気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”
sub3-404
風不死岳・樽前山(東山)

山行日 概略図はこちら
    2008年7月19日   曇り   単独

コース
    七合目駐車場→風不死岳分岐→風不死岳登山口→風不死岳→風不死岳登山口→P932→東山・西山分岐
    →東山→七合目駐車場

 北海道最終日、支笏湖南の風不死岳(ふっぷしだけ)・樽前山を目指す。R276から支笏湖畔で道道141号線に、4km弱走って真っ直ぐ未舗装の林道に入る。3km弱走ると七合目駐車場へ着く、ここが今日の出発点となる。風不死岳は熊の巣と言われているそうですが、それは苔の洞門からのルートのようで、本ルートはまず心配ないようだ、4:50霧の中をスタートする。入口付近から砂礫の道に出るまで、たっぷり水分を含んだ低木と草に悩まされ、雨具を着込む。

 樽前山の北東側の裾を巻くように砂礫の道を進む、徐々に勾配を増し、2,3起伏を乗り越え溶岩流の姿を残す大きな岩を越えると風不死岳分岐に着く、5:30。P932と風不死岳の分岐点である。右に入り、高山植物を眺めながらしばらく歩くと、風不死岳登山口に着く、6:00。下の画像のような所を通り、2つほどピークを越えると風不死岳に着く、7:10−7:40。
  
    ノリウツギ                                ノギラン

  
   ウラジロタデ                        感じは草原の道、エゾイソツツジの群落を抜ける


    樽前山のイワブクロ、この山に多いところから一名をタルマエソウと呼ぶとか

  
    砂礫の道から                     溶岩流の跡を残す岩を乗り越える

  
             風不死岳分岐点              P932と風不死岳を分ける

  
     ヒカゲノカズラ                          イワブクロ

  
      高山植物に張られたネット、クモの巣              イワギキョウ

  
    道標、道はきわめて明瞭                 イチヤクソウ

  
     風不死岳登山口                      草むらを抜け

  
    こんな光景の場所を抜けていく            クサリ場もある

  
   大きな岩の下を肩を寄せて通る            狭い稜線もある


  2つ結構なピークを越える、山頂付近は笹の茂る道が多い


     コメツツジはあちこちで咲いていた


    風不死岳山頂1102.5m

  
 サワアザミかな?                         越えてきたピークがちょっと霧間に見えた

 山頂の眺望をあきらめて下山途中クサリ場付近までくると愛媛から北海道に初めてやってきた夫婦に出会う。北海道には山の数が多いが、何故? 「昨日支笏湖から眺めたらカッコイイ山だった」、とか。話をしている間に一瞬、P932、樽前山の溶岩ドームが見えた、風不死岳登山口8:38。樽前山方向に進んで、P932へ、9:07−9:15。鞍部に出て少々登り返した所で、樽前山の東山と西山の分岐に出る、9:30。ここから外輪山の直下を巻くように進み、9:58三角点のある東山1023.1m着。そのまま進んで鋭角に下り、沢山のハイカーと交わしながら、砂礫の道を出発点の七合目登山口に戻る、10:23。

   下山途中クサリ場付近からP932、樽前山の溶岩ドームが見えた

  
   P932山頂                         樽前山北西の東山と西山の分岐

  
  東山に向かう登山道                  見るからに不安定な岩

  
  東山の山頂、1023.1m                   砂礫の道を下り七合目登山口へ

 総所要時間は、5時間33分、最初から最後まで霧の中の山行だった。ラストデーに計画したのがまずかったかな。駐車場はほぼ満杯だった。


気ままな男の山歩きHOME  山行記録(日付順 )  山行記録(山域別)  走れ!“忠治”