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sub3-495
赤雪山・多高山+24km
  
山行日
    2010年4月14日   晴れ   単独

コース 概略図はこちら
    長石林道達磨杉峠(足利、佐野境界)→赤雪山→A点→B点→C点→(ヤブ漕ぎ)→多高山→老越路峠→
    佐野市飛駒町番場→下彦間町竹の沢→足利市名草中町→藤坂峠→松田町→長石林道達磨杉峠
           この山行のアカヤシオはこちらです。

 長石林道達磨杉峠(足利、佐野境界)を起点に、赤雪山と多高山でアカヤシオを見て、ぐるっと道路を歩いて一周する計画である。スタート地点は標高の低いところの方が後半が楽そうだが、天気を考えると花を朝一で見た方が良いだろうと7:07峠を出発する。丸太の階段を急登し、あとは緩やかにアップダウンをして、高圧線の鉄塔下を通過、下って登り返すと間もなく目当てのアカヤシオが見えてくる。夕べの強い風の影響を心配したが、ほとんど影響なかったようだ。ということは、今年は長持ちしているのだろう。先日ワンコを連れて下見した時より、花の数も多いし自生範囲も広い、良く見なかったのだろう。赤雪沢駐車場からのコースの合流点まで、ほとんど満開であった、赤雪山山頂着、8:12。
  
   登山口                              登山口から深高山の尾根

  
    高圧線鉄塔                       鞍部から登り返すとアカヤシオが迎えてくれる

  
   道沿いも                           道標付近にも満開だった


       赤雪山山頂を背景にアカヤシオ


    多高山を背景にアカヤシオ

  
    林道脇で沢山見かけたキブシを山頂直下で          赤雪山山頂

  
    山頂の東屋                          行道山方面の山並

 小休止して、仙人ケ岳方面への道を歩く、緩やかに下って小さいピークへ。ここで北方向に派生する小尾根へ入る。急斜面を下って細い尾根筋にでると、満開のアカヤシオが目に入る。向かう多高山を眺め、アカヤシオを眺めながら下る。尾根下部ではミツバツツジ、ヤマツツジが咲き始めていた、8:48林道へ、8:58県道に出る。
  
                      北方向に仙人ケ岳方面の道を歩く

  
   次の小ピーク、ここから枝尾根               少し下るとアカヤシオが点々と

  
  道を介して多高山                        この尾根も満開

  
              尾根下部ではミツバツツジ、ヤマツツジが咲き始めていた

 県道の北側斜面に取り付きヤブの薄い所を拾いながら高度を稼ぐ。10分ほどで視界が開け勾配が緩やかになる。多高山の山頂部を眺めながら最初のピークで小休止、9:15-9:25。
  
林道から県道を横切り                       多高山目指して斜面に取り付く


  ヤマザクラと東南の山並、最初のピークから


    葉と花が同時進行しているようだ

  
                      桜の下ではヤマッツツジが咲き始めていた
      

   最初のピークから赤雪山


     最初のピークから多高山


    左が3つ目のピークと多高山


   左から2つ目、3つ目、多高山

  
   二つ目の登り                            二つ目のピーク、多高山寄りから

 二つ目のピーク9:35、三つ目のピーク9:38、鞍部9:40、登り返すとアカヤシオが点々と迎えてくれた。しかし風が強い、時々吹く突風に体を持っていかれる、写真を撮るどころではない。弱くなるのを待って撮るが、花が風下を向きおチョコ状態、でも花は強い、耐えているのだ、南からの登山道に合流し間もなく多高山山頂着、10:08-10:18。
  
   鞍部                             三つ目を越え、登り返すとアカヤシオが点々と


   風が強くおチョコ状に花が風下を向いている

  
   老越路峠からの登山道に合流             その先に多高山山頂

  
     三角点                          筑波山遠望

 南に急坂を下り老越路峠10:38着、ここは佐野市田沼と桐生梅田を結ぶ県道であり、ここから長石林道が分岐している。であるから車を停めた達磨杉峠までは3km弱だろう。しかし、ここからが本日の第2弾の始まりだ。峠に咲く大きなヤマザクラと地蔵さん、コンクリート壁さえなければ、のどかな風景である。峠から5分ぐらい下った所で、後から来た軽トラが停まった。「どこまで行くんですか、乗りませんか」と声をかけてくれた。路上歩きをしていると良くある事で、世の中には親切な人が多いのだ。丁重にお断りをして分かれた。7,8年前の話になるが、足尾の備前楯山で会った人、山頂で断り、舟石付近で断り、かじか荘でまた断って先に行ってもらった。恐らく私が遠慮していると思ったに違いない、有難いことなのですが。道端に咲く花を眺めながら、佐野市飛駒町番場三叉路着、11:05。

   下り道からヤマザクラ

  
  石神、老越路峠付近                     老越路峠、ここから駐車点まで3km弱だが・・・


  田沼方面に向かうと大きなヤマザクラ


   その下にお地蔵様

  
        県道66号線を歩く、親切なお方に乗りませんかと・・・・・声をかけられる

  
               道端に生えるモミジイチゴ        ヤマブキ


    山里風景、佐野市飛駒町にて

  
   庚申搭                               飛駒町番場地区で右折

 ここからはしばらく田園風景を見ながらほぼ平坦な道を歩く、振り向けばズッシリした多高山、菜の花、スミレ、タンポポ、レンゲソウ、多高山の西の最初のピークから見えた尖った気になった山、塩田沢の奥のようだ、そのうちに。12:18、足利方面の道、斜めに分かれ、彦間川にかかる宝来橋を渡る。間もなく、右手に彦間浅間遊歩道案内図を見る、この辺から徐々に勾配を増してくる。トンネル3本の分岐点から明治トンネルの遊歩道に入る、柵で閉ざされていたが柵脇から侵入した跡があり、12:44跡を踏んでトンネルを抜けた。足利側の遊歩道はヤブ化していて、杉林の急斜面を下って道路に出た、12:54。

  振り向けば多高山がズッシリと、飛駒町番場地区

  
           塩田沢の奥に見える尖った山、多高山の西の最初のピークからも見えた、山名?

  
   休耕田が広がる                       めずらしいレンゲ畑

  
   デカイ庚申搭                         この神社の東側に

  
             佐野市下彦間町竹の沢で斜めに入り彦間川にかかる宝来橋を渡る

  
   県道208号線(栃木県)に変わる                 石造板碑型庚申搭


    一帯の観光案内、彦間浅間遊歩道案内図

  
                            道端にスミレ&タチツボスミレ

  
                 須花トンネル3本、明治トンネルは通行できないのかな?   

  
   遊歩道を歩くと                  柵で閉ざされていたが、脇に侵入の跡あり 注) 欄外参照 4/16追加

  
     辿ることとしてヘッドランプをつけ       入り込んだら光度差で見えず水溜りにボチャ

  
   出口も狭くなっていた               荒れた遊歩道跡から杉林の急斜面を下って道路に出た

 ここからまた緩やかに下り名草中町三叉路へ13:10、右に曲がって奥へと進み14:10巨石群への道を右に分け、徐々に登って14:25藤坂峠着。満開の桜の下を抜け、松田の信号のない交差点着14:43。右折して進行方向に赤雪山を眺めながら、最奥のダム下の公園入口へ15:00、右折して長石林道へ入る。ここから達磨杉峠まで丁度4kmである。
  
    緩やかに下って足利市名草中町三叉路               右飛駒の道しるべ

  
    中町から上町最奥で巨石群への道を分ける       緩やかなカーブを2つ3つ、藤坂峠に出る

  
   下って松田の信号のない交差点         右折して松田川沿いに赤雪山を進行方向に眺めながら進む

  
湯ノ沢地区通過、道が狭くなったり広くなったり        右折、長石林道起点(現在はダムの分岐かな)

 勾配を増しながら少し進むと松田川ダムへの道を左に分ける。その分岐点に基幹林道前日光線案内板がある、現在はここが起点になっているのかも知れない。ここから人工林の中を右に左に急カーブを描きながら上って行く、30分程経過した頃だろう、人工林から抜け広々とした光景が目にとまった。1つ、2つ、3つほど曲がったかな、終着達磨杉峠着、15:48。

 松田川ダム分岐点にある基幹林道前日光線案内板、足利市松田〜日光市和の代まで64kmがつながっている

  
 人工林の中を縫って進み伐採地に出る、行道の尾根かな?   見えた! 達磨杉峠

 総所要時間は、8時間41分、風が山頂部で強かったが、赤雪山と多高山のアカヤシオを見て、24kmの路上を歩き、春の日の楽しい一日であった。
           この山行のアカヤシオはこちらです。


ご参考      もしかしたら、下の記事の調査のため踏み入れたものだろうか。
   

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