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赤雪山・仙人ケ岳周回

  
山行日
    2002/1/20 曇り 単独

コース
    足利市松田川ダム赤雪駐車場→赤雪山→仙人岳 →熊の分岐 →犬帰り →長石林道→赤雪駐車場
     8:42                9:15  10:39 10:58   11:29  12:38    13:05

 最近、松田川ダム周辺の山を歩き人が増え、目印や標識が付けられている、その一つを辿るべく計画した。今時の季節、北関東もこの辺まで来ると、雪を気にせず、降ったら降ったなりに雪遊びをしながら楽しめるコースである。晴れれば、日光足尾方面の山、赤城・榛名・浅間、秩父の山々、富士山、筑波山の眺望が楽しめる。山並みは小さいアップダウンの連続で、落葉樹の稜線のところどころに岩場があり、休憩して眺望のできるポイントが多い。

 8:42駐車場を出る、3台他の車があったが、この辺の山の散策でしょう。小さい沢に沿って歩き始める、杉と檜の植林である、いのししが餌探しをした跡がすごい、斜面のあちこちにクレーターができ、登山道には大きいのは20cm位の石ころがはじき飛ばされ、伐採した枝が散らばり、避けながら歩く。やがて沢の水はなくなり、わずかな距離だが急登して9:07稜線に出た。この稜線の右手は長石林道へ、左手の赤雪山へ向かう。出発して、30分足らずで赤雪山頂に着く。残念ながら眺望は、曇っていて、きかない。

          コース(赤色):国土地理院5万分の1地形図、桐生及足利に追記
        
              赤線が歩いたコース(国土地理院の5万分の1使用)

 赤雪からは勾配の緩い下りではじまり、ちょっと登ってそのあと80m位急坂を下り、すぐ登り返して直角に左に曲がる、9:30通過。ここには、最近どなたか知りませんが、標識を付けてくれたので右手に延びる尾根へ入り込むことはないでしょう。いくつかのつつじの緩い尾根をアップダウンを繰り返し、また道は直角に左方向に曲がる、ここにも標識を付けてくれた、9:47通過。ここからは西方向へ県境目指して進むと、間もなく先発の20名はらくに越えるグループに会った、休憩中なので、そっと埃の立たないように先に出してもらい、小さい祠のあるピークにさしかかる、10:07着、もう仙人岳の山頂部が左前方に見えている。道は小さく下り檜の森を這い上がると県境の尾根にでた、10:14.灌木の稜線歩きがしばらく続く、右手下には桐生市菱町の家並みが樹間から見える、8つほどの小さいピークを越え、最後に急登すると、猪子からの合流点である、10:36到着。一人歩きのかなり年輩の男性と挨拶を交わす、ダブルストックで静かに一歩一歩、足元を確かめながら歩いている。自分もいつかはそれを見習わなくてはならない姿である、気力と努力に拍手を送りたい。仙人岳山頂着10:39、ミカンを1個食す、マンサクの蕾はまだかたい、10:45折り返す。


 熊の分岐までに登りの10人ほどに会い、先ほど会った年輩者の先に出る、10:58分岐着。下から人声が聞こえる、4,5人以上のグループであろう、今日は合計で40人以上に会うだろう、低山散策にはもってこいの場所であり、天気は曇りで眺望は期待できないが、程良い陽気である。小さな岩場を登り下りして、犬帰りという鎖場に11:29着。ここで駐車場までの着時間を予想してみると稜線から外れるまでに30分、それから30,40分で、13時までには戻れそうである。稜線から松田川ダムへ下降する、予定のポイントへ12:06に着く、コース案内の印刷物が木に巻き付かれ、標識の矢印が新調されていた。兎に角、枝の稜線に沿って真っ直ぐ下降して、鉄塔へ出て、車道を目指した。


 踏み跡らしきものは鉄塔までは稜線に沿ってついていた、鉄塔付近左には、何やら松田川ダム方向に青い色の目印らしきものが沢山木に止めてあった(伐採の目印のようでもあった?)。右方向へは踏み跡があり猪子トネルの方向に延びていた。何の印もない東方向に一直線に下った、灌木や篠竹の藪で枯れ枝が多くつかまると折れて危険である、アケビ、葛、藤のつるが拍車をかける。時間的には鉄塔から10分位で長石林道のちょっと手前の神社のところで車道へ12:38飛び出た。松田川ダムふれあい広場を横切って、駐車場へ13:05周回は終わった。累計タイム4時間23分。

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