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sub3-206
荒山(赤城山)
山行日
    2005年6月20日    曇り    2名

コース
    ヤブトレ、としておきましょう。
    (概略荒山の北側から歩いて山頂を踏み、北東稜線伝いに下って、地獄谷をかすめて、一杯清水バス停に
    出て駐車地点に戻りました。)

 相互リンクを貼っているドンピシャ登山の管理人N氏から、コースの誘いを受け、歩いてきました。どこをどう歩いたか、と聞かれても、答えのない山行でした。山頂直下までは、N氏が先頭、あとは私の勘と度胸の世界で、適当に夏草を分け山頂を踏みました。赤城山は、どこを歩いても、所々に岩場があり、これを切り抜けて目的の場所に出られればバンバンザイ。ブチ当たってどうにもならない時は、戻るだけ、安全第一でやれば、珍しい出逢いがあり、これは楽しい山行となります。一周3時間25分、出逢った花々、光景を貼り付けました。
  
サラサドウダンが山全体を通して満開でした。あいにくガスって眺望はなしでした。サラサドウダンも山頂部のベニサラサドウダンを入れると2種になります。

  
また、斜面のいたるところでミズキが見られました     これはアブラツツジ(アブラドウダン)の花で黄緑色の小さい玉状の袋が下がっています。

  
岩場にぶっついてしまいました。高さ10mほどに見えました。そばでテンナンショウが笑ってました、「何やってるの、馬鹿だね・・・・」

  
ここを巻いて、一汗かいて、珍しい植物を発見、カモメランです。珍しい程度はわかりませんが、図鑑で見ているだけでした、感激、N氏大満足。

  
やっと稜線に這い上がったところでギンランとヒメシャガに出逢いました。キンさん、ギンさん、少なくなってしまいましたね。自然でのキンランは、ここ20年見ておりません。右はヒメシャガです、山ですと今が開花期なのですね。

  
これは今が旬の花、色鮮やかなレンゲツツジです。花は大きく、濃朱に近い色でした。右はナツグミ(と思います)の花です、色は白に近い黄色で、元が細長く先が開いた形をしています、どちらかというと山の中にあっては、目立ちにくい存在です。

  
クサタチバナは稜線で広く分布していまして、今が盛りのようです。最近では園芸店で売られていますがね。右は山頂部で撮ったベニサラサドウダンの花です。カメラのアングルもありますが、黒ずんでしまいました、現物は濃い紅色です。

  
ちょっとアップした方が良かったかな、ミヤマザクラです。上を向いて小さな花が集合してます、ここで見ただけでした。右は真っ黄色、ゴールドに近い色のキノコです。横たわった朽ちた木に生えてました。

  
 地獄谷へ下る所で火成岩の岩壁です、風化されて残った奇岩は一見の価値がありますね。その隣の光景です。手を加えて崩落防止をしたようですが、再び崩壊が進んでいるように見えました。

  
堰堤を数ヶ所進むとパッと黄色い菜の花畑、と言いたいところですが、ヤマガラシの花です、キレイでしたよ。この辺から工事用道路跡を歩きました、ここで一杯清水というバス停に出ます。

  
ここから、道路を歩いてましたら沢を隔てた北側の山の斜面一帯に広がる藤の花をみました。写真は不鮮明ですが、白っぽいたところは藤の花です。間もなく荒山の山頂部を南に見て、本日の山行は終わりました。駐車地点から山頂まで1時間37分、総所要時間は3時間25分でした。個人的には、珍しい花を見て楽しい山行でしたが、お薦めというわけにはいきませんので、明記はしませんでした。こんな、ところも赤城にはあるんだ、というところを紹介しました。Nさんも大満足の一日であったようです。


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