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岳ノ山・大鳥屋山(佐野の山)

山行日
    2007年4月15日   晴れ   単独

コース 概略図はこちら
    市営駐車場→五丈の滝→岳ノ山→分岐点(下山路)→大鳥屋山→(登山道のない枝尾根)→太田沢集落→市営駐車場

昨年散りかけたヤシオツツジを岳ノ山山頂部で見たが、丁度良い頃でないだろうか。佐野市の北奥、秋山川に沿った水木町宮原から入った市営の駐車場を出発する、8:00。隣で東京から来た夫婦が準備中だったが、お先に失礼する。他に車が2台、何名か先客が入っているようだ。10分ほどで林道の終点へ、車があり、鳥篭に入った野鳥をさえずらせていたが、どうも許可された飼育の範囲を超えているような気がした。水を入れてこなかったので、五丈の滝に寄る、8:16。滝は水量が少なく、花も芽もなく、意識して見なければただの岩肌だ、8:24登山道に戻る。

 滝の上に出て、あとは沢沿いに杉森を歩く、以前雑木林であった頃の名残、炭焼きの跡を2,3ヶ所見る。登山道は大きな岩の壁を左に巻き、ジグザグに急登する、南方向には大鳥屋山の山頂部が顔を出す。間もなく山頂部のちょっと東側で稜線にでる、8:58。倒木で遮断しているようだが、そのまま東に進み、祠を過ぎて、小尾根を少し下り、ヤシオツツジを眺める。咲いてはいるのだが、パッとしない、昨日の大風でもまれてしまっているようだ。急斜面でもあり、戻って山頂へ、9:17、岳ノ山704m山頂着。山頂から男体山、日光白根山をわずかに望み、周辺を散策して、ヤシオツツジを見ながら稜線を南下する。
  
  杉森の中を歩く                       炭焼の跡

  
  山頂直下の急登斜面から大鳥屋山           東の祠、ヤシオは風に打たれて

  
  岳ノ山山頂704m                     不動明王像

  
                     山頂から男体山と日光白根山遠望

【山頂付近のヤシオツツジ】
  

  

  

  

  

  

  

  
                     ルートに一ヶ所あるガイドロープの先のヤセオネ

  

  

  
                トウゴクミツバが咲き出してました、背景は向う大鳥屋山

 点々と咲く、ヤセオネの岩場を堪能し、山頂部を樹間に見ると、間もなく桧の樹林に入る。3つほど小さいピークを過ぎ、大鳥屋山の登りにかかるところで、駐車場へ下る道を分ける、10:16。桧の急斜面をひと踏ん張りすると、平坦になり御嶽山の碑と祠、一等三角点のある大鳥屋山山頂693.1m着10:30。
  
                点々と咲くヤシオツツジを眺めながら、ヤセオネを南下する

  
                  岳ノ山山頂部を樹間に見ると、桧の林に入る

  
3つほど小さいピークを過ぎ、駐車場へ道を分ける     ひと登りすると平坦になる

  
          御嶽山の碑と祠、一等三角点のある大鳥屋山山頂693.1m 

 山頂から東方向に、楢の尾根を点々と咲くカタクリを見ながら、そのまま進むと山ノ神祠に出る、10:43。振向けば、尖った岳ノ山と丸っこい大鳥屋山を樹間に見る。ここまでは薄い踏み跡あり。ここからわずか北向きに(東北東〜北東の方向)変る、2つ目のピーク597mの先端から北向きに小尾根を下る。石灰岩の露出した、ヤセタ急斜面で、先が見えず時々止まっては様子を見ながら慎重に、小木を掴みながら下る。桧の林を直下に見て一安心、勾配も緩やかになり、ブッシュをかきわけて、ほどなく沢筋の林道へ下りる、11:30。
  
     大鳥屋山から山神の祠のある640mピークまでカタクリが点々と咲いていた

  
                     640mピークから岳ノ山と大鳥屋山

  
                   597mピークから岳ノ山と大鳥屋山

  
                      石灰岩の露出した急斜面

  
   癒しのヤブレガサを見て小休止            桧林の中の林道に下る

  
  太田沢集落を竹林の下に                 のどかな山間の集落の向こうに大鳥屋山

 林道を歩き太田沢集落を抜けて秋山川に沿った西側の道路へ11:47、駐車場へ12:02着、本日の山行を終えた。総所要時間は、4時間02分であった。帰路歩いた大鳥屋山からの下りコ−スはお薦めできませんが、岳ノ山の山頂周辺のアカヤシオツツジは、まあまあでなかったかと思う。静かな日が続けば残りの蕾も開き山頂部を飾ってくれることでしょう。コースの途中会った人は、稜線の桧林で1名、駐車場で見かけた東京の方には会わなかった。他の車は釣りのようだった。


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