★気ままな男の山歩きHOME 山行記録(日付順 ) 山行記録(山域別) 走れ!“忠治”★ sub3-277 白砂山 |
山行日 2006年8月3日 晴れ 単独 コース 野反湖白砂山登山口→地蔵峠(秋山郷方面分岐)→堂岩山→白砂山→堂岩山→地蔵峠→登山口 白馬岳山行を終えて猿倉に戻り、2日目の雨飾山を、と小谷温泉へ向いましたが、道路決壊で通行止め、1日繰り上げての白砂山山行である、4:30野反湖畔の登山口を出発。薄暗い登山道を歩いていると、最近豪雨でもあったのか、登山道が石ころだらけ、道が一段と深くなったようだ。一旦下り、ハンノ木沢の架け替えられた橋を渡り、秋山郷分岐点まで比較的緩やかな道が続く、5:00分岐点着。ここの道標だと、切明、和山と秋山郷の地名が書いてある。案内書や堂岩山の先の八間山の分岐点では、地蔵峠となっているが、表記に一貫性がほしいところ。ここは、登山口から100m弱上がった、標高1608mである。 ※画像は、復路に撮ったものもMIX使用してあります。 登山口付近から野反湖 架け替えられた橋を渡る 地蔵峠、秋山郷(切明、和山)方面分岐 白樺の目立つ道 ここから本格的な山道が始まる。広葉落葉樹の森の若干泥濘んだ道を5分ほど歩くと、尾根に出て、更に7,8分歩くと志賀高原、草津白根山が展望できるポイントがある。シラビソの樹林帯に入り、ガマガエルがノソノソと音もなく歩いている、その数は半端でなかった。樹林の薄いところでは、岩菅山の緩い山頂が、はっきり見えた、これも歩きたい山だ、水場(案内板)着5:55。 枯れ木の間から野反湖を望む シラビソの樹林帯 八間山を望む エビ山(手前)、草津白根山遠望 野反湖も遠く ガマガエルを往路、沢山見かけました 岩菅山遠望 岩菅山をアップで 水場(この奥) ここも、樹林帯の中であるが、若干の展望あり。ここから堂岩山まで、6月の上旬までたっぷり雪の残るところだ。無積雪期は、水のない沢の中を歩いているようで、感じが全く違う。大きなシラビソ(コメツガも混生)がなくなると、緩やかな道となり、東方向に向かって堂岩山2051m山頂に出る(道標なし)、6:19。北東方向になるのかな、目指す白砂山が丁度太陽の位置に近く逆光であった。 山頂から2,3分低い笹の斜面を下ると、八間山の分岐点にさしかかる、6:22。ここの眺望は抜群だ、白砂山までの山並みが一望できる。ここから白砂山までの尾根筋には、中間に2042mのピークがあり、前後10コほど小ピークがあり、起伏に富んでいて、植物の種が多く、春から秋にかけて花々と眺望、秋には紅葉の楽しめるコースである。 表土の流された道 堂岩山から白砂山を撮る 八間山方面分岐 分岐点から目指す白砂山 堂岩山(左)を振り返る 中間のピークと白砂山(奥)、往路 同、復路 稜線近くに転々とピークが 佐武流山遠望 シャクナゲとハイマツの道 佐武流山と白砂山 たっぷり露を含んだ低木に、分岐点から100mも歩かないうちに、下半身ビッショリになってしまった。これもあと一時の辛抱、山並みに花に濡れた手を拭き拭きシャターを、7:30白砂山山頂2139.7m着。三国方面は雲が多く、逆光でもあり、眺望はイマイチ。佐武流山、苗場山方面はバッチリ、鳥甲山は雲の中、浅間〜志賀高原方面はうっすらと、南方向は霞の中、すぐ後に着いた人と白砂山談義、これまた楽し。 白砂山山頂2139.7m 佐武流山、苗場山(右) 苗場山のアップ 佐武流山アップ 八間山〜堂岩山 【見かけた花々】 ノリウツギ オンタデ マルバダケブキ オニアザミ ノコンギク? ニッコウキスゲ ミヤマウツボグサ クルマユリ ハクサンフウロ シシウド、後方は浅間山 アキノキリンソウ ミヤマコウゾリナ 30分ほど休憩して、8:00に折り返す。八間山分岐点9:00、堂岩山9:05、水場9:20、地蔵峠10:08、ハンノ木沢10:25、駐車場10:35着で本日の山行を終えた。総所要時間は、6時間05分であった。予想以上に花数を見たこと、佐武流山から白砂山までの稜線が一望できたこと、予定した本年度のスケジュールからはずれたが、良い山行であった。 |
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