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東篭ノ登山・池の平・万座・白根散策
散策日
    2005年9月29、30日

コース
    29日:池の平駐車場⇔東篭ノ登山、池の平駐車場⇔池の平湿原
    30日:万座温泉散策、白根山湯釜付近散策、武具脱ノ池周辺散策

 中国在留のYさんが一時帰国、2夫婦で一泊温泉付初秋の山を散策する。谷川岳山行を考えたが、予約した万座温泉まで120km、天気も雲多しの予報、変更して温泉+散策で、軽く、カルクとなった。

 東篭ノ登山山行、と言っても往復50分ほど、1ヶ月前に比べたら花はすっかり終わり、ナナカマド、ヤマザクラは紅葉をはじめていた。秋の行楽シーズン到来だろうか、駐車場には大型バス6台、どういう方々の団体だろうか。山間を抜けて山頂へ、いましたイマシタ大勢の小学生、西東京から来られたとか。引率の先生はご苦労だけど、子供達にとっては、いい思い出になるでしょう。
  
 足どりも軽やかに林中を進む                樹林帯を抜けると黒斑山、浅間山が顔を出す

  
 咲き残ったリンドウ一枝、池の平湿原を眼下に見る     もう、山頂へ到着だ


 いっぱいの子供達に篭ノ登山も大喜びでしょう、周辺の山々はちょっと恥ずかしいのかな、隠れてしまいました

  
 山頂の岩陰に残ったマツムシソウ              西篭ノ登山方面

  
 林間のナナカマドも赤く染まりました            カラマツも一部色づいてました

 駐車場に戻って、その足で池の平湿原へ向う。道筋のクマザサの中に真っ白い綿毛が点々と、それはヤナギランの種子でした。これから風に乗って新天地を求めての旅立ちです。しっかり根を下ろし、ピンクの花で山肌を染めてくれることでしょう、来年かな、再来年かな。
  
 ヤナギランの種子、綿毛の中に点々と           ハクサンフウロの紅葉

  
 オヤマリンドウもしっかり実をつけただろうか       湿原のクサモミジもはじまったようです

  
 シラタマの木、白い実も完熟のようです          ヤマザクラも真っ赤に、後は東篭ノ登山


 車を走らせ、地蔵峠から鹿沢を通り、嬬恋牧場で小休止、○○○局の連続朝ドラのタイトルに使用したという牧場の楢ノ木、説明の看板をバックに観光客が次々とカメラニ納まっていた。
  
 役者になった楢ノ木、白馬と女優はいませんが・・・    日だまりにまだ、アザミが咲いてました

 ○○ホテルで温泉三昧、「源泉のまま・・・・」、「源泉高温のため加水・・・・」の表示、ここまで書かれては、温泉旅館の対応も大変だろうな。この夏白根山の東側の△△温泉に宿泊したら、効能書きがなかった。聞くところによると、湯量が豊富というが難しいところもありそうですね。翌朝温泉周辺の散策、空気がうまい、お陰で朝食も普段の倍とってしまった。
  
 ススキ、源泉、熊四郎山、散策路入口付近        山の斜面に露天風呂、晴れた夜は星が綺麗だろうな

  
 色づき始めたナナカマド、後は熊四郎山          ナナカマドの実

  
 源泉の最奥に伝説の熊四郎山              散策路、クロマメノキ、ガンコウラン、ハクサンシャクナゲetc.

  
 最奥から万座温泉                      コメススキ、白い点は虫の卵?

  
     熊四郎山から小沢は、小さい滝をつくり今は静かな流れであったが、泥流の爪痕があちこちに見られた    

 車で国道292号線へ、山田峠付近で紅葉の写真をとろうとしたが、周辺のナナカマドは茶色くちじれ、終わってしまったのか、紅葉しなかったのか、渋峠へ。「国道最高地点・・・」の標記、麦草峠と思っていましたがね?。ガスって眺望が利かず、白根山湯釜の遊歩道を歩く。ここの観光客、スゴイ、遊歩道に群がる人人人、確かに湯釜の光景はすばらしい、幾度見ても。
  
 ヤマハハコ、白いのは終わった花             葉も紫に、オヤマリンドウ

  
 湯釜、この光景に魅せられて大勢の人たちが       立入禁止の湯釜に数人の人影が・・・、調査だろうか

 草津方面に向って殺生河原を過ぎて間もなく、右手に湿原が現れる。地図で武具脱(モノヌグ)ノ池と書かれた所のようだ、駐車場がなく路肩に止めて失礼しました。ウルシの紅葉が真っ盛りで、シャクナゲの濃緑に映えて赤く燃えるようであった。木道を歩くと、真っ青に染めたような、オヤマリンドウの群生地があった。残った群青色の花も、まだまだ数多く、この1週間ほどは楽しめそうだ。
  
                       ウルシの紅葉、武具脱ノ池付近?

  
                        まだまだ見られます、オヤマリンドウの花

  
  この池が武具脱ノ池でしょうか、大小二つ池がありました     湿原には、まだ新しそうな木道が一周してました

注) 武具脱(モノヌグ)ノ池:源頼朝に追われた木曽義仲の残党が、武具を脱ぎ捨てた、という伝説のある池です。元の行へ戻る


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