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山行日 2007年12月26日 晴れ 単独 コース 概略図はこちら 足利市小俣町荒倉A点(落合橋)→(荒倉沢)→B点→C点→仙人ケ岳→D点→E点→岩切→荒倉 国土地理院の1/25000地形図に、足利市小俣町荒倉の荒倉沢にかかる落合橋から、荒倉沢に沿って進み仙人ケ岳と前仙人との間で尾根に出て、朝日沢に沿って下り、桐生市菱町5丁目に抜ける山道がある。仙人ケ岳からの下山時2回途中から荒倉沢を利用しているが、今回は登りに使用して帰路は荒倉沢と岩切沢の間の尾根を下る予定である。葉の落ちて見通しの利く時期、あまり人の入らない山域にあえて踏み込むのも楽しみの一つである。 落合橋の所で路肩に駐車し、8:20出発する。人家の敷地を横切るように、荒倉沢の左岸を進む。堰堤を過ぎると踏み跡も途切れ途切れになる。その昔は利用したらしく、3,4ヶ所、橋の骨組みが宙吊りになっていた。沢筋の杉林に点々と残る炭焼きのカマ跡を見ながら、高度を上げていく。 堰堤を過ぎて山間へ 朽ちて骨が宙吊りになった橋 ここも骨だけ 結局危険を回避すべく高巻きをした、水には入りたくない 石垣のような所、右岸すぐ下を通過 ひっそりと野生蘭(サイハイラン) 沢筋両岸とも杉林であるが、昔は落葉樹だったのだろう、炭焼きのカマ跡が点々と 最初の沢の合流点付近から左岸右岸を行ったり来たり、沢巾は徐々に狭くなり水量も減っていく。左岸に小さな滝を見て、しばらく進むと右手からの沢を合せる、右岸にカマ跡あり。ここで、荒倉沢と分かれ右手北側の沢に入る、9:18-9:30。 最初の沢の合流点に石仏あり 徐々に沢巾を狭めていく 左岸に小さな細い滝あり 間もなく炭焼き跡の所で 右手に入り荒倉沢と分かれる、B点 水は涸れ、岩間を歩く 水は、わずか進と涸れ、岩間を歩くと、右岸のちょっと上に大きな穴を見る。鉱石の試掘場所であろうか、ここで沢は分かれるが直進する。次の小さい沢も直進して、杉森の急斜面を抜け、雑木林に突入した。見下ろす辿ってきた沢筋の山並、小休止したいところだが、小木を掴みながら奮闘、結局C点で尾根に出た、10:10。ここから4分ほどで赤雪山の分岐点、10:16仙人ケ岳山頂着。 鉱石の試掘場所であろうか、ここで沢は分かれるが直進する 沢筋には食害にあった杉多数 ここも採掘跡かな 杉森に最後のカマ跡 急登して雑木林に入る 辿ってきた方向を見る 雑木林の急斜面、小木をつかみながら やっと尾根に出た、C点 赤雪山方面の分岐点 仙人ケ岳山頂 薄い雲が多く、山頂から見る日光白根山、袈裟丸山の眺望も今日はイマイチ、ただ一人三角点に腰を降ろし、空腹を満たす、10:35山頂をあとにする。10:46、D点で右手、岩切沢と荒倉沢の間の尾根に入る。 山頂から日光白根山 同、袈裟丸山 D点から荒倉沢と岩切沢の間の尾根に入る、雑木林に元気のない赤松がポツポツと 沢を介して仙人ケ岳 朽ちた倒木が点々と 岩切沢の北の尾根と赤雪山 雑木林の尾根は続く 大きな岩もあった 岩切沢の北の尾根山火事跡のP561と東のP(530) P(530)と東方向の連続する小ピーク 東方向に深高山 岩切沢の北の尾根P511を北に見る P511に南に延びる小尾根目指して下る P511へヤブコギした時渡った橋の脇にでた 雑木の尾根をひっかかりながら、つまづきながら、倒木をよけ高度を下げていく。枝間から北の尾根を眺めながら、現在地をつかむ、今の時期、これができるので安心。P504付近はバカッ広く、シノダケを漕ぐのが一苦労、北の尾根P511を確認しつつ岩切沢のコース目指して降下する、11:45登山道に出る。11:50岩切橋で道路に出て、11:58落合橋に戻り一周を終えた。総所要時間は、3時間38分であった。登りは最後で、ちょっとずれてしまったが、帰路は、常に、北の尾根を見ながら歩けたので、うまくいった。ヤブ歩きも、出会うものはなかったが、結構楽しいものである。 |
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