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前袈裟丸山
  
山行日
    2009年5月12日   曇り   2名

コース
    折場登山口→賽ノ河原→小丸山→前袈裟丸山→前袈裟東南尾根→前袈裟丸山北側鞍部(登山道へ)→
    賽ノ河原→折場登山口

 登山口〜賽ノ河原  賽ノ河原〜小丸山へ  小丸山〜前袈裟丸山山頂〜東南尾根〜登山口へ

 毎年2,3度一緒に歩いている東松山のM氏と昨秋の荒沢岳以来、アカヤシオ花見山行を計画した。5/上旬に日光方面を一案としたが、開花が早く中旬に延ばして幅広い垂直分布の袈裟丸山とした。当掲示板の好漢(ハオハン)さん、tomoさん情報を参考に、天気予報は曇りであるが、ベストと考え決行となった。折場登山口の駐車場は1台のみだった、7:13新緑の山間へ。急坂の歩数とともに新緑は芽吹きかけた雑木に変った。林中にシロヤシオ、ミツバツツジの花を見つけ早速カメラを向ける。登山道は展望の開けたコーナーから笹原へ、高度を稼ぎヤシオツツジの花の残るつつじ平東の小ピークへ踏み込む。
  
   折場登山口                         雑木林を抜けて前袈裟丸山が視界に

  
     縁取ったネジキの若葉                  ハウチワカエデの芽吹き


    開花したてのシロヤシオ


    シロヤシオの花、薄緑色の残る蕾&花


     ミツバツツジ


【つつじ平手前東のピーク付近のアカヤシオ】

 背景は袈裟丸山


















 この周辺は残念ながら散り始めていたが、全体としてはまだまだ見られそう。登山道に近い岩場に戻り、赤城山を遠望、歩いてきたアカヤシオの咲く小ピークを一望する。
  
    散り始めたアカヤシオ                     赤城山遠望


   アカヤシオの咲く斜面、つつじ平東の小ピーク

 登山道に戻り、平坦な雑木林を抜け、つつじ平へ。この周辺もかなり花が進んで一部落花していたが、袈裟丸山連峰を背景に、咲き誇るアカヤシオを堪能しながら賽ノ河原へ。
  
         カラマツの新緑に目を奪われながら雑木林を抜けつつじ平へ


【つつじ平のアカヤシオ】

   背景は袈裟丸山








  
   この周辺も一部落花                         賽ノ河原



賽ノ河原〜小丸山  登山口〜賽ノ河原へ  小丸山〜前袈裟丸山山頂〜東南尾根〜登山口へ

 賽ノ河原で塔ノ沢コースを合せ、しばらく起伏の小さいアップダウンが続く。アカヤシオはその数を増し、林中の花を楽しみながらあっちこっち歩き回る。この辺から花は満開、賽ノ河原に近い方では若干の落花も見えるが、まだまだ元気いっぱい。雨量観測所付近で眺めていると、後方から軽やかな靴音、本日最初に会う人である。何と、相互リンクしている“あおちゅう”さんである、4/7小出俣山・阿能川岳・三岩山でご一緒して1ケ月ぶりの再会である。今がチャンスと、お互い刺激材料もあってやって来たのだろうか。お先に行ってもらい、Mさんとの珍道中は続く。

【賽ノ河原、雨量観測所周辺のアカヤシオ】

 背景は袈裟丸山





  








































 毎度撮ってしまうカラマツの美林、西の賽ノ河原(地名?)を抜け、小丸山の上りにかかる。林中の個体数が多く、樹間がほど良い間隔があり、山並みを背景に、樹形、枝ぶり、花の色合い、好みに合った画像を取り込める場所だ。アチラコチラ散策しながら小丸山山頂着、9:50。
  
   カラマツの美林                          西の賽ノ河原(地名?)

  
   袈裟丸山を枝間に咲き誇る小丸山のアカヤシオ        登山道にアカヤシオのトンネルが幾重にも

  
    小丸山山頂                        袈裟丸山を背景にアカヤシオ、ミネザクラの競演


【小丸山周辺のアカヤシオ】

















































  日光白根山を背景に


  日光白根山を背景に


  日光白根山を背景に


    皇海山、鋸山を背景に


  奥袈裟丸山を背景に


   後、中、奥袈裟丸山を背景に


   後、中、奥袈裟丸山を背景に


   前、後袈裟丸山を背景に


   前、後、中袈裟丸山を背景に


     中、奥袈裟丸山を背景に


小丸山〜前袈裟丸山山頂〜東南尾根〜登山 登山口〜賽ノ河原へ  賽ノ河原〜小丸山へ

 小丸山を下って最初の鞍部でアカヤシオは姿を消す。避難小屋から登り返して南へ巻くと、アカヤシオで染まった前袈裟の東南尾根が目に入る。これで今日のコースは決まった、後袈裟丸山をカットして、東南尾根を散策、ヤブを漕いで前袈裟丸山北側鞍部へ戻る、と。笹原の鞍部を抜け、コメツガの樹林を急登し、ほどなく前袈裟丸山山頂着、10:50−11:15。
  
  小丸山鞍部の斜面                       避難小屋

  
    白樺林を抜ける登山道                  シラカバに食い込んだ古い、確かな道標


   小ピークを南に巻いて前袈裟東南尾根を見る

  
  前袈裟丸山北側の鞍部                   沢に名残の雪

  
  コメツガの樹林を急登する                   日光白根山を遠望

  
   ほどなく前袈裟丸山山頂                  山頂の一等三角点

  
 山頂西側からの展望、至仏山                   上州武尊山

  
   日光白根山                          後袈裟丸山〜奥袈裟丸山


   点々と斜面を染めるアカヤシオ、前袈裟丸山の西南の斜面

 前袈裟丸山の山頂をあとに登山道を肩まで戻り、尾根伝いにコメツガと笹の急斜面を下ると、パッと開け赤く染まった尾根が迎えてくれる。同行のMさん、感動のあまり言葉を失ったようだった、まるで桃源郷を見ているようだ。

   前袈裟東南尾根


     前袈裟東南尾根


       前袈裟東南尾根

  
  一瞬言葉を失ったM氏、前袈裟東南尾根           撮って、撮って、撮りまくるM氏

【前袈裟丸山東南尾根のアカヤシオ】







































   アズマシャクナゲもこの株は間もなく開花するでしょう


   一際鮮やかだったアカヤシオ







  
           笹原をトラバースして前袈裟丸山の北側鞍部で登山道に出る

  
                     小丸山の巻き道にかかると袈裟丸山に雲がかかっていた
 
  
   賽ノ河原で鹿の母子に、あまり逃げようとせず      新緑、つつじ平付近のカラマツ


 東南尾根先端11:52、戻って前袈裟丸山鞍部へ12:15、小丸山は南の巻き道を通り、賽ノ河原13:20、登山口近くまで下ってシロヤシオを眺め、登山道に出るとまた“あおちゅう”さんにバッタリ、後袈裟丸山まで行って来たとか言っていた、駐車場14:08着。総所要時間は、6時間55分、アカヤシオを十分に楽しんだゆっくり歩きの山行であった。本日は平日のせいか10人ほどに会っただけ、満開のアカヤシオもこのまま週末まで待ってくれたらいいのになあ。


登山口〜賽ノ河原  賽ノ河原〜小丸山  小丸山〜前袈裟丸山山頂〜東南尾根〜登山口
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