★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-302 長七郎山・地蔵岳(赤城山) |
山行日 2007年1月10日 晴れ 単独 コース 概略図はこちら 小沼駐車場→鳥居峠分岐→長七郎山→小沼沼尻→八丁峠→地蔵岳→新坂平方面尾根1550m付近からヤブコギ →歌碑めぐり道歩道入口付近→(道路)→小沼駐車場 4日の初山行では期待した雪が少なくイマイチだった、9日犬の散歩の時、赤城の麓付近まで吹雪いている様子だった。ネットを開くと、当HP掲示板にナナちゃんの書き込み、追加情報と天気を確認、10日か11日いずれか、とした。10日早朝、黒檜山には少々雲がかかっているが、日中はとれるかも、スノーシューイングに絶好だろう。県道4号線を赤城山を目指して走る、旧料金所通過、道路には雪が無い。標高750m付近から部分的に凍結、早めにチェーン装着、1000m付近から連続、通行車両は少なく不安無し。鈴ケ岳入口では、ピッケルを持ってスタートする男性1名、新坂平の温度計は−6℃を表示、地蔵岳への登山口、駐車場は雪で埋る。下って大洞へ、黒檜山はバッチリ、ビジターセンター前を通過、本日のスタートは小沼に決めた。 先客2台あり、早々に準備して9:00スタート、小沼から鳥居峠方面の登山道に入る。一段上がった所からグルッと見渡す、上越国境方面は見えない、北側は上州武尊山がやっと。南は、小沼の向こうに、秩父の山並の上に富士山がクッキリと、赤城山は全体が澄みきって、雪のせいだろうか距離感がない。ここから直ぐ鳥居峠の道を分け、ヘアピンカーブを2つ3つ歩き平坦になった所で小地蔵岳の道を分ける。別にスノーシューでなくても、でない方が歩き易いかな。つい、ヘアピンをショートカットして林中を歩き、急斜面の感触を体感する、9:35長七郎山着。 小沼の直ぐ北側から黒檜山と駒ヶ岳 黒檜山の左に上州武尊山がやっと顔を出す 地蔵岳東斜面は雪タップリ 秩父の山並の上に富士山クッキリ ちょっと鮮明さに欠ける画像ですが、 右上の拡大です。赤城山からは、雲取山2017.1mと大洞山(飛竜山)2077mの間に富士山が見えるんですね。ちなみに、地蔵岳からの直線距離は、雲取山78.9km、大洞山81.8km、富士山剣ケ峯137.1km、筑波山男体89.7km、浅間山60.7km、谷川岳39.1km、袈裟丸山16.7kmとなっております。 鳥居峠分岐付近から黒檜山と駒ヶ岳 同、地蔵岳 同、大沼と五輪尾根 1m?位の吹き溜まりとトレース 小地蔵岳分岐点 同所から浅間山 同、袈裟丸山、皇海山は雲の中 同、筑波山遠望 長七郎山北斜面から袈裟丸山 同、地蔵岳 尾根道、例年大きな吹き溜まりや雪庇のできる所 長七郎山山頂の眺望も素晴らしい、左に荒山、右地蔵岳の間から見る上信の山、浅間山、四阿山、草津志賀の山、東に筑波山を、関東平野を流れる渡良瀬と利根川、逆光で霞んでいるせいか深みがあった。ここから西南、小沼沼尻目指してトレースのない林間を下る、積雪30〜50cm程度、斜めに下っているせいかスノーシューイングにはいい感じ、時々深くはまって足が抜けない、これまた楽しからずや、である。真っ白な小沼に出て、間もなく沼尻へ。4日の光景とはまるで違う雪景色、小沼を横断したいところだが、今日はスノーモービルの跡を残す小沼湖畔の林道を歩き八丁峠着、10:25。 長七郎山山頂、後ろ荒山、遠方に浅間山 同、黒檜山、駒ヶ岳が手前で重なる 同、地蔵岳 同、袈裟丸連峰、皇海山はまだ雲の中 同、大沼と五輪尾根 東の街を眼下に、中央渡良瀬川、右端に利根川 浅間山、四阿山、草津白根山遠望、左に荒山、右地蔵岳の間から 富士山遠望、手前は奥秩父の山々 筑波山遠望 小沼沼尻目指してトレースのない林間を下る 小沼の東南から地蔵岳 湖畔を歩いて 沼尻に出て 林道を歩いて八丁峠へ ここまで除雪車が入っているようだ。峠道は遮断され春まで通行止め、ここで小休止して水分を補給。見上げる地蔵岳はまぶしく、黒檜山には早くも雲がかかりつつあった。真っ白い斜面、木製の階段も隠れ、ほどよい積雪だ、踏み跡もいろいろあって面白い、山靴、スノーシュー、長靴、蛇行に直線。出来るだけ直登を試みるが、深い雪にはまって立ち往生、仕切り直してまた前進。振向いては、小沼周辺、東南の遠望、いい汗かいた、11:05地蔵岳山頂着。 八丁峠の遮断機、春まで休眠 黒檜山には早くも雲が 見上げる地蔵岳はまぶしい 山頂目指したいろいろなトレース 振向けば小沼は眼下に 靴跡もいろいろ 前日光の山並遠望 駒ヶ岳と袈裟丸山 富士山遠望 地蔵岳山頂 黒檜山と駒ヶ岳と大沼を眼下に 五輪尾根と雲の取れない上州武尊山 地蔵岳山頂から筑波山遠望 同、浅間山 同、浅間山 アンテナ群の間に富士山遠望 鈴ケ岳、鍬柄山が手前に重なる 11:20、新坂平への尾根を下る。時々深い雪にはまって、オットット、下ばかり見て枝にゴッツン。標高1550m付近から斜めに北側の斜面に入る、トレースの全くない斜面を快適にスノーシューイング、と思いきや、横に走るスノーシューの跡、考えることは一緒である。小さい沢をさけて、東側を下り、間もなく緩やかな斜面に出て、歌碑の道を通り県道に出る、11:53。 落葉広葉樹の森を一直線に下る、快適なスノーシューイングを堪能 時々立止まり、森の静けさを感じ、差し込む光線に見入る 枝間には雲のかかった黒檜山 傾斜が緩やかになると 歌碑めぐり道歩道に出る 雪に映す樹ノ影と黒檜山 アイゼンに履き替えて道路を歩き小沼駐車場へ 道路わきでアイゼンに履き替えて、凍りついた道を歩く、これが意外に長かった、12:50小沼駐車場着、本日の山行を終えた。総所要時間は、3時間50分であった。このくらいの雪では、何を履いても歩くことには支障はないが、スノーシューイングの楽しさを少々味わった山行だった。コースとしては、スノーシューを履きっぱなしで一周できるコースである、道路はアイゼンが楽かな。 |
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