★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-35 笠丸山(西上州の山) |
山行日 2002/4/27 薄日 単独 コース 住居附(スモウズク)沢登山口→(沢)→地蔵峠→笠丸山→(尾根)→住居附尾根登山口→(林道)→住居附沢登山口 この山は私の西上州の山歩きの今年の予定にはなかったが、当ホームページへの貴重な情報のもと組み入れた。先週行く予定で出かけましたが、西御荷鉾山を林道登山口から往復しただけで終わってしまったので、仕切り直しという訳である。お話を聞いてから10日ほど経過していることから、前登の稲含山では山頂部で8分咲き、ということから考えると200m低い笠丸山で、花に会えるか気がかりである。橋の近くにマイクロバス2台と5台ほどの乗用車が駐車してあったので、ちょっと先の路肩に止め、11:04歩き出す。明るい林床にはヤマゼリ、カンアオイ、シロバナエンレイソウが花をつけ、所々に群落をつくっていた。 カンアオイ シロバナエンレイソウ 11:39大きな楢の木の根元に小さな地蔵さんのある尾根へでた、標識の柱には地蔵峠と登山者の追記があった。新緑がまぶしいほどである、先ほどから人声が聞こえていたが、腹ごしらえをしている間に遠のいた、11:55尾根に沿って歩き出す。右側は建設機械の入ったあとがあり、楢の木だろうか選別して伐採された切り口があちこちに見られた。2つほど小さなピークを越えて大きな岩峰の下に出た、頂上直下である。 ナラの大木と小さなお地蔵さん 地蔵峠の道標 岩峰には点々と元気なヒカゲツツジの姿があった、間に合って良かった。岩場を回り込むにつれて個体数は増し、情報の確かさを実感した。山頂からは大勢の人声が伝わってくる、下ってくる人に言葉を交わす、ヤシオは遅いが、ヒカゲは満開皆口々に同様なことを言っていた。 黒褐色の岩肌を彩るヒカゲツツジ 恵まれない環境に力強く咲くヒカゲツツジ 岩にしがみついて咲くヒカゲツツジの姿 同ズームアップ 新緑に溶け込むヒカゲツツジの淡い黄色 背景ともマッチしたヒカゲツツジ 12:28山頂に着いた、48名とプラス10名ほどが山頂の景色に陶酔していた。団体さんの最高年齢は75歳だそうだ、どんなにツアーが厳しかろうと、決して音をあげないそうだ、その方は毎週出歩いているとのこと、大したお方だ。岩上を少し譲ってもらって、腰をおろす。見渡せば西上州の山、そして両神山もぼんやりと見えている。残りのアカヤシオツツジも精一杯存在価値をアピールしている、この山の主役を満開のヒカゲツツジとともに。12:48南峰へ向かう。 足元まで咲き乱れていた 同ズームアップ 山頂の三等三角点 岩の間から3mほど立ち上がっている常緑樹? 南峰でも木々の間に大株が根付いていた、適応性からすれば条件は良いのだろうか、ヒカゲツツジというくらいなのだから。団体さん48名には、道を譲って頂き13:25、尾根筋の登山口である林道にでた。林道を歩いて13:32駐車地点へ、全行程2時間28分。それにしても、見事なヒカゲツツジの岩峰に感謝、また情報を頂きありがとうございました、感謝、感謝。 南峰のヒカゲツツジ 南峰のヒカゲツツジ 南峰のヒカゲツツジ 南峰のヒカゲツツジ 林道近くで新緑に映える山ツツジ 尾根筋の登山口 |
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