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山行日 2008年6月24日 雨 単独 コース 土合橋P→西黒尾根登山口→ラクダのコル(巌剛新道合流点)→谷川岳トマの耳→(天神尾根)→熊穴沢避難小屋 →天神平分岐点→(田尻尾根)→土合橋P 相互リンクを貼っているTomoの奥利根山歩きに刺激されてか、谷川岳馬蹄形縦走(白毛門〜清水峠〜蓬峠〜谷川岳)日帰りを夢見た、しかし、いきなりでは無謀だろう。昨年は部分的に歩き、今年はまず主脈の縦走(谷川岳〜平標山)をやって、とチャンスを待った。晴れた花のきれいな時期、天気と日程がなかなか合わない。予定がとうとうつまってしまい、曇り午後雨かなと思われる予報なのだが出かけた。計画では、土合駅2:00、トマの耳6:08、万太郎山10:01、仙ノ倉山12:55、平標登山口バス停15:40と歩き、15:50のバスで湯沢駅へ、17:55の列車で土合駅へ戻る予定だ。大雑把に、4時間+3時間+3時間+3時間=13時間(コースタイムは14時間10分)で歩ければOKである。 2:05ほぼ定刻、土合橋Pを出発、後ろから来るヘッドランプが目に入る、朝日岳へ向かうようだ、もしかして馬蹄形? ロープウエイ付近にさしかかると雨が降ってきた、予想外だが仕方ない、雨対策をして2:37西黒尾根登山口へ。いきなり急登、ヘッドランプをたよりに2:50鉄塔、若干勾配が小さくなったのか、慣れたのか急坂は続くが。3:18山頂まで3時間、土合駅まで1時間の道標に出る、まだ真っ暗、雨具で汗が滝のよう。4時、周辺が明るくなり消灯、間もなく見通しの利く尾根に出る、東の方向は日が差しそうな感じ、でも上空は真っ黒い雲に被われている。4:08、最初のクサリ場、1本登ると雨が止み谷川岳の裾の方が見えた、天候回復の兆かと期待しつつ歩いたが、また降り出した、時々大粒が。4:30ラクダの背、4:33ラクダのコル、ここで巌剛新道を合せ、岩場をジグザグしながら、晴れていれば高山植物も見頃だ、雨ではどうにもならない。氷河の跡といわれる大きな岩盤の露出している付近、滑りやすく慎重に歩いた。 大きなステップを2,3ヶ所余儀なくされた、ぬれたツルツルの岩にはいささかマイッタ、5:37ザンゲ岩。ガスに一帯が包まれてしまった、肩にはまだ大きな雪田が残っている、直進するが1ヶ所足が上がらない、コンパスが足りない、ジャンプしてやっと通過、5:50天神尾根と合流、5:55トマの耳着。 谷川岳トマの耳 【山頂までの画像】 西黒尾根登山口 尾根から見た東の空、上空は真っ黒 クサリを1本上がった所、回復してきたようだった 歩いてきた尾根 ラクダの背付近 前方のピーク、裾が見え、期待は膨らむ コル付近からラクダの背 ザンゲ岩 天神尾根と合流 山頂方向 強い降りではないがガスっていては、ただ黙々と歩くだけになってしまう、ガスの中を歩くのは毛渡避難小屋、万太郎山と2回歩いている、ルートには問題ないと思うが、これでは日帰り縦走が泣く、中止しよう。肩の小屋へ寄って小休止、宿泊者が15人ほどいて、朝食準備中だった、6:10小屋をあとにする。天神尾根のルートもまだ肩は雪の下、ロープが張ってあり伝って下る。15分も下ると南の山並みが顔を出す、赤城山、子持山などなど。ずっと雨の中を下り、熊穴沢避難小屋付近から小降りになった、一時弱い日もさした、6:50避難小屋着。間もなく心配したtomoさんからの電話を受ける、7:15天神平の道を分け、田尻尾根を下る、7:44作業道に出る。 熊穴沢避難小屋付近で、タニウツギ 赤城山、子持山遠望 田尻尾根から続く作業道、出水の跡 右側の石を飛び越えて渡った 田尻尾根から続く作業道、出水の跡 ここは左寄りを駆け抜けた あとは林道歩きでと思いきや、状況が変っていた、強い流れの跡があり、草が倒れ、流木が散乱していた。橋がかん水し、靴を脱がないと駄目かな、と考え込んだ。しかし、石の上を飛び越え最後片足を少しぬらして渡り終えた。二つ目、これはどうにもならなかった、浅そうな場所を睨み、つま先を立てて駆け抜けた、ここも少しですんだ。国道に近い所では、土砂がすっかり流され大きな石だらけの道となっていた。どうやら、ここ一両日沢山降ったようだ。雨の中8:15土合橋P着、縦走は頓挫したが、またいずれの機会に。総所要時間は、6時間10分、ほとんど雨の中だった。 ★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ |