★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-367 社山 |
山行日 2008年2月2日 薄曇 単独 コース 歌ケ浜(立木観音)駐車場→狸窪→阿世潟→阿世潟峠→社山→阿世潟峠→阿世潟→狸窪→歌ケ浜駐車場 (同様コース、同時期のアイテムをページ最後尾に記入してあります) 5:53、ヘッドランプとアイゼンをつけて歌ケ浜(立木観音)駐車場を出発、下弦の月を南東の空に仰ぎ、凍結した湖畔の道をバリバリと音を立てて進む。イタリア大使館別荘を過ぎると、10cm程度の雪道となる。明け行く樹間の男体山を時々見ながら、ポイントを探す。6:30、狸窪着、この辺から例年だと積雪が増すが、今年は少ない。道沿いの深そうな吹き溜まりでも40cm程度である。八丁出島、小寺崎を過ぎ、波静かな湖面に逆さ男体山を見ると、間もなく阿世潟である、6:59。 歌ケ浜駐車場から出発時の男体山 狸窪付近から湖面に映す男体山 同、目指す社山 同、日光白根山、手前は八丁出島 阿世潟付近から男体山 同、社山 静かな中禅寺湖と男体山 同、男体山 同、社山 阿世潟の分岐点 千手ケ浜方面は積雪のため通行止め 緩やかな林中を進むと、所々に昨日までの踏み跡が風に影響されず残る。雪も深からず、軟らかからず、歩き易い。点在する吹き溜まりも、50cmとはない、同時期としては偶々であろうが珍しい。倒木のアーチをくぐり急斜面を横切る、ここは谷側に体を持っていかれる。男体山が樹間に見えてくると阿世潟峠である、7:25。 小さい沢の間の枝尾根を緩やかに登る 倒木のアーチをくぐり橋を渡って急斜面に出る 男体山を樹間に見て 滑り落ちないように急斜面を横切る 間もなく、阿世潟峠に出る 阿世潟峠から男体山 小ピークを南に巻くと雨量観測所のある次のピークが見えてくる。その奥に目指す社山の山頂部も目に入る。薄い雲が全天を被っているが、南に富士山が遠望できる。カラマツの人工林を左手に、急斜面をジグザグ進み、標高1540m、国土交通省の利根川水系渡良瀬川の雨量観測所のあるピークへ、7:50−8:05。一旦薄手に変えた手袋を厚手に戻す、恐らく氷点下2桁の世界だろう。ここの景色は素晴らしい、雲があるものの、日光周辺ははっきり見えている。 小ピークを南に巻くと雨量観測所のある次のピークが見える 南に富士山が見えた 山頂も奥の方に見えた 西の尾根を鹿がいっぱい下って行った 雨量観測所、アンテナが目印 このピークの眺望抜群、男体山と太郎山 ここからヤセオネを渡って笹の斜面を急登する。踏み跡は強風でほとんど消えているが、時々はっきり残っている所がある。風向きなのか、地形的なのかわからない。周辺の眺望を堪能しながら高度を上げて行く。足尾側からの尾根と合流し、右手に曲がるようにして真っ白な尾根を進む。ここは、大きな吹き溜まりと雪庇のできるところ、現在推測だが60−80cm程度だろう。間もなく岩場を抜けて、ここは樹林帯の中も通れるが、山頂に着く、8:57−9:30。 社山の山頂部 日光白根山 日光白根山から男体山を一望 日光白根山 日光白根山アップ 山王帽子山、太郎山、男体山 日光白根山 太郎山、男体山〜半月山 P1567付近からの眺望、日光白根山から男体山 同、太郎山、男体山 同、日光白根山 足尾側からの尾根との合流点付近から山頂部 同、錫ケ岳〜白根山の尾根 同、山王帽子山、太郎山、男体山 同、半月山 同、半月山 山頂部も目と鼻の先 山王帽子山、太郎山、男体山、手前は社山の西から北に延びる尾根 日光白根山 中禅寺湖と戦場ヶ原 茶ノ木平、半月山から阿世潟峠の山並 山頂の積雪も20−40cm程度、北側の吹き溜まりになっているシャクナゲの付近は深い、1m位ありそうだ。富士山、筑波山、高原山を遠望し、袈裟丸連峰、鋸山、皇海山、庚申山を南西方向に、黒桧岳と錫ケ岳から日光白根山の稜線を西に、北側に金精山、太郎山、男体山を眺望する。山頂のビューポイントはちょっと西側か東側が良好である。 社山山頂 同、三角点 袈裟丸山〜皇海山 袈裟丸山 鋸山と皇海山 皇海山アップ 錫ケ岳〜日光白根山 日光白根山 錫ケ岳 黒桧山 袈裟丸山〜黒桧山〜日光白根山 太郎山、男体山 日光白根山 富士山遠望 筑波山遠望 山頂をあとにして、阿世潟峠目指して下る。登りはジグザグ切って急斜面を登ったが、下りはほぼ直線を描いて雪上をルンルン気分で下る。9:57雨量観測所、10:10阿世潟峠着。若干日が差してきたような、気温も上がったのだろう、着すぎた衣類を脱いで、ザックに押し込む。10:32阿世潟着、ここから10分ほど歩いた所で、今日はじめて会った、ダブルストックのお二人、カンジキを持っていた。「雪は、?」、というから「この辺と変わらないですよ」、と言った。 日光白根山は雪が深いだろうな、また撮っちゃった 男体山と中禅寺湖、男体山の右遠方に高原山 阿世潟峠付近から男体山と逆さ男体山 点々と地肌の露出している斜面 阿世潟分岐点付近から男体山 狸窪の遮断機 また会おう、社山 11:00狸窪着、最奥の民宿にかかっていた温度計は−4℃示したいた。アイゼンをつけたまま、11:35駐車場に着いて社山山行を終えた。薄い雲に眺望はイマイチだったが、今回の雪の少なさ、先日歩いた赤城山とは対象的だった。 参考アイテム 社山 2007年2月13日 社山 2007年2月3日 社山 2006年1月15日 社山・半月山 2004年2月24日 |
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