★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-97 大千軒岳 |
山行日 2003年7月24日 雨 単独 コース 登山口(道道石崎・松前線で国道から各27km、松前と上ノ国境界)→大千軒岳→登山口 (新道コース) この山について、積丹に一緒に登ったNさんと岩木さんに登った時だった。山頂から北海道が良く見えていた、当然あの山なーに?、がはじまった。その時に、“大千軒岳です、キリシタン殉教の地で、山頂近くに十字架があり、毎年ミサが行われるそうです”、と話を聞いた。いつか登ってみよう、とインプットされた。天気が良ければ、千軒コースをゆっくり歩きたいところだが、どう見ても天気が望めないので、最短コースである新道コースとした。松前町で明るくなるのを待ち、道道石崎・松前線を走って登山口についた、霧と雨、狭い、ガタガタできつかった。 登山口付近に車を止め、5:22山道に入った。道は大きなブナ林の中を行く、草を払ったばっかりで広く歩きやすかった。歩き出すと間もなく雨が降ってきた、1/3位(100mおきに標あり)のところでブナからダケカンバに線を引いたように変わった。樹高はぐんぐん低くなり、ササの道となった、風が強くうるさい。5:59小さいピークを通過、あるいは肩なのかも知れない、あと1000mの標示を見る。緩い登りのまま6:20、大千軒岳山頂1071.63mに着いた。 新道コース登山口 新道コース登山口 雨のブナ林 雨のブナ林 頭をたれたタカネナデシコ エゾイブキトラノオ 大千軒岳山頂 三角点測量記念プレート 山頂には一等三角点があり、その脇に記念のプレートがあった、そこには“一等三角点測量開始百年記念 一等三角点「千軒岳」 北海道の三角点は明治29年(1896)7月に撰点された千軒岳、古部岳、八幡岳が最古です・・・・・”、と書いてあった。悪天候の中、早々に下る、ブナ林には薄日がさし、往路とは180度ちがう森の姿を映し出していた、7:06登山口着。ここで、落し物に気づく、確か来た時にはなかったと思うが、車のすぐ前に、ヒグマの糞、5m先にもうひとつ新品のヒグマの糞がある。一目散車に戻り、石崎方面に逃げ帰る。 明るいブナ林 明るいブナ林 ヒグマの糞、朝なかったんだよな! 酷道石崎松前線、オオイタドリの覆い被さる凸凹道 奥尻島が水平線に・・・ 親子熊岩、大成町 合計所要時間1時間44分であった。石崎まで悪路に耐えて、晴天の日本海を観ながら、大成町で温泉に入り、北檜山町から明日予定の遊岳部岳(ユウラップ岳)登山口へ、雨が降りだしそうな空模様だった。ここで迷った、この山はヒグマの生息密度の一番濃い所と聞いている。Aさんの家で、身重のエゾシカを羽がいじめにしているヒグマのカラーの新聞の切り抜きを見た。大千軒での糞。明日は金曜日、誰も登らないかも知れない、やだなー。よーし、パスしよう、明日は狩場山にしよう、北檜山町に戻り島牧村へ向かう。 |
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