気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”

sub3-179-1
        1日目に戻る   3日目へジャンプします
2日目
 柏市旭町からつくば市洞峰公園付近
     柏市旭町→我孫子市→大利根橋(利根川)→取手市→藤代町→文巻橋(小貝川)→龍ヶ崎市→牛久沼鶴舞交差点
     →金竜寺→牛久沼鶴舞交差点→牛久市→牛久市大和田町→つくば市→洞峰公園北交差点

 本日の予定は38km強、柏市旭町の交差点を4:00、出発する。まだ真っ暗、東の空には明けの明星が輝き、下に細い幾日目の月だろうか、輪のように見える。飲み屋からネグラに帰る人たちが路地から出没する、4:17、R16交差点通過。北柏駅前で、東京まで31kmの表示あり、どこからだろうか、“日本橋まで”が“東京まで”に変わった。暗くて良くわからないが、古そうな庚申塔を見つけとりあえず写真を撮る。しばらくひっそりとした暗い道を進む、33km地点で我孫子市に入る。小さい起伏が連続する、R6は埋め立てて緩やかに越えて行くが、歩道は谷底まで下りてまた上がる。R6に完全に平行していればそれでも良いのだが、歩道が判らなくなったことも幾度かあった。R6は車専用とは書いてない、注意して狭い路側帯も時々歩く、運転手が気付いてくれれば良いのだが、ガードにしがみつける態勢で路側帯を歩く。
  
   古そうな庚申塔                    東京から34km、我孫子市電研付近

 東京まで36kmを過ぎると間もなく、利根川にかかる大利根橋にさしかかる。5:55、橋の1/3位の所で37km表示、東の空が幾分赤くなってきた、今日は快晴だろう、どこで日の出が見えるだろう。左下の川を見る、朝霧が低く立ち込め、ゴルフ場の樹木だろうか、点々と暗い中に島状に見える。幻想的な光景であるが、暗くて写真にならない、残念。渡りきった所で38kmの表示、茨城県取手市に入る、小休止、6:10-6:24。
  
                     利根川にかかる大利根橋を渡って

  
  茨城県取手市に入る                  日の出どころか霧が立ち込めてくる

 6:48、東京まで40km地点を通過、日の出どころか霧が立ち込め視界を遮る。藤代町に入り、7:24左手にバイパスを分け、8:18小貝川にかかる文巻橋を渡って龍ヶ崎市へ入る。左へカーブして、8:13バイパスと合流し、牛久沼に沿って北上する。牛久沼は霧に中、ボーッとして何も見えない。しかし、時々太陽の輪郭が見えてきた、間もなく霧はあがるだろう。
  
 霧の藤代町に入る                     クレーンの先に付けた照明で舗装工事中

  
 東京から42km地点                    小貝川にかかる文巻橋を渡って龍ヶ崎市へ

 牛久沼から流れ出る江川を探す、金竜寺はここから入るようだ。鶴舞橋という交差点を疑ったが、川が見えない。直に気付いたが、コンクリートで蓋されて見えなかったのである。小道に入り、常磐線の踏切を渡って、小高い丘の南にある金竜寺に着く、9:02。

 金竜寺は新田氏の菩提寺で、写真左から新田義貞、横瀬貞氏、由良国繁、由良忠繁の順に祀られている。金竜寺という寺は我町、太田市にも存在し、新田氏の歴代を祀ってある。どうしてか?、となるが、話せば長くなるので龍ヶ崎若柴の散歩道というHPをのぞいてもらいたい。ここに、こと細かに説明されている。また、どうでも良い話だが、調べていくうちに、我が先祖の眠る地元の曹洞宗の寺が、ここの末寺ということも判った、そんな訳でR6から入り込んだのである、9:47鶴舞橋に戻る。
  
 曹洞宗太田山金竜寺                    新田歴代の墓

 すっかり上空は青空になったが、牛久沼にはモヤがかかり、見られなかった。右手、周辺の湿地にはガマの穂が、綿状になり珍しい枯野の姿を見せてくれた。旧道を調べて知ったのだが、昔の道はずっと南を通っていたそうだ。湿地を埋め立てて、道や住宅が増えていったのだろうな。牛久沼と別れて、牛久市に入る、10:03。牛久駅西入口の交差点を過ぎて小休止、10:52-11:00。立ち上がると、足が硬直していて、加速がつかない。ちょっと早いがラーメン屋に寄る、肝心の麺がイマイチだった、11:10-11:33。東京まで53km地点を通過、間もなくR408を左手に分ける。つくば市へはここを左折しても良いのだが、2.1km先の学園西大通りから入る。
  
 ガマの穂                          ここを過ぎて間もなくR408を左に分ける

  
 54kmを過ぎると圏央道通過地点、工事中     牛久市東大和田町で東京から55km地点通過

 圏央道の通過地点を過ぎ、牛久市東大和田町で東京から55km地点に出る。ここから5,6分の所で学園西大通りに左折、R6とのお別れだ。両サイド畑の中に造られた、片側2車線の広い道路、土曜日のせいかあまり交通量はない。時々通過する車両のスピードはすごい、でも青キップの範囲かな。12:52つくば市に入る、カエデの系統か、背の高い街路樹が植えられている。筑波山をまだ見てない、方向としては進行方向に見えてもいい。13:28常磐道をくぐる、そして13:35、R354を越えたところでやっと筑波山(男体山)が目に入る。ここで、つくば在住の息子に電話、「R354の交差点にいる・・・」、「迎えに行こうか・・・」、「歩いて行くから来なくて良い」、そんな会話をして歩き出す。
  
 R6を左折して学園西大通りへ              つくば市に入る、広ーい通り

  
 R354を横断すると筑波山が見えた           中央分離帯に立つ筑波研究学園都市のポール3本

 息子と話したら気のせいか、足が軽くなった、14:27、つくば市二の宮洞峰公園北交差点着、本日の行程は終了した。距離にして38km、所要時間は、10時間27分であった。霧のR6は歩きにくかった、疲れてはいるが寝ておきれば歩けるだろう。先月の上旬、“平成の大合併・新田乃庄再来”、というタイトルでNHKのアナ松平定和氏他の講演を聞いた。内容は、新田・足利・岩松・由良氏と徳川氏についての歴史を説明されていた。その時、太田の金竜寺にもふれていた、こんな中で水戸街道を調査中上記HPで若柴の金竜寺をヒット、今回の寺巡りとなったのである。そして、調べていくうちに、地元の寺が若柴の金竜寺の末寺であることを知り、何とも不思議なことである。

   1日目に戻る   3日目へジャンプします

 
気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”