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至仏山

山行日
    2006年5月25日   晴れ  単独

コース
    鳩待峠→小至仏→至仏山→山の鼻→鳩待峠

 はじめにお断りしておきますが、至仏山の登山道は閉鎖中です。
  
       閉鎖中の表示のある鳩待登山口

 一番バスで鳩待に入り、閉鎖中の登山道にためらいはあったが、状態をみて決断、5:15出発する。朝日を受けてダケカンバの林中、至仏山が薄赤く輝く。樹上3,4m上に赤いリボン、夏道は雪の下深く、今日はこれが目印だ。ダケカンバ、シラビソの林中を至仏山、燧ケ岳を眺めながら、悪沢ノ頭目指して、直線をつなぎ合わせたように、踏みあとが残っていた、多分昨日下った靴跡と思うが深くはっきりと。6:30、悪沢ノ頭(?)着。
  
                      林中から至仏山を眺める

  
               燧ケ岳も現れる、ダケカンバとシラビソの森と残雪が美しい

  
       高度が上がると燧ケ岳の左に尾瀬ヶ原が見えてくる、立ちのぼる水蒸気のものすごさ

  
  至仏山とシラビソ、残雪の風景、下手な説明は不用でしょう

  
                    ちょっと上がって、また燧ケ岳の姿を

  
           悪沢の西の斜面、雪原は大きい、燧ケ岳と至仏山


  パノラマで、右に日光連山、皇海山、袈裟丸山を遠望する


   パノラマもう一枚、左から赤城山、上州武尊山、笠ケ岳、至仏山

  
      左から赤城山、上州武尊山                笠ケ岳、右は小笠

  
                  悪沢の頭付近のシラビソの森、燧ケ岳と至仏山

  
                  悪沢の頭付近のシラビソの森、1.5〜2.0mの残雪あり


 悪沢ノ頭(?)から至仏山〜日光連山、皇海山、袈裟丸山

  
悪沢ノ頭(?)から赤城山、上州武尊山、笠ケ岳      悪沢ノ頭(?)から赤城山、上州武尊山

 悪沢ノ頭(?)から雪原(ここが小山沢田代でしょう?)を少し下り、小至仏山20、30m手前から稜線に出る、小至仏山着7:00。至仏山まで見通したところ、夏道を歩けそうなのでアイゼンをはずす。絶景かな絶景、360度のパノラマにヨダレが出そう。
  
                       同付近から、笠ケ岳、尾瀬ヶ原と燧ケ岳

  
 この辺の雪原が小山沢田代かな?            ロープと看板が木に結ばれていた

  
  小至仏山と東斜面                     同斜面から燧ケ岳と尾瀬ヶ原

  
同斜面から上州武尊山、笠ケ岳                  同斜面からヤメ平と皇海山遠望

  
同斜面から、悪沢ノ頭、赤城山、上州武尊山遠望       靴跡の消えた小至仏山20、30m手前から稜線に出る

  
   雪の溶けた斜面にショウジョウバカマが1本咲いていた   小至仏山付近から上州武尊山、笠ケ岳


  小至仏山からパノラマ、日光連山、皇海山、赤城山、上州武尊山、笠ケ岳


  小至仏山からパノラマ、至仏山左手に広がる越後三山、上越の山

  
  小至仏山山頂                        越後三山と至仏山の山頂部


 小至仏山からパノラマ、左から上越の山、越後三山、至仏山

 至仏山との間のピーク付近で少々の残雪、それ以外夏道を辿って至仏山山頂へ、7:35。山頂の寒さを忘れ、この展望に見入る、若干の春霞か西の展望はイマイチだった、8:00アイゼンを再びつけて山頂をあとにする。
  
  鞍部付近から越後三山                  同、小至仏山と笠ケ岳

  
 至仏山山頂                          山頂から燧ケ岳

  
  山頂から越後三山と平ケ岳(右)             山頂から尾瀬ヶ原と燧ケ岳、燧ケ岳の左が会津駒ケ岳

  
  山頂から、越後駒ケ岳、中ノ岳、八海山          山頂から、平ケ岳


            山頂のパノラマ、上越国境の山〜日光連山


    山頂のパノラマ、会津駒ケ岳〜上州武尊山


     山頂のパノラマ、日光連山、皇海山、袈裟丸山、右端が赤城山

 いきなり広々した雪原、はてな道は?  立ち止まって方向を見定める。とりあえず、燧ケ岳方向に、下に露出した木道が見えた、方向は合っていた。木道の間の水溜りには薄氷がはっていた、今朝は氷点下に冷え込んだのだろう。木道は、断続して確認できたが、中間に大きな残雪がある。露出した木道と残雪を歩き、山の鼻を目指し降下する。変化していく尾瀬と周辺の山々は、兎に角素晴らしいの一語である。樹林帯に入り、山の鼻は見えなくなり、踏み跡も消えた、ズレたのかも知れない。目指した方向に、直線的に下り、田代に出た。看板が20mほど南にあったので、多分樹林帯の入り口だろう、方向に間違いはなかったようだ。小川の縁に咲くミズバショウを眺めて、山の鼻着9:05。
  
山頂直下の大きな雪原から赤城山、上州武尊山     燧ケ岳を目指し下る

  
 木道に出た、水溜りは凍っていた             眼下に広がる尾瀬ヶ原と燧ケ岳

  
  景鶴山が山らしく見えてきた                  会津駒ケ岳

  
  平ケ岳                           振り向けば木道と至仏山山頂

  
                       尾瀬ヶ原と燧ケ岳

  
                          尾瀬ヶ原と燧ケ岳

  
     雪どけの進んだ尾瀬ヶ原、樹林帯の手前で山の鼻を見定める

  
                 樹林帯の手前まで下ると大きく眺望が変化する

  
  景鶴山もここから見るとカッコイイ山だ          尾瀬ヶ原に出た、山の鼻まで湿原に踏み込まなければ良いが

  
                  雪どけの進んだ湿原にはミズバショウの花が咲き始めてました

  
                     シラカバの木と至仏山、残雪に映える

  
                  山の鼻付近の田代から燧ケ岳と至仏山

 山荘の方が言っていた、4月24日に入ったときは、のきまで雪があった。今は120cmほど、暖かければ一日に10cmほど下がるとか。10人ほどのハイカーがいたが、残雪にどこへ行こうか、と戸惑っていた。一帯に自生する赤い幼葉の木、何だろう? ビジターセンターで聞いてみた、シウリザクラ、と教えてくれた。鳩待峠まで小グループに沢山会った、ボッカさんにも、送電線工事の方にも、木道を掘り起こす大勢のボランティアの方にも。これから本格的なシーズンに向けて、準備が進んでいるようです。
  
      山の鼻、山荘前で120cmの残雪        山の鼻周辺の森から山荘を撮る

  
        残雪の森は、シウリザクラ(赤い幼葉)とカラマツが芽吹いていた

  
   ボッカさんの通る道                    ボッカさんも小休止

  
                  ここでもミズバショウの花が咲いてました

  
   送電線工事、電柱が折れてました           木道の掘り起こしを行うボランティア

  
    帰りの道を優先させて掘り起こすようです      小学生の団体、オットット、良く滑るんですよと。

 鳩待峠着10:12、総所要時間は、4時間57分だった。日程的には、閉山前に入りたかったが、・・・・・・。すばらしい眺望も閉山中の登山道に立ち入ったことで楽しさ半減、でも雪の残る山、やっぱりいいな。


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