★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-316 薬師岳・夕日岳・地蔵岳 |
山行日 2007年3月27日 曇り 単独 コース 概略図はこちら 細尾峠→薬師岳→薬師肩→三ツ目→夕日岳→三ツ目→地蔵岳→三ツ目→薬師肩→細尾峠 朝方は晴天の予報、期待して足尾の北東尾根、禅頂行者道を細尾峠から地蔵岳を往復する。この道を歩くのは、2002年6月以来のことである。この時は2日かけて、足尾町の深沢から半月山、茶ノ木平、細尾峠、薬師岳、夕日岳、地蔵岳、古峰分岐、横根山、前日光牧場と歩いている。細尾峠までの車道、残雪、シロヤシオの蕾の付き具合を一見しておこうと計画した、下見である。 予報に反して曇天、神子内から旧R122は支障なく細尾峠まで来られた。先客は習志野の車が1台、左右どちらに向ったかは不明。7:24、前日光方面に向けて出発、登山口から見渡した範囲では、雪は沢筋に少し見える程度、標高差300m強、念のためアイゼンを持った。一帯は落葉樹林で樹床をクマザサに被われている細い尾根で、崩落による巻道も通過する。高木では、ナラの木が多く、ブナやヤマザクラが若干混生、低木では、リョウブ、ツツジが目立つ。数少ないが、常緑樹では、シラビソ、コメツガ、ヒノキ、赤松が混ざる。シラビソとヒノキは鹿にやられ、赤松も元気ない。 細尾峠の道標 細尾峠から見た薬師岳 登山道、一部崩落箇所の巻道あり 樹間から薬師岳 振向けば男体山 薬師岳西側で、登山道は南から東方向に巻いているが、真っ直ぐ林中を直登する。はじめ緩やかに登るが、勾配を増してくる、振向いては男体山と半月山を眺め、直登する。時間的には20分弱と思う、平坦になった所で、正規のルートに飛び出る。そこから山頂まで20mほどの所だった、7:57着。山頂からは、男体山と大真名子山、女峰山、向う夕日岳を樹間に見た。登山道を下って、薬師肩と書かれた道標に出る、8:07。 直下の西側斜面に取り付く、正規のルートは南を巻く(復路に使用) 西側斜面から男体山 同、半月山 薬師岳山頂部 古い三角点(?)の所で正規ルートに出た 薬師岳山頂、西〜北の眺望可 山頂の三角点1420.1m 山頂から男体山と大真名子山 同、夕日岳(左) 同、男体山 同、女峰山 薬師肩付近から夕日岳 同、半月山 薬師肩 鹿の食した痕(この木名?) ここから南方向に緩やかに下って、P1381に登り返す、登山道脇に点々と雪が残っていた。更に、南に少し下り、祠を左手に見て、南東に向きを変え、次のピーク(P1365と思う)を西側に巻く。小さいアップダウンをいくつか繰り返し、展望の利く岩場で小休止、ほどなく、夕日岳分岐点三ツ目に着、9:05。 クマザサと落葉樹の間を歩く、ナラ、シラカバ、ヤマザクラ、リョウブ、マユミ、シロヤシオなどなど ホコラ、神事の跡あり(P1381の南側か) 半月山と茶ノ木平(右) 前日光の牧場付近 皇海山 男体山、大真名子山、女峰山 登山道に面した岩場から男体山、大真名子山、女峰山 男体山 三ツ目、夕日岳分岐点 分岐点から、30mほど下り、緩やかに70mほど、樹間から日光連山を見ながら、登り返すと夕日岳1526.1m山頂である、9:20。山頂部は、西〜北側が開いていて日光連山の眺望が楽しめる。しかし、曇天下のこと、日光白根山は薄っすら見える程度で写真には写らないでしょう。 夕日岳を正面に見ながら下る 登山道から見た男体山 夕日岳山頂部 夕日岳山頂から男体山 山頂の三角点、1526.1m 山頂から錫ケ岳、日光白根山、男体山、大真名子山、女峰山、画像悪くてゴメンネ 同、男体山、大真名子山、女峰山 同、黒桧岳と半月山 大きな岩の間を通り三ツ目に戻る 小休止して、9:35、本日の最終目的地地蔵岳に向う。三ツ目まで戻り9:46、小さく下って残雪を踏んで登り返す、ほんの十二、三分で地蔵岳1483m着、9:58。広々とした平坦な山頂、残念ながら樹林帯の中で眺望はない。山頂には祠に地蔵尊が安置されていた、10:03帰路につく。 三ツ目〜地蔵岳間、一部登山道に残雪あり 地蔵岳山頂1483m 山頂のホコラ 山頂から男体山 同、夕日岳 三ツ目10:13、薬師肩10:58、薬師岳の西を巻く正規の登山道を歩く。2,3ヶ所凍結していて、危険は感じなかったが、歩きにくかった。11:27、細尾峠着。車が1台増えていた。間もなく茶ノ木平方面から夫婦が到着、あとの1台もそちらの方向だろう。 帰路薬師岳の巻道、少々残雪あり 本日の総所要時間は、4時間03分であった。道すがらの明るい樹林帯は素晴らしいハイキングコース、緑につつまれるまで楽しめそうだ。眺望も樹林帯の中で期待できないと思っていたが、天気次第で、期待もできる。シロヤシオは沢山自生しているが、蕾の数はイマイチかな、と思う。夕日岳〜三ツ目、薬師岳付近には比較的大きな株が分布しているようだ。ヤマツツジは広範囲に、ミツバツツジ、サラサドウダンは少数目にとまっただけだった。 |
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