気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”
sub3-224
鈴ケ岳(赤城山)
  
山行日
    2005年9月26日   晴れ  単独

コース 地図はこちら
    新坂峠駐車場(鈴ケ岳登山口)→姥子峠→鍬柄峠→鍬柄山→大ダオ→鈴ケ岳→大ダオ→鍬柄山→鍬柄峠→
    姥子峠→新坂峠駐車場

 台風一過、久々の青空、しかし、夕べの予報では栃木北部、上越は曇りであった。今日は、午前中に戻れる範囲の山、ということで鈴ケ岳の山行とした。ざっと車の往復2.5時間、山行時間が2.5時間を要する、と考え7:00に家を出た。ラッシュと重なりR50の信号待ちが長い、おまけに赤城の道路に入って大型バスの後でノロノロ、急いで支度をして新坂平出発8:33。露のたっぷり含んだクマザサの登山道に入り、牧場の有刺鉄線に沿って5分ほど急登して稜線に出る。アカマツ、コナラ、サクラ、リョウブ、低木のツツジに覆われ、稜線からの眺望はない。8:44、姥子峠着、姥子峠では、赤城村方面のからの尾根道が合流している。そこから間もなく小さいピークの脇を通過する、ここが姥子山である。登山道は、僅かに下り鍬柄峠に出る8:53、ここから西側、子持山方面が一望できる。
  
 鈴ケ岳登山口、牧場の有刺鉄線に沿って歩く      樹床のクマザサはたっぷり水を含んで

  
 姥子山を2分ほど下ると鍬柄峠             鍬柄峠から子持山方面を撮る

 峠からクマザサの間を5分ほど登り返すと、展望の利く岩の上に出る。大沼を真下に、ぐるっと五輪尾根、小黒檜山、黒檜山、駒ヶ岳、地蔵岳が囲む。左奥には日光白根山が遠望できる。鍬柄山山頂は、ここから2,3分である、9:11着。

 鍬柄峠から5分ほどの岩場から赤城山外輪山、日光白根山展望

  
 ヤマラッキョウの花                     リンドウ

 赤城山を一望できるビューポイントはいくつかあるが、ここはベスト3に入るだろう。いくらか黄ばんで見えるところもあるが、まだ全体として緑である。ここまで来ると車の音は聞こえなくなり、静かな山並を満喫できる。ここからヤセオネを通り、小さいピークを4つ5つ下りながら通り、鞍部大ダオで、鈴ケ岳周回コースと交わる、9:25。
  
 鍬柄山山頂から大沼、黒檜山と駒ヶ岳         同じく、荒山と鍋割山

  
 同じく、日光白根山、皇海山遠望、手前は小黒檜山   同じく、子持山方面

  
 ヤセオネを通過する                    大ダオに近づくと樹間に鈴ケ岳の姿

 大ダオは樹林帯の中で眺望はない、ここから少し登ると展望の利く岩場に出る。今歩いて来た鍬柄山が山らしく、堂々とした姿で見られる。再び樹林帯に入り、大きな岩のゴロゴロした道となる。最後に大きい岩があり、そこを抜けると鈴ケ岳山頂である、9:42着。
  
 大ダオ、鈴ケ岳周回コースがここで交差する      東に張り出した岩場から通過してきた鍬柄山


 同じく、左奥が黒檜山、手前鍬柄山、右奥あら山と鍋割山

  
                    山頂直下で大きな火成岩の間を通る

  
 鈴ケ岳山頂、三等三角点あり             山頂の石碑、黄色い花はアキノキリンソウ


 山頂から外輪山一望

  
  同じく、子持山方面                  同じく、上越方面、雲に覆われていた

  
 同じく、大沼と黒檜山と駒ヶ岳              同じく、手前が鍬柄山、奥が地蔵岳

山頂部を隅々まで歩いたが、秋はまだこれから、緑一色の世界である。遠望する上越の山は、山頂部に雲がかかり、判別が難しい。ここは、赤城山の全体像を眺めるにはいい場所だ、9:50山頂をあとにする。大ダオ10:01、鍬柄山10:16、鍬柄峠10:25、姥子峠10:31、東に向きが変わって出発点、鈴ケ岳登山口着10:38で本日の山行を終えた。総所要時間は、2時間05分であった。午前中帰宅という制約があったので、休憩も少なめであったが、3時間はみたいところ、鍬柄山、鈴ケ岳山頂の眺望は、オススメ。

  
気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”