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稲含山(西上州の山)   

山行日
    2002/4/27    曇り    単独
コース
    赤鳥居→二の鳥居分岐→稲含神社→山頂→稲含神社→二の鳥居分岐→秋畑稲含神社→一の鳥居→赤鳥居

 下仁田から稲含山登山口の案内板を頼りに、林道を上へ上へと鳥居峠まで車を進める、まだ行けそうなのでそのまま直進赤鳥居の前で道は終わった。7:58、赤鳥居をくぐる、整備された義木の階段が300段ほど続き、落葉樹の緩やかな登りとなり20分ほどで、二の鳥居への分岐点へ着く、8:16。ここから5分ほどで肩にある稲含神社に着いた。山頂の少し手前で岩場にヒカゲツツジの花を見つけた、自生したものを見るのは、はじめてである。期待感を抱き、山頂を踏んだ、8:24。

 まだ、周辺は霧につつまれてはいるが、徐々に払われてきている。北側に今を盛りと、アカヤシオツツジが大きなピンクの花を満開に咲かせていた。東側斜面にはヒカゲツツジが淡い黄色の花をつけていた。キバナシャクナゲを小さくしたような花形で、何とも言えない気品の高い、清楚な感じすらする。関東以西の低山に自生しシャクナゲの仲間と図鑑で見たことがあるが、少し荒っぽい説明ではなかろうか。この西上州の山ではアカヤシオツツジと共通した分布をしているようだが、他の山系ではどうなのだろうか、単なる偶然性のものなのだろうか、あるいは人間の営みの中で植生が偏ってしまったのだろうか、知りたいところである。
       
 北東斜面に自生するヒカゲツツジ                             同ズームアップ

  
     同ズームアップ                                   アカヤシオとヒカゲツツジ植生の共通性は?

  
   稲含山山頂、霧の中                                花真っ盛りのアカヤシオツツジうっすらと小沢岳

  
  北面の村落を眼下が見えた                              西上州の山並みも顔を出した

  
  稲含神社                                     岩場のヒカゲツツジ

 8:45山頂をあとにする、8:49稲含神社着、神社と社務所(舞台?)が対面して建っている。五穀豊穣を願っての神事が行われてきた場所なのだろう。8:53二の鳥居方面に曲がる、山頂直下を東側に巻いた岩場にヒカゲツツジのお株が黒褐色の岩肌を染めていた。9:02秋畑稲含神社着、こちらは甘楽町であちらは下仁田町の神様だとか、これも面白いといっては叱られそうだが、その昔何か理由があってのことなのでしょう。9:11鳥居、9:12神の水、9:18大ケヤキ分岐、9:19一の鳥居、9:22赤鳥居へ戻る、全行程所要1時間26分、数名と出会う。
  
  岩場のヒカゲツツジ                                    林道より岩含山


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