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行道山・大岩山(足利の山)

山行日
    2008年2月7日   晴れ   単独

コース 概略図はこちら
    葉鹿橋(渡良瀬川河川敷、群馬県側)→月谷町分岐→馬打峠→行道峠分岐→行道峠→浄因寺分岐→行道山
    →大岩山→男坂入口→旧R50出合(五十部町)→鹿島橋南側→葉鹿橋

 冬季の山行は、どうしても短距離になりがちで、これを解消するために計画した。一周、山間部が4km弱、道路が18km強、約22kmのコースである。8:30葉鹿橋の群馬県側の河川敷に駐車して出発、凍結の一部残る道を北北東方向に向かう。赤城山の山頂部には雲がかかっている、風の吹くパターンだ。跨線橋を渡り、交叉点を越え、最近開通した道に入る。ぐるっと囲む山並を背景に、田園風景が広がる。しばらく歩くと、通行止めの赤いポールが並んでいた。道は出来ている様なのでそのまま進むと、重機が真ん前で動いていた、民家の脇を抜け、小道を通り松田川沿いの道に出る。500mほど進と、工事中の道路との合流点に出た。急カーブの多い狭い道も、大分解消されることでしょう。
  
葉鹿橋を出発北へ向かう、群馬県側から撮る           両毛線の跨線橋を渡り

  
 北へ延びる出来たての道を歩く              更に北へ歩くと

  
   まだ工事中であった               ここが合流点となるようだ、右工事中、左松田川沿いの道

 ここから少し進と、松田川の深みがある、大きな鯉を探すと7,8匹いた。昨年の増水時も流されることなく、今も元気である。付近には、カモが20,30羽、シラサギが2羽、小魚が沢山いるのだろう。シラサギで思い出した、4,5日前のこと、我家の狭い池に1mほどあるアオサギがおりて15cmほどに育った金魚をくわえて飛び去って行った。以前猫やイタチ、シラサギにやられたことはあったが、アオサギは初めてだ。見ていた妻は、早速ネットをかぶせて、美観にはかえられない、と言っていた。ちょっと余談が入りましたが、9:48馬打峠への分岐点着。
  
                 松田川には大きな鯉、カモやシラサギが泳いでいた

  
  白菜の上に昨晩うっすら雪が               右折して県道284号線へ

 橋の上から川を覗いていると、散歩中の年輩の男性が声をかけてきた。「どこまで・・・・」、丁度小休止したいところだったので、ルートを説明すると、「夕方になってしまうのでは、・・・」、「2時か3時には着きますよ」、・・・・、話は反れて、次から次へと続いた。車で、通り抜けていくだけで、この道を歩く人なんて、いないんでしょうね。車に注意しながら、凍結部分を避けながら、休憩後のペースアップ、10:14馬打峠着。
  
       桧の先端部にも雪                 木陰は先日の残雪が


    馬打峠、木々の雪を強風が飛ばす、なぜか一点に向かって降り注いでいた

 峠道を強い風が抜けて行く、風が出てきたようだ。面白い現象を見た、木々の雪を強風が飛ばし、なぜか雪の奇跡が、一点に向かって落下している。立止まってちょっと眺めていたが、強弱はあれ、形は変わらなかった。ここから織姫神社と巨石群を結ぶ登山道に入る。桧の森を登りつめ、稜線にでると、先日の雪が所々で残っていた。綿のズボンにスパッツなし、ウオーキングシューズだけで大丈夫かな。11:28、行道峠方面の分岐点に出る。

 ここで右折して、ぐるっと回って浄因寺からのルートを合わせるまで、登山者の少ないところだ。桧の森は尾根に出ると落葉樹の雑木に変わる。残雪は7,8cmに増え、シューズに被ってくる、10:38行道峠着。笹に積もった夕べのさらさらした雪が、ズボンに張付く。もう、こうなったら、仕方ない、気にせずに進むことだ。雑木混じりの人工林に入り、急登する、小木を掴みながら、P434へ。
  
  馬打峠、ここから登山道へ                 尾根筋は先日の雪が残っていた

  
   行道峠はここから右に入る               尾根に出ると、雪が7,8cmあった

  
   行道峠                           笹と楢の林を行く

  
     枝間から松田の街を見ながら進む            P434、一帯は真っ白

 左に曲がり、少し下ると浄因寺からの道を合わせる、11:04。雪を払う、もうこれ以上濡れることはないだろう。緩やかに東方向に登り東屋のある行道山着、11:08−11:23。薄い雲はあるが、赤城山、袈裟丸山、男体山の眺望はあり、浅間山は、かすかに。東側は、岩舟山、三毳山が見える程度。一足遅れて、大岩山方向から男性が到着、両崖山で霧氷を見てきた、と言っていた。仙人ケ岳では、見られるようだが、両崖山では珍しいのでは。
  
 少し下って、浄因寺方面の分岐点            間もなく、ここを上がると行道山442m山頂

  
 山頂の東屋                           山頂から赤城山

  
   袈裟丸山方面                       男体山方面

 行道山を出ると、小さなアップダウンを2,3度して、大岩山山頂に着く、11:33、この間で3人に会う。ここまで来ると残雪は少なく、日差しを浴びて急速に解けているようだった。低木常緑樹の中をジグザグ下って、林道の終点に出る、11:40。尾根伝いに更に下り、道路に出る、11:45。ここで本山行の山道は終わった。舗装道路を歩き、男坂の登山口で12:03、ここから道なりに進み、五十部の住宅街で一本西の通りを歩き、旧競馬場の所で旧R50に出る、12:41。
  
 次のピーク、大岩山417m                 気温が上がり、雪の消えた道を下る

  
   ヤブツバキの花を見て、林道の終点に出る      そのまま尾根伝いに下ると道路に出る

  
          多門道を過ぎた所で、珍しくもないが、タンポポとオオイヌノフグリを撮る

  
   惜しい、五十部の寺の萱葺が大分朽ちていた   五十部交差点から大岩山

 工事中のヘンスに沿って進み、12:50渡良瀬川の土手に出る。北関東道の架橋を正面にサイクリングロードを進み、鹿島橋北端に到着、13:03。赤城山を背景に、清流を見下ろしながら橋を渡り、右岸の土手に出る。クヌギ、ケヤキ、ニセアカシア、カシ、マダケの茂る河川敷を右手に、風を避けながら土手なりの道、やがて河川敷はゴルフ場となり強い風を受けながら進む。一段下の道に下りて見たが、風の強さは変わらなかった。
  
  旧競馬場付近で渡良瀬川の土手へ出て           サイクリングロードを歩く

  
  北関東道の渡良瀬川架橋             そして鹿島橋を渡る

  
  橋の中央から赤城山                   渡良瀬川右岸を歩いて出発点の葉鹿橋へ


                     出発点付近から今日歩いた山並

 大きな弧を描き、北方向に進と、先ほど歩いた山並が見えてくる、出発点の葉鹿橋である、13:35着。約22kmのロードを含む山行を終えた。総所要時間は、5時間05分、ちょっと出しすぎた感じ。次回は、スピードを抑えて、山道を入れて30km前後で計画しよう。


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