★★
   同日、黒檜山山頂で出会った山梨県のAさんから、画像を頂きましたので、ご参考までに追加しました。
     写真撮影日:2110年11月11日、撮影時間:7時から8時の間
     写真内容:木段にそって歩いた熊の足跡
     撮影場所:駒ケ岳登山口から稜線に出るまでの間
     雪が多少降ってますが、まだ熊は冬眠してないようです。注意して山に入りましょう。



              
  
  参考“熊”サイト「東中国クマ集会」

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