★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ 土合〜朝日岳〜蓬峠〜谷川岳〜土合縦走 |
山行日 1999年10月9日〜10日 晴れ 単独 コース 土合 → 白毛門山 →笠ケ岳 → 朝日岳 → 清水峠 → 七ツ小屋山 →蓬ヒュッテ(テント泊) 5:30 8:23〜8:33 9:27 11:00〜11:17 13:10〜13:20 14:16〜14:25 15:05 蓬ヒュッテ → 武能岳 → 茂倉岳 → 谷川岳 → 巌剛新道分岐 → 西黒尾根入口 土合 5:50 6:40〜6:55 8:40〜9:00 10:25〜10:40 11:40 13:15 13:35 白毛門から朝日岳へは10年ほど前の8月の中旬に一度日帰りで往復したことがある。今回はテントをかついで2日かけて清水峠を越えて一回りする計画である、予想では天気は晴れ、紅葉も見頃と聞いている。谷川岳へは幾度か足を運び山並みは眺めてきたが、湯桧曽川から眺めると標高差といい、山肌といい、山好きの人だったら一度は歩きたいと思うだろう。 いきなり樹林帯の中の急登である、でも樹間から谷川岳をところどころでながめられ、勇気づけられる。松ノ木沢の頭まで歩くと樹林帯を抜け、今回の山行コースを一望できた、谷川岳の山頂部は紅葉で全体が赤茶けた色をしていた、トマノ耳、オキノ耳、ちょっと離れて一ノ倉岳、茂倉岳(山頂に雲)。3時間ほどで白毛門山に着いた、北側には正面に笠ヶ岳、その右に朝日岳(写真では一番右の突起)が早くいらっしゃいと大手を広げている。ここからはしばらく稜線の散歩コースである、360度の展望を満喫しながらゆっくりと笠ヶ岳へ。 3−6−1 松ノ木沢の頭付近から白毛門山 松ノ木沢の頭付近から谷川岳 白毛門山から笠ケ岳、朝日岳 ザックをモデル?に笠ヶ岳山頂の記念写真、背景は左から尾瀬燧ケ岳、至仏岳、日光連山、日光白根山から皇海山の峰、そして右手上州武尊山の山並みである。青色の濃淡の中にはっきりとその山並みが判別できる。朝日岳も山頂らしきところが奥にみえている。 3−6−2 笠ヶ岳から燧ケ岳、至仏岳、日光連山、上州武尊山の山並み 笠ヶ岳から朝日岳方面 11:00朝日岳山頂に着く。何やら5,6人の人達が水準器とメジャーをもって三角点を取り囲みやっている、聞くと三角点の移動工事中とのこと。最近ではGPSを使った精密測定で基準点に対しての誤差がミリ単位で測定可能である。基準点は聞きませんでしたが、30cmほどずれていたので修正したと言っておりました。間もなく石仏を正座させて無事終了となりました。あの人たちには追い越されていないので、多分宝川の林道から道具を持って入ったのでしょう。残念ながら北側はガスがかかってきて、山並みが隠れだした。 3−6−3 朝日岳山頂三角点移動工事中 お待たせしました石仏も備わって完成です ジャンクションピークを過ぎたころには、巻機山の山頂部はガスがすでにかかり期待していたここから巻機山への稜線ははずれてしまった。清水峠小屋を過ぎ、七ツ小屋山の登りにかかる頃には、一面足元まで霧に包まれ、只ひたすら蓬ヒュッテを目指した。七ツ小屋山から下り、小屋の屋根がうっすら見えた時には、ほっとしたせいか、肩の荷が一段と重く感じ残り200mたらずと思うがきつかった。着くなり、テント場の料金を支払に小屋を開ける、客が収容しきれなくて、主と客がもめていた。予約を取ってこなかったらしく、どこでもいいから屋根のあるところに・・・。10分ほど待たされてやっと支払いテン場へ出た。ガスが立ち込めているせいか薄暗かった、10張ほど先客がいて、適当な所を探すが、テン場が湿地帯のようにぬかっており、やっと芝生(?)の所に張った。一見平に見えたところだったが、入ってみるとかなり傾斜していた。体勢を直しながらの一夜だった。 3−6−4 ジャンクションピーク付近から七ツ小屋山と右大源太山 モーニングコーヒーで体を温め、霜の降りたクマザサの道を10分ほど歩いた、御来光である、笠ヶ岳の右下から素早くあがる、向かう武能岳、茂倉岳から谷川岳が一斉に赤く染まる、一瞬ではあるが綺麗だった。 3−6−5 御来光、笠ヶ岳の右下から昇る 赤く染まった、武能岳、茂倉岳から谷川岳 武能岳からは、昨日歩いた白毛門山・笠ヶ岳・朝日岳・清水峠・七ツ岳山・蓬峠とここまでの山並み、そして続く谷川岳への稜線の展望がすばらしく、また谷川岳から西へ延びる万太郎山、仙ノ倉山、平標山の尾根も次の目標へと心を掻き立てる。 3−6−6 武能岳付近から 蓬峠、七ツ小屋山と大源太山、遠方は巻機山 朝日岳、笠ヶ岳 白毛門山、日光連山、白根山、上州武尊山 万太郎山、仙ノ倉山、平標山 茂倉岳までは一旦150mほど下り300m弱登り返す、景観を楽しみながらの稜線歩きで、早朝でもあり、心地よかった。一ノ倉岳に着く頃には谷川方面から来る多くの人達を縫うようにして、狭い登山道に気を取られながら歩き、楽しみも残念ながら半減した感あり。トマノ耳で小休止して西黒尾根へと下山路に入った、ザンゲ岩の近くで後ろから来る森さんに先を越された。森さんは、谷川岳へ幾度か足を運んだ人なら行き会う人だ、名物男だ、ザックに1681回目の看板をかけていた、2000回を目標としているのであと320回というところだ。一つの山にこれだけ登る根性には私はとても及ばない、来年達成できるかな、健康で頑張ってほしい。西黒尾根の鎖場を5,6個所下り、13:15国道へ飛び出た、もう土合は目と鼻の先。 |
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