気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”
sub3-534-2
大源太山・平標山・仙ノ倉
  
山行日
    2010年12月5日

 【後編:大源太山〜平標山、仙ノ倉山】       【前編:〜大源太山まで】へ

 大源太山を後に、南に三国山から辿ってきた尾根を眺めながら下って大源太山の分岐点へ9:35、ここで三国トンネルから同じルートを辿ってきた男性に会う。「もう・・・・」、「天気が良いので仙ノ倉経由で・・・・」、「車までは???」、「うまくバスがあれば浅貝まで、なければ歩きかな」、呆れ顔で登っていった。平標山、仙ノ倉山、エビス大黒ノ頭を眺めながら、緩やかにアップダウンを繰り返し平標山乃家、10:14着。休憩所に小さいザックが1ケ、デポして行ったのかな、平標山を見上げると、真ん中辺に一人ポツン、平標山を往復かな。
  
   大源太山を後に                          辿ってきた尾根を眺めながら下る

          
   ダケカンバの枝が青空に映えてキレイだった        分岐点まで戻る


   クロベ?と苗場山

  
    仙ノ倉山、エビス大黒ノ頭


    仙ノ倉山、エビス大黒ノ頭


   小ピークから浅間山〜苗場山      画像クリック拡大


   平標山、仙ノ倉山


    エビス大黒ノ頭

  
    緩やかにアップダウン、正面に平標山          振り向けば大源太山


    逆光から解放され東方向の山並もクッキリと

  
    平標山乃家と平標山                   平標山乃家は冬季閉鎖、避難小屋は開いてます

 平標山乃家から平標山山頂まで標高差320m、木段を一気に上る。初めて歩く人は気分的にキツイだろうが、回を重ねると、体が覚えていて、適度にペースダウンさせ難儀から解放される。必要以上に立ち止まって写真を撮るのも良いだろう。先を行くご人、1/3ほど上った所で視界から消えた、山頂に着いたのかな、陰になったのかな。山頂が近づいても、木段の雪が解け板の上を歩ける、雪で喉を潤しながら進む。あっ!、平標山と仙ノ倉山の間に真っ白い山、はてな、巻機山かな、違うな、平ケ岳だ。振り向けば遠く富士山がキラキラ光っている、反射しているのだ。そして苗場山の左に北アルプスが現れる、平標山山頂到着である、11:00。
  
                    振り向いては大源太山を撮り、気を紛らわす

  
        2ヶ所緩やかな坂あり                 笹の斜面に残る古い巻道、右仙ノ倉山


   平標山と仙ノ倉山の間に真っ白い山、はてな?   平ケ岳を望む

  
   仙ノ倉山山頂部が見えてくると                  平標山山頂に辿りつく

 西方向の苗場山から一回り、左回りでカメラに収める。苗場山、北アルプス、浅間山、富士山、仙ノ倉山〜巻機山、今日の天気は素晴しい、でも日本海は見えないな。下にザックをデポした男性が、戻ってきたが、挨拶もそこそこに小屋方向に下って行ってしまった、忙しいご人だ。

   平標山山頂から苗場山


   苗場山の左に北アルプスが見えた      画像クリック拡大


  更に目を移せば浅間山


    富士山遠望、榛名山、赤城山、袈裟丸山、と・・・


   仙ノ倉山〜巻機山を眺望する      画像クリック拡大

 仙ノ倉山を正面に、木段、石段を下る。夏はお花畑を眺めながら、行き交う人と話しながら、それは楽しい山頂のひと時。今はご覧の“白さ”だ、でも白単色ではない、強風雪で形作られた白いオブジャが林立する楽しい道である。話しかけたくなる自然の造形美、大パノラマの中に溶け込んで微笑んでいるようだ。足場の悪い道だが、気にならず、時々デコレーションをつまみながら「イタダキマス」、「ゴチソウサマ」、東の小ピークで左に折れ、間もなく着雪に飾られた階段を上って仙ノ倉山山頂到着、11:54-12:12。

   仙ノ倉山を正面に木段を下る

  
   高層湿原は今?                         強風雪の置き土産、着雪、サンゴに似てるかな

  
  休憩所の板に横から付着、クギのよう                   枯れ草に付着、これはキノコに似てるかな


   巻機山〜      画像クリック拡大


   平標山山頂を振り向く、半球型の山頂


   東のピーク方向を眺める


  ここまで歩くと、平標山が尖ってくる、同じ山とは・・・


   吹き溜まりのようだ、20-35cmあったかな


   これは巨大なテーブルサンゴかな


  樹形から、この周辺は強風が吹き荒れるのだろう


   仙ノ倉山は左から2番目


   この周辺は、ミネザクラ、アズマシャクナゲ、ハクサンイチゲのきれいなところ


   東の小ピークから左に曲る、エビス大黒の頭を正面に撮る


     同所から苗場山、平標山


 同、仙ノ倉山

  
    着雪に飾られた階段を上って                  仙ノ倉山山頂到着

 先客が1名、ということは雪面に残された靴跡からあと2名山頂を踏んでいるようだ。山頂の気温は多分+だろう、微風あり、寒さを感じない。天気に恵まれて素晴しい眺望、11/19八ヶ岳の権現岳から仙ノ倉山が見えたが、浅間山の左手に微かに八ヶ岳の姿を見た、見えるんだ。山頂をグルグル周り、眺望を堪能する、足を延ばしてよかった、と。

      巻機山〜榛名山      画像クリック拡大


  仙ノ倉山山頂から 巻機山、中ノ岳方面


  同、平ケ岳、燧ケ岳、至仏、手前に武能岳、茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳


  同、燧ケ岳、至仏、手前に谷川岳


    日光白根山、上州武尊山


     皇海山、袈裟丸連峰


    赤城山、手前は三峰山、大峰山、吾妻耶山


        子持山、小野子山、十二ケ岳


       榛名山


        浅間山


     北アルプス、苗場山、手前は平標山


    北アルプス、苗場山、平標山をズームアップ


      榛名山〜苗場山      画像クリック拡大

 折り返すと間もなく1名、平標山山頂付近で2名、仙ノ倉山に向かった、今日は合計7名かな、これからやって来る人もいるかなあ。帰路も時々停まっては光景を目に焼き付ける、今年の上越の山を歩くのはラストだろう、12:55平標山に戻る。
  
   東の角でまたまた仙ノ倉山山頂とエビス大黒の頭を撮ってしまった


     仙ノ倉山山頂とエビス大黒の頭


   雪の風紋

 ああ、良く遊んだ、あとは下るだけ。元橋からのバスが気になる、確か15時15分頃だったかな。元橋15:00着を目標に下ろう。2時間ちょっとあるから多分間に合うだろう、でも半分道中か。雪解けで泥濘んだ道を下る、見渡したところ人影はない。今の季節、時間的には早目に行動するのが鉄則、もう会わないだろう、13:11大山祇碑、13:21一ノ肩、13:35P1677、13:49松手山、ここで小休止。
  
   下り道、一ノ肩と苗場山                       大山祇碑

  
   一ノ肩から松手山                           山頂を振り返る

  
   階段下から見上げる                      同、苗場山

  
    松手山山頂                        同所から、一ノ肩と平標山

  
   雪解けの泥濘んだ道                         鉄塔と苗場山

  
    ブナ帯を抜ける                        最後の階段を下って道路へ

  
  平標山、上信越自然歩道の看板                  平標登山口バス停、15:24発で歩き出す

  
   国道17号線を歩いて                     浅貝、バスと着くのと一緒だった

  
   標高1000m、あと残り900m                   三国トンネル駐車点

 ここからまたまた急坂が連続する、14:18鉄塔、14:47下山して道路に出る。ここからバス停へ14:53、時刻表を見ると13:24、31分待ち、歩くと浅貝で微妙なところ、歩いて帰ろう。ガードを抜けると浅貝の街が見える、意外に近い、バス停は中間にはない。浅貝バス停にバスと同時着、15:30。ここまでは40mの下りだった、ここからトンネルまで140mの上りだ、予定を変更したので家に電話をする。16:03三国標高1000m地点通過、16:17全行程を終えて三国トンネル手前の駐車スペース着。今日の天気は◎、宝くじが当たったような気分、十二分に山を堪能した一日であった。


    【前編:〜大源太山まで】へ




    気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”