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鍋割山・荒山(赤城山)
 
山行日
    2005年5月8日    晴れ後曇り    単独

コース
   鍋割山登山口(林道鶉山線)→鍋割高原→(岩場散策1)→鍋割山山頂→荒山高原→(散策2)→荒山山頂→
   (散策3)→避難小屋(下)→荒山登山口→(林道)→鍋割山登山口

 久しぶりの山行である、花見山行第三弾として赤城山を歩くことにした。多分、鍋割山・荒山を歩けばどこかでヤシオツツジに当たるだろう、ということで出かけた。ライブ情報はないし、今年の花の状況は、行ってみないとわからない、マルッキリの勘所である。朝方、地域住民の清掃作業に参加して、スタートが遅れた、連休最後の休日でいつもの駐車スペースは満杯(4,5台)、仕方なく路上駐車して鍋割山登山口8:04出発する。登山道脇のヤマツツジは、真っ赤に色付き、開花間近、ミツバツツジとクサボケは見頃である。これはイケルかな? 見上げると、山頂左の岩場がピンクに染まっているではないか、目指すアカヤシオツツジが満開のようだ。急登の岩場も気のせいか、ステップが軽い、8:24鍋割高原標高1000m地点を通過。ヤマツツジもここまで来ると蕾が茶色となってしまった、僅かの標高差で花の進み具合が大分違う。次の急登がはじまり、登山道が東側へトラバースする地点から、8:35下から見えた岩場目指して西側の山中に入る。
  
 鍋割登山口付近                       見上げると岩場のアカヤシオが手を振っている

  
  クサボケの花                        ミツバツツジ

 小木に掴まりながら、急斜面を登り、樹間に岩場のアカヤシオを見る。ガレた小さな沢を渡る、厚く積もった落ち葉で足元が滑る、緊張するところである。見上げると、このまま岩場を通って、上に抜けられそうである。再び枝に掴まって岩場に接近して、カメラを向ける。花は、キレイだ、アカヤシオをイワツツジと呼ぶところもあるらしい、岩場に似合う花だ。平坦な岩場で、ザックを下ろして小休止する。これからのルートが気になることろ、上を巻いて岩上に出て、そのまま上へ行こうと、4,5m這い上がった所で、連なっている大きな岩に阻まれて断念する。やむなく引き返すことにして、踏み出したものの、登ると下るの大違い、先ほどのガレ場で上がったり下がったり、してやっと足場を確保して通過。あとは、山腹をトラバースしながら鍋割山直下の丸太の階段手前で登山道に出た、9:25。以下の写真は、この岩場付近で撮ったもので無題。
  

  

                

  

  

  


  


 暑い、吹き出てくる汗を拭いながら、最後の階段を上がり、9:35山頂着。5,6人の先客がいた、曇ってしまった背景を背に、交代でカメラに向かっていた。次から次へと荒山方向から到着する、鈴ケ岳がやっと見える程度、早々に荒山高原に向う。
  
  鍋割山山頂                         オオカメノキが咲き出した

  
  鈴ケ岳は霞む                       荒山高原にピンクの文様、ヤシオツツジだ

  
  荒山高原を見下ろす                  ヤシャブシの花?

 尾根筋から荒山高原を見下ろすと、落葉樹の森林にピンクの文様が映えていた、高原の直上と荒山の中腹、2ヶ所あるようだ。やっと芽の吹き出した木々を見ながら、足元の紫と白のスミレを見ながら足早に下る、10:03荒山高原着。ここにも10人ほど、鍋割からここまでにも10人ほど会っている、皆さんの方が確たる情報を掴んでいるということで、知らぬは私だけなのかな。ここの木は大きく、今年は花のつきも良い、色合いも良く、申し分なし。以下の写真は、荒山高原から少し進んだ登山道沿いのアカヤシオツツジです、丁度満開でまだ散ってないようです、写真は無題。
  

  

  

  

  

  

  

  

  

 登山道沿いに咲く大きなアカヤシオの木を見て間もなく、沢を介して荒山の南尾根付近にアカヤシオの群落が見えてきた。10:26、急斜面を下り、大きな岩のゴロゴロした斜面に辿り着いた。ここのヤシオツツジも見事だ、ほぼ満開、多少蕾もある。以下の写真は、ここの群落で撮ったものです、無題。
  
 登山道から見た群落
  

  

  

  

  

  

 岩場を、写真を撮りながら上方を目指す、ヤシオツツジの群落をほぼ抜けた所から、荒山から上の避難小屋への登山道を探す。東方向に登ると、山頂直下のシャクナゲの自生する場所で登山道に出た11:01、荒山山頂着11:08、小休止。ガスが上がって、地蔵岳、茶ノ木畑峠は雲の中、この山頂も大勢集まって賑わっていた。
  
  荒山山頂の祠、ここにも咲いてました          まだ開きたてでした

山頂を後にして、再びシャクナゲ付近から山中に入り、下の避難小屋を目指すことにした。理由は、先ほどの群落の下の方に、もう一つの群落が見えていたからだ。下るのは早い、あっという間に次のポイントに着いた、また撮りまくる。結局沢を介し、西の尾根の群落を通り、12:07下の避難小屋に出る。写真は、下りの二つの群落で撮ったものです、こっちもあっちも綺麗だった、写真は無題。
  

  

  

  

  

  

  

 下の避難小屋の直上の岩場で見たヤシオツツジが今回の最終であった。満開のヤマザクラ、オオカメノキ、ミツバツツジと高度を下げ、12:32県立赤城森林公園荒山登山口着、12:32。
  
 ヤマザクラ                          オオカメノキ

  
   ミツバツツジ                        ミツバツツジ

  
 荒山登山口                          林道を歩きながら、アオダモの花

  
  ヤマツツジ                          スミレ

 道端の花を見ながら、テクテク林道を歩き、13:13鍋割登山口着、花見山行第三弾を終了した。総所要時間は、5時間09分であった。赤城のヤシオツツジも綺麗だった。尚、当コースの内、最初の岩場(鍋割山南西)への入山は、危険を伴いますので注記しておきます。

  
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