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アド山(葛生の山)
  
山行日
    2010年3月12日   曇り時々晴れ   単独

コース  コース地図(Googleマイマップで作成):地図画面で“≪”をクリックしてエリアを拡大、“+”or“−”で拡大・縮小、
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    足利市永楽町交差点→越床トンネル入口(足利側)→出流原町交差点→田沼上町西交差点→
    賀茂別雷神社(多田)→天神橋西交差点→葛生大橋東詰→仙波交差点→アド山登山口(1.7km)→アド山
    →アド山登山口→R293交差点→葛生駅

 靴の調子をみるのに山と道路合せて30kmほど、こんな山を探すと、上のコースが浮かび上った。距離は往路25.03km、復路6.55km、合計31.58km、麓からの標高差234m、まあまあである。渡良瀬川河川敷の有料駐車場(一日¥200)に車を停め、永楽町交差点から歩き出す、7:08。足利学校の横を抜けた頃から通勤時間帯に入ったようだ、大橋町歩道橋付近から道幅が狭く、スレスレに抜けていく車が怖い。袋川の千歳橋を渡って安心するも、今度は工事中、時間的には就業時間帯、大型車が砂塵を舞い上げて通過して行く。樺崎町付近にさしかかると、車の絶対数は減ってきた、しかしスピードが増し強風に巻き上げる粉塵の量は増えるようだ。
  
  足利市永楽町交差点を出発する                下って通1丁目交差点を横切って北の方向へ

  
                            足利学校の横を通過

  
    拡幅工事中の交差点、女子高校前右折            片側1車線、住宅街

  
  大橋町歩道橋で左、道なり                    歩道橋の東西に用水と桜並木

  
  間もなく左手に大きな庚申塔                 右手は山、左手に畑、西に両崖山、大岩山

  
  助戸新山町で大きくカーブして                 袋川にかかる千歳橋を渡って北東方向に進む

  
           大月町に入るとICの関係か、メチャクチャ工事中、ここを過ぎると南東に向きを変える

  
   正面の山、低い所が越床峠           トンネル手前右旧道(通行止め)、右上大小山-大坊山縦走路

 8:28、越床トンネルに入る、入口付近はスゴイ、ガスがまいたよう。砂塵と排気ガス、それと騒音、両手袋を口に当て、細目で歩く、騒音も100db近いようだ、スゴイ。佐野市に入り視界は多少良くなったが苦しいトンネル内、やっとぬけて深呼吸。歩道が広く下り坂となり大分緩和される。8:53、駒場交差点を過ぎると、波はあるが交通量が減ってきた、9:17出流原歩道橋通過、9:56田沼上町西交差点着、再び激しさを増す大型車の並、砂塵を伴うR293号線。
  
    越床トンネル                          佐野市へ入る、トンネルの中間地点

  
     トンネルの佐野市側                    通行止の旧道

  
   越床峠から北に伸びる尾根                        駒場交差点

  
  田沼市街地まで続く栃の街路樹               弁財天と赤見温泉

  
   出流川とシラサギ、ゴイサギ                   出流原歩道橋、赤見温泉は左折

  
   間もなく旗川にかかる渥戸(アクト)橋を渡る       北側に北関東自動車道(工事中)

  
   田沼上町西交差点、道なりに北東方向に進む       加茂別雷神社(山越)

  
   道が東武佐野線と接近                   多田駅入口交差点通過

 10:26賀茂別雷神社(多田)着、小休止、100年祭の準備中とか。石段を上って田沼、葛生の街を見下ろす。今日の天気はイマイチだが、視界の悪さ、それだけではなさそうだ。道に戻って、東武佐野線の陸橋を2回またぎ、11:04天神橋西交差点着。ここで、この道を走り気になっていた葛生原人の出土なる場所に立ち寄る。当時の原人説と現在の解釈、対比して案内してあった、人骨は14,15世紀のものだったようだが、当時は科学的な判断が難しかったということですかね。
  
    賀茂別雷神社(多田)に立ち寄る              本殿かな?

  
   神社を見下ろす                        紅白、梅満開

  
   東の諏訪山付近か                      葛生の街と工場

  
   葛生駅を中央に                       秋山川を渡って直ぐ駅

  
天神橋西交差点の手前、“原人のふるさと”像?        当時の原人説       画像クリック拡大

  
  現在の解釈      画像クリック拡大             人骨は14,15世紀のもの、原人は幻となった・・・・

  
    左手に錆びついたプラントを見ると         秋山川にかかる葛生大橋を渡って左折、R293はここまで

 11:23、葛生大橋東詰の交差点、ここで左折してR293と分かれ、秋山川に沿った県道200号線を北方向にしばらく進む。左右の山が狭まった感じがする。三角屋根の時計台が見えてくると、仙波の交差点である、12:05。交差点を右折し、小さな橋を渡って道標に従って左折し、校庭横を通って、突き当りを左折し、金蔵院の駐車場へ進む。道標に従って、そのまま真っ直ぐアド山に進めるが、金蔵院を拝ませて頂く。
  
  秋山側に沿ってほぼ北方向にしばらく進む(バイパス)            仙波の交差点に近づく

  
                          右折して直ぐに橋を渡る

  
 橋を渡ったら直ぐ左折、小学校の校庭に沿って進み     突き当たったら左折して金蔵院へと進む

  
 清瀧山金蔵院聖法寺の本堂                  鐘突堂と本堂

  
                        観音像と12の仏像が庭園に

  
  鐘桜と仏像                                 山門

 戻って、林道を少々進み、アド山城跡1.7kmの道標から山間に入る。右下に金蔵院を見ながら、下草の刈り込んだ斜面を進み、落葉樹林に入る、赤松、檜も徐々に混在してくる。マンサク、ダンコウバイを見ながら歩くと、幾重にもなる堀跡らしい場所を抜ける。徐々に勾配を増し、トラロープを張った急斜面を登ると石の祠に出て、一段上がアド山山頂である、12:54-13:16。眺望は東方向が若干開いている。そのまま尾根伝いに進んだが、あまり眺望は変わらなかった。道を歩いている時、炭工房のゲンさん(本人?)に会って、山頂の様子を聞いてきたが、ちょっと話が合わなかった。
  
金蔵院の駐車場左に道標あり、アド山城跡1.8km    参道を右手に、その奥にアド山城跡1.7kmの道標あり

  
   雑木林を緩やかに登る                      右下に金蔵院

  
    赤松と雑木から                         檜と雑木に変わり

  
                    幾重にも造られた堀らしい場所を通る

  
                            これも堀かな?

  
                           マンサクもまだ咲いてました

  
                         ダンコウバイがそろそろ満開のようです

  
   枝間の山頂が見えてくると勾配を増す            赤い岩石があちらこちらに露出

  
    最後、トラロープを掴んで上ると              ホコラに出ます

  
            その一段上が山頂です               小さな山名板が2,3ありました

  
                  山頂付近の眺望、部分的に見えました、南東方向

  
                               北東〜北方向の展望

  
   もう少しで開花、シュンラン                    ダンコウバイの花

 下って、登山口へ13:37、道路13:46、メモってきた時刻表を見る。葛生発15:09、佐野着15:27、15:37発に乗り換えて足利着15:54となる。往路と変えて住宅街を抜ける旧道を歩く。昔はこの辺まで土埃に家屋がまみれていたが、今は改善されてどの家の屋根もきれいになった、14:20、R293を横断。
  
                          住宅街の道を葛生駅方向に

  
    R293を横断して駅方向に                  本町付近

  
     葛生駅前                                   葛生駅ホーム

 街中に入り、整然としているのにはビックリ、特に本町付近の家並みが良い、14:41葛生駅着。総所要時間は、7時間33分、砂塵と騒音に悩まされたR293ウォーキングだった。アド山と金蔵院、予備知識を得たうえで、もう一度ゆっくり見たいものだ。

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