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赤城山(荒山、地蔵岳)
山行日  
     2001/4/14  晴れ  単独
コース
     箕輪→荒山高原→荒山→八丁峠→地蔵岳→新坂平→箕輪(車道)

 夜明けを待って箕輪の駐車場を5:00にスタート、駐車場もまだ閑散としていた、それもそうだ、ここから歩く人は荒山高原に出て、鍋割山を往復し、荒山を一回りして約3時間というところが一般的なので、写真好きとか、冬場の霧氷とか雪景色を見る人は別として、今の時期だと6時ごろから歩き始めるのが一般的かと思う。荒山高原との中間地点にさしかかると岩陰に残雪が少々残っていた、でも大分明るくなってきて石積みのコースがはっきりとしてきた。

 5:28荒山高原に着いた、ハイペースである。ウグイスの声で気分がいい、こちらも口笛でまねてやる、ホーホケキョ、ケキョ ケキョ ケキョ ケーキョ。ウグイスも仲間と勘違いしてか応答してくる、縄張りを主張してかん高い声でさえずる。6:05荒山に到着、いつもの北側の岩の上から、北方を眺める、まだ雪が多い。
  
     至仏岳〜燧ケ岳                           上州武尊連峰と笠ヶ岳、至仏岳


  
  万太郎山〜谷川岳〜朝日岳、と鈴ケ岳                苗場山〜仙ノ倉岳方面


 本日はここから最短で関東ふれあいの道に出るコースをとる、わかりやすいのと安全という点では、一旦南に下って上の避難小屋に出て、東に(左に)関東ふれあいの道を進めばよいのであるが、東の急なヤセオネを一気に下る。3分ほど下ると大きなダケカンバの間に尾瀬の至仏岳と上州武尊連峰が良く見える絶景ポイントを発見、カメラにおさめる。
  
                       上州武尊連峰と笠ヶ岳、至仏岳

6:40関東ふれあおの道に出る、小沼まで2km、軽井沢峠まで0.2kmとある。この道標の方向と距離からすると、軽井沢峠は、赤城温泉と小沼を結ぶ道路にちょっとした駐車スペースをとった場所になる。牛石峠の標識があるが、いまいち解らない。



5分ほど歩いて車道に面した小さな湿原?に出る。ここから沢に沿って50m程は入り車道に並行して歩き地蔵岳へ登ろうとしたが、地図上の1440m地点で左が崖淵、前方がブッシュとなりやむなく右方にルートをとり、車道に出て八丁峠へついた、7:05。ここからは木製の階段をルートに従って歩く、50mほど歩いたところで小沼が一望出来るところまできた。解け残っている氷が逆光で浮き出され、その濃淡だきれいだ。まだ今日は、誰にも行き会ってない。



7:35地蔵岳山頂に到着、北の山がきれいだ、上州武尊連峰と笠ヶ岳、至仏岳だ、燧ケ岳も見える。


左に(西方)によって、大沼を入れてもう1枚撮った。200m程先にある稜の向こうにまだ凍っている大沼が見える、氷も陽気に誘われて溶け出しているようだ、濃淡が出来、凸凹してきているのがわかる。



小鳥島の向こう側はもう氷がなく開いている、スケート場だったところも穴があいている、湖には誰もいない、静寂だ。4月8日に駒ヶ岳〜黒檜山を歩いているが、この1週間の雪の解け具合はすごいものだ。なにしろ道標がやっと顔を出したところで、支柱は雪の中にあった。


地蔵岳からは西の方向の新坂平へ下るコースと北側へ急坂を下り大洞バス停へのコースに分かれる、今日は前者のコースをとる。ちょっと下ったら樹林帯に入る、残雪がゴツゴツした岩をほど良く包み歩きやすい、雪がないと石がごろごろしていて歩きにくい所だ。中高年の夫婦に本日初めて行き会う。途中から牧場の柵に沿って進み、8:17新坂平バス停にでる。新坂平からは前橋方面に下る旧有料道路であるが、箕輪までは4km位ある。2,3個所ショートカットして、9:06箕輪についた。本日の収穫は荒山から真っ直ぐ下るルートが確認できたことで、全8峰を縦走する計画に一歩近づいた様な気がする。

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