山行日
2007年10月13日 曇り雨のち晴れ 単独
コース
土合駅→西黒尾根登山口→巌剛新道分岐点→トマの耳→熊穴避難小屋→田尻尾根分岐→西黒橋→土合駅
土合駅を発って、西黒尾根から谷川岳の山頂を踏み、主脈を縦走して、猿ケ京に下る、2日のコース。2日目の天候によっては、平標山から元橋に下り、最終の電車で土合に戻る。こんな計画のもと、3:55土合駅前を出発、駅前の駐車スペースには、15台ほど、駅舎に10人ほど寝袋に包って寝ていた。先ほどまで雨がポツポツ降っていたが、今はやみ、星が輝いている。思ったより回復が早いのかな、と歩き出したが、雨があたる。4:20、山間に入ると、木々に遮られてか、あまり感じなかったが、尾根に出る直前で音を立てて降ってきた。5:00、尾根に出ると、真っ黒い雲に上空が覆われ、ガスに包まれはじめていた。
西黒尾根登山口よりブナの山間へ 雨降る中を一汗かくと尾根に出る、山頂まで3時間とある
厚い雲を被った上州武尊山 同、白毛門
最初の鎖場にさしかかる、この辺から紅葉が見頃だ。濡れ始めた岩場に気をとられながら進む。6:07、ラクダの背付近の紅葉を雲間に見る、晴れたらなあ・・・。小さく下り、巌剛新道を合せ、登り返す。
最初の鎖場この辺から赤い紅葉が目立つ
真っ赤な紅葉、後ろはラクダの背の西側のピーク
紅葉の進む尾根筋
ラクダの背付近の紅葉
巌剛新道合流点の西側
岩はすっかり濡れ、足元に気を使う、滑りやすい岩場を通過して、6:07ザンゲ岩通過、南に回りこんで、7:14、天神尾根と合流、7:20山頂、トマの耳に立つ。ここまで、時間的には順調だが、小雨の中、視界も悪い、ここから肩ノ小屋が全く見えない。天候が回復するか否かもわからない。今回はここで計画を打ち切り、天神尾根を下って早々に戻ることにする。
濡れて滑るザンゲ岩付近の登山道
天神尾根と合流 山頂直下の紅葉
トマの耳
ちょっと歩いたら、何やら物の入った袋を発見、フィルムが沢山入っている。レンズクリーナーが1mほど離れて落ちている。持って帰り、ネットに書いてみよう、気付いてくれると良いが(注、最後尾参照下さい)。天神ザンゲ岩を過ぎ、天狗の留り場まで下がると、視界が大分回復してきた。このまま良くなるのかな、しかし、戻る勇気はない。見頃を迎えた紅葉を、続々と登ってくる、ロープウエイ組とすれちがいながら眺め、ゆっくりと下る。8:20、熊穴避難小屋、8:50、田尻尾根分岐に出る。
天神ザンゲ岩 天狗の留り場
天狗の留り場のナナカマドの実
残ったカエデの黄葉
カエデの黄葉 天神峠方向
天神尾根の紅葉、後ろは西黒尾根
ナナカマドの紅葉
紅葉の進んだ山並み
天神峠方向、熊穴避難小屋が見える オオカメノキの紅葉
サラサドウダンの紅葉
天神尾根の紅葉&黄葉
黄葉の目立つ尾根、右の鎖を下る
ナナカマド、後ろの山並が見える
避難小屋付近から天神尾根の紅葉
ブナ林
ブナ林
カエデの紅葉2種
ロープウエイで下るつもりだったが、この際、田尻尾根歩いてみよう。時々潅木の間から、天神尾根、西黒尾根を見ながら下る、そして頭上にロープウエイ、9:23保守用と思われる未舗装の道路に出る、この道を歩き9:42西黒沢橋で国道に出て、9:55土合駅に戻って、頓挫した山行を終えた。
谷川岳山頂部はまだ雲の中 田尻尾根を下って土合へ向う
白毛門、左に雲の取れない笠ケ岳 ウルシの紅葉
カエデの黄葉 登山道は潅木の間を抜ける
雲を被った山頂部と西黒尾根 真っ赤なウルシの紅葉
天神尾根、谷川岳(山頂部は雲)、西黒尾根、右白毛門
立ち枯れしたブナにビッシリ生えたキノコ、名は?
保守用の道へ出ると、やっと笠ケ岳の雲が取れた 西黒沢の流れ
今回は、主脈縦走という目標は未達に終わったが、またという機会がいずれ来よう。年は変わるかもしれないが、楽しみを先に延ばそう。本日の総所要時間は、丁度6時間であった。
注) 落し物の中味は、
使用済みフィルム1、未使用4、レンズクリーナ、電池2種入ってます、心当たりの方おられましたら、当方で保管してますのでご一報下さい。防水の袋に入っていましたので中味は、大丈夫かと思います。
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