気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”

sub3-46 
祖父岳・南真砂岳・野口五郎岳・三ツ岳・水晶岳・赤牛岳
        ------北アルプス雲上の楽園独り旅------
  
山行日
    2002/7/25〜30  単独    晴れ

コース(各日目をクリックすると日行程ページに進みます)
 一日目:7/25(木) 折立→三角点→太郎平小屋→薬師沢小屋(泊)  所要5時間30分
 (kb)

 ニ日目:7/26(金) 薬師沢小屋→アラスカ庭園→アルプス庭園(祖母岳)→ギリシャ庭園→
              祖父庭園 →祖父岳→祖父庭園 →岩苔分岐(黒部川)→三俣山荘(泊)
 (kb)          所要7時間00分

 三日目:7/27(土) 三俣山荘→祖父庭園分岐→岩苔→水晶小屋→東沢乗越→湯俣温泉分岐→真砂岳往復
              →野口五郎岳→野口五郎小屋→三ツ岳→西峰→野口五郎小屋(泊)
 (kb)          所要7時間53分

 四日目:7/28(日) 野口五郎小屋→野口五郎岳→湯俣温泉分岐→南真砂岳→湯俣温泉分岐
              →東沢乗越→水晶小屋(泊)
 (kb)          所要3時間11分

 五日目:7/29(月) 水晶小屋→水晶岳→高天原分岐→赤牛岳→高天原分岐→高天原温泉
              →高天原山荘→高天原散策(湿原、龍晶池、温泉)→高天原山荘(泊)
 (kb)          所要7時間30分(高天原散策の時間は含まれておりません。)

 六日目:7/30(火) 高天原山荘→高天原峠→(大東新道)→薬師沢小屋→太郎平小屋→折立
 (kb)           所要7時間33分

               合計所要時間は38時間38分

概要
 この辺の山では、1999年に薬師岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳、黒部五郎岳を、2001年には双六岳を歩いているが、真中を何時か歩きたい、更に外周りも歩きたい、という気持ちがあり、今回は両方を一緒に歩いてしまおうといういささか欲張った計画を立てた。天気が安定し、高山植物が咲き乱れる時期、折立を起点として、雲ノ平をゆっくり散策し、祖父岳、南真砂岳、野口五郎岳、三ツ岳、赤牛岳の5座を歩き、高天原で温泉に入って高層湿原を散策するコースで考えた。

 しかし、計画の段階で、天候を度外視しても、問題点が続出した。まず、水晶小屋・東沢乗越間のルート、竹村新道(真砂分岐から鞍部までのヤセオネ)、温泉沢ノ頭から高天原温泉までの荒廃と書かれた破線のルート、プラス大東新道(高天原峠から薬師沢小屋間の巻道や渡渉)、と4つのルートについて不安を感じた。

 これを解消すべく、全て小屋泊りとし荷物の減量(シュラフは携帯)をはかり、天候・体調・技量(ど素人)に合わせた日々の行動ができるように、迂回ルートを付け加えて安全第一で臨んだ。

 結果的には、天候に恵まれ6日間すべて晴れ、テントと炊事用具がないので軽く、体力的にも余裕を持って行動できまた行き交う人達、小屋での弾む会話から得た貴重な情報も最終判断するきっかけとなり、所定の第一候補のルートをすべて歩き、本タイトルにふさわしい“雲上の楽園独り旅”ができた。

 眺望、山容、せせらぎ、湿原、森林、高山植物、雲、風、声などなどが、折り重なってつくる自然景観から受ける感動は優劣つけがたく、深く脳裏に焼き付き、忘れることはないでしょう。

 各ページは日々時間を追って事実を、例によりまして写真とつたない文章で書き綴ったものです。当ホームページを訪問された方に、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。

 なお、所要時間等はあくまでもご参考の範囲でお願いします。

 
気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”